11/25 PPTQ「ロンドン」@宮崎市清武文化会館 参加レポ
2018年11月26日 大会レポートPPTQ巡業も最後になるかと思うと寂しいものですね。
実際にはPPTQの代替イベントがくるらしいので、結局元鞘なのではという気もしてますけど。
つーわけでラスト・ミヤザキPPTQに遠征してきました。
例によって前日入りしてノマサ邸闇の儀式に加わるなど。
メンツは俺・ハマダさん・アナンさんという今期抜けれてない停滞トリオ。
抜けてない連中を煽るためだけについてきたちょうせんもいました。
福岡勢と合流してBigRedの隣にあるお好み焼き屋へGO。
ここんとこのPPTQで2連当たりしてたまたま勝っているせいか、福岡勢のユウダイ氏に目をつけられ(?)色々とお話させて頂く。
聞けば世代は三原さんや我等がドンと同じくらいらしい。纏う空気の感じが似ているなとは思っていた。
高校生の頃の三原さんと当たっている記録を見せてもらった。
一時期MTGから離れていたらしく、現在は「PPTQは遠征して酒飲んで、決勝で負けて次の遠征(飲み会)に行くのが板」とのこと。最終的に抜ければいいみたいです、力強い。
食事を終えたら福岡勢が「上納品」と称して持ち込んだ缶ビールを片手に延々とノマサ邸スパーリング。最初はハマダさんとやってたんですが、すぐにユウダイさんと交代。イゼットフェニックスとジェスカイコントロールで延々と調整し、サイドボードのカードやキャントリップの取捨選択について議論を交わす。
ジャッジのワダさんは勿論早めに就寝し、その他のメンツも続々と雑魚寝ダウンしていく中サイドも込みで朝の4時くらいまで黙々と続けてました。
MTG体力が俺と同じくらいある人初めて見たな。
ちなみに、適当に毛布引っかぶって寝るだけの人がほとんどな中ちょうせんだけはちゃっかり布団もマットレスも確保して一番広いスペースで寝てました。なんだこいつ。
ビール次々空けながら日が昇りだすような時間になってもお互い割と意識もはっきりで色々と議論を交わしており、もう少しできそうじゃん?って感じでしたが流石に睡眠時間が3時間切るのはアレだし、さっきから横でうつらうつらしつつも目覚めては真剣に意見交換に参加しようしてその都度ダウンしてゆくハマダさんがあまりにも気の毒だったので、俺から提案する形で4:30頃就寝。ユウダイさんは残念そうでしたが。
8:30くらいには気持ちよく起床。宮崎の朝はあったかいですねえ。
ていうかテーブルの上の空き缶の量見て我ながら呆れました。
どうりで酒臭いわけですね。
そんなこんなで結構グロッキー気味な人含めて心配はありましたが、肝心のPPTQは無事開催。
参加者は22名のスイス5回戦+SE3回戦。
デッキはアゾールでも地図でもドレイクでもない、初志貫徹のジェスカイサカイオリジン(言いたいだけ)。
張り切っていってみよう。
【戦績】
R1 ターボフォグ ○-×-○
実際に当たるのは初めてだ。相性はいいです。
G1 お相手ダブマリから。マナ加速全部カウンターしてテフェリーで勝ち。
G2 ≪殺戮の暴君≫筆頭に次々でてくるサイドクリーチャーを≪つぶやく神秘家≫でおしとどめるがこっちのアド源が通らず負け。
G3 ≪軍勢の戦親分≫でほぼ3キル。
R2 ゴルガリミッドレンジ ×-○-×
宮崎勢との連続マッチ。
G1 ≪殺戮の暴君≫に≪絶滅の星≫で対応するも、すぐに≪採取≫で回収されて負け。
G2 序盤から≪再燃するフェニックス≫を連打して速攻。≪ヴラスカの侮辱≫飛んでくる前に強引に勝ち。
G3 ≪つぶやく神秘家≫から押され気味盤面を解消しにいくも、やはり≪殺戮の暴君≫に詰められジリ貧。ライフがもたずやむなく≪封じ込め≫ていた≪貪欲なチュパカブラ≫を≪打ち壊すブロントドン≫から取り返されてトランプル貫通を耐え切れず負け。
R3 ジェスカイコントロール(サクラバルさん) ○-○
ほんと宮崎勢としか当たらんな。
所謂「地図ミゼット」型でした。
G1 ドローゴーしつつ、お相手の≪薬術師の眼識≫だけはきっちり≪中略≫して手札を整えさせないように立ち回る。お相手が準備万端の手札になるまで我慢してそうな雰囲気だったので、カウンター構えながらこちらのミゼットで先に仕掛ける。ミゼットは≪裁きの一撃≫されるが、返しのお相手のテフェリーをこちらのテフェリーで返したところで除去だらけハンドだったらしくここで投了。
G2 ≪軍勢の戦親分≫ゲーで勝ち。
R4 ジェスカイコントロール(シミズさん) ○-○
宮崎勢としか(ry
今度は≪アゾールの門口≫型ジェスカイ。
G1 R3と同様、あちらのドローは邪魔しつつがっつり土地を伸ばしこちらからミゼットで先に仕掛ける。返しのテフェリー絡みのカウンター合戦でアドを取り、返しはこちらのテフェリーと≪つぶやく神秘家≫を同時に展開。
あとはだらだら鳥トークン増やして勝手に勝ち。
G2 ≪軍勢の戦親分≫ゲーで勝ち。
R5 ID
予選3-1-1の5位抜。
【SE】
SE1 セレズニアトークン ○-×-×
いやな予感。
G1 お相手の引きがぬるくてぜんぜんクロック出てこない。2体の≪つぶやく神秘家≫でだらだらして勝ち。
G2 ≪アダントの尖兵≫にアグレッシブに殴られる。ツモが全体的にイマイチで、アド源引けずジリ貧。最後は≪不滅の太陽≫に押しつぶされて負け。
G3 ≪アダントの尖兵≫に殴られるスタートから≪薬術師の眼識≫でガンガン引きにいくも、次々新しい眼識と土地が降ってくるだけで永遠に除去を引けない。対照的にお相手のツモは強く、≪ベナリア史≫⇒≪暴君の敵対者、アジャニ≫⇒≪ビビアン・リード≫と連打。対応できたのはアジャニまでで、後はマグロ。無限の土地抱えて負け。
【結果】
SE1没。
今シーズン勝ち切れねえなあ。
なーにがいけないんだか。
GP静岡も自信はまったくもってありませんが、やる気だけは満ち溢れています。
実績に反映される時はいつになるのやら。
ではまた次回。
実際にはPPTQの代替イベントがくるらしいので、結局元鞘なのではという気もしてますけど。
つーわけでラスト・ミヤザキPPTQに遠征してきました。
例によって前日入りしてノマサ邸闇の儀式に加わるなど。
メンツは俺・ハマダさん・アナンさんという今期抜けれてない停滞トリオ。
抜けてない連中を煽るためだけについてきたちょうせんもいました。
福岡勢と合流してBigRedの隣にあるお好み焼き屋へGO。
ここんとこのPPTQで2連当たりしてたまたま勝っているせいか、福岡勢のユウダイ氏に目をつけられ(?)色々とお話させて頂く。
聞けば世代は三原さんや我等がドンと同じくらいらしい。纏う空気の感じが似ているなとは思っていた。
高校生の頃の三原さんと当たっている記録を見せてもらった。
一時期MTGから離れていたらしく、現在は「PPTQは遠征して酒飲んで、決勝で負けて次の遠征(飲み会)に行くのが板」とのこと。最終的に抜ければいいみたいです、力強い。
食事を終えたら福岡勢が「上納品」と称して持ち込んだ缶ビールを片手に延々とノマサ邸スパーリング。最初はハマダさんとやってたんですが、すぐにユウダイさんと交代。イゼットフェニックスとジェスカイコントロールで延々と調整し、サイドボードのカードやキャントリップの取捨選択について議論を交わす。
ジャッジのワダさんは勿論早めに就寝し、その他のメンツも続々と雑魚寝ダウンしていく中サイドも込みで朝の4時くらいまで黙々と続けてました。
MTG体力が俺と同じくらいある人初めて見たな。
ちなみに、適当に毛布引っかぶって寝るだけの人がほとんどな中ちょうせんだけはちゃっかり布団もマットレスも確保して一番広いスペースで寝てました。なんだこいつ。
ビール次々空けながら日が昇りだすような時間になってもお互い割と意識もはっきりで色々と議論を交わしており、もう少しできそうじゃん?って感じでしたが流石に睡眠時間が3時間切るのはアレだし、さっきから横でうつらうつらしつつも目覚めては真剣に意見交換に参加しようしてその都度ダウンしてゆくハマダさんがあまりにも気の毒だったので、俺から提案する形で4:30頃就寝。ユウダイさんは残念そうでしたが。
8:30くらいには気持ちよく起床。宮崎の朝はあったかいですねえ。
ていうかテーブルの上の空き缶の量見て我ながら呆れました。
どうりで酒臭いわけですね。
そんなこんなで結構グロッキー気味な人含めて心配はありましたが、肝心のPPTQは無事開催。
参加者は22名のスイス5回戦+SE3回戦。
デッキはアゾールでも地図でもドレイクでもない、初志貫徹のジェスカイサカイオリジン(言いたいだけ)。
張り切っていってみよう。
【戦績】
R1 ターボフォグ ○-×-○
実際に当たるのは初めてだ。相性はいいです。
G1 お相手ダブマリから。マナ加速全部カウンターしてテフェリーで勝ち。
G2 ≪殺戮の暴君≫筆頭に次々でてくるサイドクリーチャーを≪つぶやく神秘家≫でおしとどめるがこっちのアド源が通らず負け。
G3 ≪軍勢の戦親分≫でほぼ3キル。
R2 ゴルガリミッドレンジ ×-○-×
宮崎勢との連続マッチ。
G1 ≪殺戮の暴君≫に≪絶滅の星≫で対応するも、すぐに≪採取≫で回収されて負け。
G2 序盤から≪再燃するフェニックス≫を連打して速攻。≪ヴラスカの侮辱≫飛んでくる前に強引に勝ち。
G3 ≪つぶやく神秘家≫から押され気味盤面を解消しにいくも、やはり≪殺戮の暴君≫に詰められジリ貧。ライフがもたずやむなく≪封じ込め≫ていた≪貪欲なチュパカブラ≫を≪打ち壊すブロントドン≫から取り返されてトランプル貫通を耐え切れず負け。
R3 ジェスカイコントロール(サクラバルさん) ○-○
ほんと宮崎勢としか当たらんな。
所謂「地図ミゼット」型でした。
G1 ドローゴーしつつ、お相手の≪薬術師の眼識≫だけはきっちり≪中略≫して手札を整えさせないように立ち回る。お相手が準備万端の手札になるまで我慢してそうな雰囲気だったので、カウンター構えながらこちらのミゼットで先に仕掛ける。ミゼットは≪裁きの一撃≫されるが、返しのお相手のテフェリーをこちらのテフェリーで返したところで除去だらけハンドだったらしくここで投了。
G2 ≪軍勢の戦親分≫ゲーで勝ち。
R4 ジェスカイコントロール(シミズさん) ○-○
宮崎勢としか(ry
今度は≪アゾールの門口≫型ジェスカイ。
G1 R3と同様、あちらのドローは邪魔しつつがっつり土地を伸ばしこちらからミゼットで先に仕掛ける。返しのテフェリー絡みのカウンター合戦でアドを取り、返しはこちらのテフェリーと≪つぶやく神秘家≫を同時に展開。
あとはだらだら鳥トークン増やして勝手に勝ち。
シミズさん「よっしゃこれしかねえ!≪苦悩火≫、X=10!!!」
俺(あれ?俺ライフ20あるよね?)
シミズさん「スタックで≪発展≫!≪苦悩火≫をコピー!!!」
俺「それマナコスト4以下しかコピーできねっす」
シミズさん「えっ!?負けました・・・」
G2 ≪軍勢の戦親分≫ゲーで勝ち。
R5 ID
予選3-1-1の5位抜。
【SE】
SE1 セレズニアトークン ○-×-×
いやな予感。
G1 お相手の引きがぬるくてぜんぜんクロック出てこない。2体の≪つぶやく神秘家≫でだらだらして勝ち。
G2 ≪アダントの尖兵≫にアグレッシブに殴られる。ツモが全体的にイマイチで、アド源引けずジリ貧。最後は≪不滅の太陽≫に押しつぶされて負け。
G3 ≪アダントの尖兵≫に殴られるスタートから≪薬術師の眼識≫でガンガン引きにいくも、次々新しい眼識と土地が降ってくるだけで永遠に除去を引けない。対照的にお相手のツモは強く、≪ベナリア史≫⇒≪暴君の敵対者、アジャニ≫⇒≪ビビアン・リード≫と連打。対応できたのはアジャニまでで、後はマグロ。無限の土地抱えて負け。
【結果】
SE1没。
今シーズン勝ち切れねえなあ。
なーにがいけないんだか。
GP静岡も自信はまったくもってありませんが、やる気だけは満ち溢れています。
実績に反映される時はいつになるのやら。
ではまた次回。
11/17-18 PPTQ「ロンドン」@カードプレイス大分店⇒ホルトホール大分
2018年11月19日 大会レポート地元PPTQ連戦。
実りある大会だったかといえばそうでもないので、さくっといきます。
使用デッキはどちらもアゾールジェスカイ。
最近のメタゲーム傾向から、
①青白ベースで≪封じ込め≫≪残骸の漂着≫を安定して撃てる
②テフェリー以外の勝ち筋の軸が通常のデッキと大きくずれている(理想はノンクリーチャー)
の2点を満たすジェスカイコントロールを模索しており、これもその一環。
・11/17(土)
参加者は26名のスイス5回戦+SE3回戦。
R1 セレズニアトークン(クロダさん) ×-○-△
話題の白緑。
レシピの個人差が激しいので、正確な検討ができていないデッキのひとつ。
G1 カウンターハンドをキープしたらアドバンテージ源をツモれず、≪ベナリア史≫を中心にビートくらい序盤から結構ライフが詰まる。≪轟音のクラリオン≫からたて直しを図るが流すたびに≪不和のトロスターニ≫がでてくるおかげでイマイチ攻勢に転じきれない。
≪アゾールの門口≫も≪議事会の裁き≫や≪ビビアン・リード≫に割られ、テフェリーもバウンスとして使わざるを得ず定着しない、最後はトークンに押し切られて負け。ここまででおよそ30分ほど使った。
G2 クロダさんがマナスクして勝ち。
G3 ほぼG1と似たような展開。gdgdしてEXターン入って、最後は俺が無駄にしっかり≪残骸の漂着≫ツモってて引き分け。おいしくはない。
R2 イゼットスペル(アナンさん) ○-○
アナンさんがようやく重い腰を上げて作ったデッキはやはりぶん回し系(?)だった。
デッキの構造をキチンと把握できていたのは大きい。
G1 先手。≪ゴブリンの電術師≫スタートを≪轟音のクラリオン≫をピン除去として使って咎めるスタート、クロックを適宜いなしてアゾールが変身して勝ち。
G2 後手。ゲーム的にはほぼ同じ展開。≪パルン、ニヴ=ミゼット≫だされるも、テフェリーでバウンスしてテンポ稼ぎ。
プレッシャーかかるクロックが広がる前にアゾール変身させて勝ち。
やはり白ベースにするとクリーチャーデッキへの優位がかなり明確だ。
ブン回りがなかったのも大きいね。
R3 赤単(オキタさん) ○-○
赤単との相性差は白ベース赤ベースでもそこまで変わる気はしないが。
今回はメインに≪否認≫もあるため、いずれにせよ極端な不利は感じない。
G1 後手。2T目に≪宝物の地図≫出され、クロックには適宜対処していくもののアド面で追いすがられてしぶとい展開に。≪実験の狂乱≫を二度貼られて冷えるも、盤面むちゃくちゃになる前にテフェリーをバウンスに使って無理やり対処。ライフを詰められていたので、ぶっぱしたい衝動を抑え丁寧にカウンター構えつつアゾールからX火力撃てるようになるまで体制整えて勝ち。
G2 後手。サイドから増量したであろう3T目の≪宝物の地図≫を今度は≪否認≫して、クラリオンからのテフェリーでマウント。ゆったり奥義決めて勝ち。
R4 ゴルガリミッドレンジ(アリさん) ×-×
うげぇ。IDできるとこであたりたかったな。
G1 後手。先手2T目に≪アルゲールの断血≫置かれて台パンもの。≪殺戮の暴君≫はでてきこそしたものの、俺が≪残骸の漂着≫持ってる読みで永遠に殴ってこない。持ってるけど(半ギレ)。
このへんも流石というべきか、適宜クロックを追加しながらも断血のペイライフは≪発展+発破≫に咎められない程度に抑えたうえで≪ヴラスカの侮辱≫を自分のクリーチャーに撃てるように構えてケアしてくる。最後はしゃーなく漂着を撃たされて暴君パンチに負け。
G2 先手。土地2キープのマナスクで負け。まあこういうこともある。
R5 グリクシスミッドレンジ(ヤマサキさん) ○-○
マジフェスでも当たった、饒舌な御方。
色々と楽しくプレイさせて頂きました。
G1 先手。≪アゾールの門口≫を早期に置いて、土地の伸ばしあいからにらみ合いへ。こちらの仕掛けるタイミングを伺っていたら、≪思考消去≫で向こうから仕掛けてきたので、すかさず≪発展≫でコピー。実は除去だらけハンドだったことがわかり、≪ヴラスカの侮辱≫を落としてハンデスを自体はカウンター。
これの返しにテフェリーという一連の流れまでで投了。
G2 ≪正気泥棒≫プランに切り替えられるが、残しておいた≪封じ込め≫で対処。2体目がでてきてこれは流石にと冷えるも、お相手がマナスク。これに漬け込む形でテフェリーとフェニックスを定着させて勝ち。
総合3-1-1の予選5位抜け。
SE1 青単 ×-○ー×
聞けばちょうせんの後輩らしい。
メインの相性はよくないが、こちらがクリティカルなサイドカードが多いのに対し、あちらの回答がカウンターか速度勝負しかないのでサイドから取り返そうといった具合のゲームプラン。
G1 後手。3T目から≪執着的探訪≫で殴りに来る展開に、除去を小出しにしてカウンターを誘いラスゴへ繋げるプラン。後手が祟って探訪で3枚引かれてしまったのに対しこちらはアド源を引き込めず、クラリオンこそ無理やり通して流すものの、後の≪大嵐のジン≫が止まらず負け。
G2 先手。クロックが鈍いうちに≪再燃するフェニックス≫でこちらから仕掛ける。≪排斥する魔道士≫でバウンスされるが、ライフが詰まっていなければテンポだけで負けることはない。≪黎明をもたらす者ライラ≫も追加してサイズ勝ち。
G3 後手。探訪込み5点クロックが並び、こちらの≪残骸の漂着≫をカウンターしてからの≪大嵐のジン≫を二体フルタップで並べてきたので、返しは≪轟音のクラリオン≫+≪発展≫の全体6点火力で一掃。あちらのハンドが0になったので、後は抱えていたフェニックスでマウントで勝ち!と思いきやお相手のトップは3体目の≪大嵐のジン≫。まじかよ。
フェニックスで止めにかかるが、やはりトップから降ってくる≪排斥する魔道士≫や≪潜水≫で適宜こっちの捌きをかわしてくる一方、俺は4枚積みの≪封じ込め≫も≪薬術師の眼識≫も引けず負け。
【結果】
SE1没
流れはよかったからいけると思ったんだが・・・。
・11/18(日)
翌日はホルトホールでの開催。
参加者は少し減って22名?だっけ?
とりあえず今回もスイス5回戦+SE3回戦。
デッキも同じです。
【戦績】
R1 ボロスアグロ(レイジさん) ○-×-○
最近twitterで見てないですがお元気そうで何より。
相性はまあまあ。
G1 後手。クラリオンを頼りにカウンターハンドをキープしたら≪軍団の上陸≫スタートからで厳しいゲームになるかと思ったが、3-4T目の動きが≪ベナリア史≫連打だったためたまたまカウンターが噛み合ってクロック大幅減速。
テフェリーでマウントとって勝ち。
G2 後手。≪アダントの尖兵≫を≪封じ込め≫するもすぐにお代わり。≪実験の狂乱≫こそ≪呪文貫き≫で弾くが≪軍団の上陸≫も変身してジリ貧のまま負け。
G3 先手。押し込みを無理やり≪残骸の漂着≫でかわしてテフェリー定着させて勝ちだったと思う。
R2 ジェスカイミッドレンジ ○-×-×
G1 ≪ゴブリンのクレーター堀り≫を見て≪アゾールの門口≫出しにくくなるも、その後ほぼ何もでてこなくてテフェリーだけで勝ち。
G2 マナスク。ある程度アグロなカード選択だけ把握して投了。
G3 テフェリー合戦。こっちのカウンターがちょい薄くて一度お相手のテフェリーにこっちのテフェリーバウンスされて以後はほぼ全部パーミッションされて負け。やたらカウンター入ってたな。
R3 ゴルガリミッドレンジ ×-○-×
G1 除去なしのハンドキープしたのが祟って、4/3の≪翡翠光のレインジャー≫に4パンもらってしまい、流した後の≪殺戮の暴君≫ワンパンで負け。
G2 ≪アルゲールの断血≫のペイライフを≪発展+発破≫連打で咎めて勝ち。
G3 クラリオンや≪絶滅の星≫で「次のターンあたりで流そうかなー」と考えながらGoすると毎回≪真夜中の死神≫が現れてぐぬぬってなる展開に。イマイチラスゴで盤面掌握しきれず、結局たくさん引かれて暴君で負け。
うーん、どうも大事なとこで勝ちきれない感。
R4 バントミッドレンジ(雪さん) ○-○
無理やり青タッチで、ほぼ否認とテフェリーのためらしい。
G1 雪さんダブマリ。テフェリーで勝ち。
G2 天使軍団と秋の騎士にぺちぺちされつつ、≪ビビアン・リード≫出されるも概ね≪再燃するフェニックス≫だけで解決して勝ち。
R5 赤単(ハマダさん) ○-○
ハマダさんの赤単は最初からサイド後みたいな感じになってるんだよね。
G1 序盤の猛攻と、メインの≪火の血脈、サルカン≫に押し込まれライフ1となるが、ここからテフェリーと怒涛のインサイト連打でハンドを荒稼ぎ。ハマダさんのハンド0からの≪ゴブリンの鎖回し≫2連トップデッキすらかわして≪火による戦い≫キッカーを≪発展≫でコピーして本体20点で勝ち。
G2 サイド後は打って変わってハマダさんが序盤で息切れ。5T目のテフェリー+≪封じ込め≫のダブルアクションで捌ききり、ライラが降臨して勝ち。
【結果】
3-2(10位)
はい。
こんな感じでダメダメでした。
来週の宮崎もがんばります。
ではまた次回。
11/11 PPTQ『ロンドン』@メディアランド鹿児島 トレカの店
2018年11月12日 大会レポート鹿児島にいくのは1年ぶり、今シーズン2本目のPPTQ参加。
トレカの店さんはここしばらくPPTQを開催してらっしゃらなかったようだが、今シーズンより再開。もっとも、そのPPTQ制度が終わりになってしまうわけだが。
今回はみそさんとわふさんが同道。
昨年同様、前日の夕方から大分を発ちBigredにお邪魔して深夜までやんややんやマジック三昧。ご丁寧にpauperの大会まで開催しており充実の夜に。
スタンダードの意見交換や、pauperのデッキ解説をしたりと有意義な時間を過ごす。
日付の変わる寸前まで延々とマジックしてたわけだが、傍から見ると俺とわふさんのスパーリングはテンポが速すぎるらしい。そうでもなくない?
いつものノマサ邸雑魚寝から、翌朝8時より出発し無事鹿児島着。
前回鹿児島に伺ったときは公民館だったので、店舗にお邪魔するのは初めて。
純然たるホビーショップって感じでした。
参加者は少なめの13名、スイス5回戦+SE2回戦。
デッキは方向性を少し変えて≪アゾールの門口≫型ジェスカイ。
はりきっていってみよう。
【戦績】
R1 BYE
はい。
R2 グリスクシスミッドレンジ ○-×-×
お相手は鹿児島のレベル1ジャッジ、村田氏。
G1 先手。2T目≪アゾールの門口≫がストレートに変身して勝ち。
G2 後手。ピン除去ツモれず3T目の≪風雲船長ラネリー≫に延々パンチされ、浮いた宝物から全力≪苦悩火≫されて負け。
G3 先手。≪魔術遠眼鏡≫でハンド覗いたらなんと≪再利用の賢者≫が二枚。緑の土地はないがラネリーや≪宝物の地図≫で捻出するらしい。例によって打消しも除去もイマイチツモるタイミングがよろしくなく、≪イクサランの束縛≫をラネリーに当てていくも当然賢者にバシバシ割られる。
テフェリーも眼識も一枚も引けずアドに乏しい、最後までジリ貧負け。
R3 白単t赤(わふさん) ×-×
いつもの。
昨夜散々スパーリングしたところの感触は6割方有利。こっちのラスと≪アダントの尖兵≫でマウントとりあうゲームになりがち。
G1 ≪封じ込め≫と≪轟音のクラリオン≫でキープするも、≪アダントの尖兵≫3連打されて死亡。
G2 序盤の押し込みをクラリオンで耐えて≪黎明をもたらす者ライラ≫で反撃するが、多分トップされた≪火による戦い≫で返し即除去。≪正義の模範、オレリア≫に適度にボコされながらも回答探すがやはりテフェリーor眼識を永遠に引けずジリ貧。ライフが5になってようやくこいつらを固め引いて、≪実験の狂乱≫でむちゃくちゃになった盤面をアドにモノ言わせてどうにかこうにか更地までもっていく。もう一枚のライラを求めてライブラリを残り2枚になるまで掘り進めるが、ライラはしっかりとボトムに居座っていた。最後は速攻連打されて負け。
Bye明け2敗で悲しみの目無し。
まあポイント目当てに最後まで。
R4 ジェスカイコントロール(コダマさん) ○-○
宮崎勢との対戦。
なんかミラーするの久々な気がするな。
G1 壮絶に土地を置きあった後、≪希望の夜明け≫&テフェリー&ラルとフィニッシャー全部対処しきったのでお相手投了。
G2 序盤に≪軍勢の戦親分≫が通って勝ち。
R5 ゴルガリミッドレンジ ○-×-○
地元勢の方。
≪ラノワールのエルフ≫に≪殺戮の暴君≫・≪真夜中の死神≫メイン採用のメジャーなタイプのゴルガリ。
G1 ≪アゾールの門口≫をストレートに変身させて勝ち。
G2 ラノエルスタートのお相手を≪魔術遠眼鏡≫でハンドを拝見すると、ほぼ土地と≪殺戮の暴君≫というハンド。回答を引きには行くが、たどり着かず暴君だけに負け。
G3 ≪アゾールの門口≫をストレートに変身(ry
【結果】
3-2
最近どうも「負けると目無し」ラインでの勝負弱さが目立つっすね。
SEの間暇なので、昨年同様路面電車に揺られて銭湯でゆったり。
そして就寝・・・!無料の仮眠スペース・・・!
優勝はわふさん、準優勝はみそさんと大分勢が掻っ攫っていった大会になりました。俺は不貞寝してました。
RPTQ遠征の際わふさんが異境にて迷子にならないよう僕も抜ける必要があるみたいです。
来週からまたがんばります。
ではまた次回。自戒。
トレカの店さんはここしばらくPPTQを開催してらっしゃらなかったようだが、今シーズンより再開。もっとも、そのPPTQ制度が終わりになってしまうわけだが。
今回はみそさんとわふさんが同道。
昨年同様、前日の夕方から大分を発ちBigredにお邪魔して深夜までやんややんやマジック三昧。ご丁寧にpauperの大会まで開催しており充実の夜に。
スタンダードの意見交換や、pauperのデッキ解説をしたりと有意義な時間を過ごす。
日付の変わる寸前まで延々とマジックしてたわけだが、傍から見ると俺とわふさんのスパーリングはテンポが速すぎるらしい。そうでもなくない?
いつものノマサ邸雑魚寝から、翌朝8時より出発し無事鹿児島着。
前回鹿児島に伺ったときは公民館だったので、店舗にお邪魔するのは初めて。
純然たるホビーショップって感じでした。
参加者は少なめの13名、スイス5回戦+SE2回戦。
デッキは方向性を少し変えて≪アゾールの門口≫型ジェスカイ。
はりきっていってみよう。
【戦績】
R1 BYE
はい。
R2 グリスクシスミッドレンジ ○-×-×
お相手は鹿児島のレベル1ジャッジ、村田氏。
村田さん「いつも記事参考にさせてもらってますよ」
俺「ありがとうございますー、あんまり参考にして頂くほどメジャーな内容取り扱ってないですけど(笑)」
村田「いやいや、ノソノスキー先生の記事よりは・・・」
(周囲失笑)
俺(あれぇ、のそのさんの扱い地元だと結構雑・・・?)
G1 先手。2T目≪アゾールの門口≫がストレートに変身して勝ち。
G2 後手。ピン除去ツモれず3T目の≪風雲船長ラネリー≫に延々パンチされ、浮いた宝物から全力≪苦悩火≫されて負け。
G3 先手。≪魔術遠眼鏡≫でハンド覗いたらなんと≪再利用の賢者≫が二枚。緑の土地はないがラネリーや≪宝物の地図≫で捻出するらしい。例によって打消しも除去もイマイチツモるタイミングがよろしくなく、≪イクサランの束縛≫をラネリーに当てていくも当然賢者にバシバシ割られる。
テフェリーも眼識も一枚も引けずアドに乏しい、最後までジリ貧負け。
R3 白単t赤(わふさん) ×-×
いつもの。
俺「ダイスは?」
わふ「小さいほう!」
俺「勝ち、先手で」
わふ「はい」
昨夜散々スパーリングしたところの感触は6割方有利。こっちのラスと≪アダントの尖兵≫でマウントとりあうゲームになりがち。
G1 ≪封じ込め≫と≪轟音のクラリオン≫でキープするも、≪アダントの尖兵≫3連打されて死亡。
G2 序盤の押し込みをクラリオンで耐えて≪黎明をもたらす者ライラ≫で反撃するが、多分トップされた≪火による戦い≫で返し即除去。≪正義の模範、オレリア≫に適度にボコされながらも回答探すがやはりテフェリーor眼識を永遠に引けずジリ貧。ライフが5になってようやくこいつらを固め引いて、≪実験の狂乱≫でむちゃくちゃになった盤面をアドにモノ言わせてどうにかこうにか更地までもっていく。もう一枚のライラを求めてライブラリを残り2枚になるまで掘り進めるが、ライラはしっかりとボトムに居座っていた。最後は速攻連打されて負け。
Bye明け2敗で悲しみの目無し。
まあポイント目当てに最後まで。
R4 ジェスカイコントロール(コダマさん) ○-○
宮崎勢との対戦。
なんかミラーするの久々な気がするな。
G1 壮絶に土地を置きあった後、≪希望の夜明け≫&テフェリー&ラルとフィニッシャー全部対処しきったのでお相手投了。
G2 序盤に≪軍勢の戦親分≫が通って勝ち。
R5 ゴルガリミッドレンジ ○-×-○
地元勢の方。
≪ラノワールのエルフ≫に≪殺戮の暴君≫・≪真夜中の死神≫メイン採用のメジャーなタイプのゴルガリ。
G1 ≪アゾールの門口≫をストレートに変身させて勝ち。
G2 ラノエルスタートのお相手を≪魔術遠眼鏡≫でハンドを拝見すると、ほぼ土地と≪殺戮の暴君≫というハンド。回答を引きには行くが、たどり着かず暴君だけに負け。
G3 ≪アゾールの門口≫をストレートに変身(ry
【結果】
3-2
最近どうも「負けると目無し」ラインでの勝負弱さが目立つっすね。
SEの間暇なので、昨年同様路面電車に揺られて銭湯でゆったり。
そして就寝・・・!無料の仮眠スペース・・・!
優勝はわふさん、準優勝はみそさんと大分勢が掻っ攫っていった大会になりました。俺は不貞寝してました。
RPTQ遠征の際わふさんが異境にて迷子にならないよう僕も抜ける必要があるみたいです。
来週からまたがんばります。
ではまた次回。自戒。
第10回 pauper デッキ・ピックアップ 『赤単バーン』
2018年11月8日 デッキ・ピックアップpauperはいいぞ。
今回もやっていきましょう、デッキピックアップのお時間です。
ご紹介するのは第15回コウノトリ杯優勝、わふさんの赤単バーンです。
早速リストから見ていきましょうか。
【土地 18】
山 14
忘れられた洞窟 4
【クリーチャー 8】
熱錬金術師4
火付け射手4
【呪文 34】
溶岩の撃ち込み 4
稲妻 4
稲妻の連鎖 4
裂け目の稲妻 4
針落とし 4
炎の突き 1
焼尽の猛火 4
マグマの噴流 1
火炎波 4
貫かれた心臓の呪い 4
【サイドボード 15】
灰の殉教者 4
紅蓮破 3
粉々4
溶鉄の雨 3
鋭い痛み 1
●『赤単バーン』はどんなデッキ?
ただただライフ20点を焼き尽くすのみ。
・・・とまあデッキ名からわかる通りあまりにもシンプルすぎる戦略、一点突破の赤というカラーパイの権化なデッキです。
基本的に火力呪文が充実しているカードプールの広いフォーマットにおいて、バーンという戦略は基本的によく成立しておりかつ愛好家の多いアーキタイプであることは周知の通りですが、ことpauperにおいてはTier上位デッキとして名を連ねることの多いデッキです。
それは何故なのか?
理由はこれまた単純、「個々のカードパワーが高いから」 の一言につきます。
具体的には、≪火炎破≫や≪焼尽の猛火≫を筆頭にした非常にダメージ効率に優れた火力スペルが多く採用できるデッキです。
レガシーで組めるバーンデッキと遜色ないレベルといっても過言ではないでしょう。
Fireblast / 火炎破 (4)(赤)(赤)
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、山(Mountain)を2つ生け贄に捧げることを選んでもよい。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炎破はそれに4点のダメージを与える。
Searing Blaze / 焼尽の猛火 (赤)(赤)
インスタント
プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体と、そのプレイヤーかプレインズウォーカーのコントローラーがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。焼尽の猛火はそのプレイヤーかプレインズウォーカーに1点、そのクリーチャーに1点のダメージを与える。
上陸 ― このターン、土地があなたのコントロール下で戦場に出ているなら、代わりに焼尽の猛火はそのプレイヤーかプレインズウォーカーに3点、そのクリーチャーに3点のダメージを与える。
それぞれの採用カードについて、そしてpauperならではの構築については後述。
●注目のカード
近年に至るまでpauperのバーンデッキはレガシーのそれと同じように、単純なバーンスペルと一部の継続的なダメージソースを置くデッキが主流でクリーチャーカードを多く採用する例は稀でした。
しかし「破滅の刻」参入以降の環境では、≪熱錬金術師≫と≪火付け射手≫という2種のダメージソースを搭載するのが一般的な構築となっており、pauperのバーンにデッキにおける特徴だといえるでしょう。
Thermo-Alchemist / 熱錬金術師 (1)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
防衛
(T):熱錬金術師は各対戦相手にそれぞれ1点のダメージを与える。
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、熱錬金術師をアンタップする。
0/3
Firebrand Archer / 火付け射手 (1)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) 射手(Archer)
あなたがクリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、火付け射手は各対戦相手にそれぞれ1点のダメージを与える。
2/1
どちらも火力呪文に+1点を継続的に積み重ねるため、軽量な火力呪文を連打するデッキの性質とマッチする優秀なダメージクロックです。能力の及ぶ範囲・即効性・P/T等で微妙な差異があるので、使用するにもされるにも注意しておきたいですね。
また、やや方向性はずれますが同じく継続的なクロックとして≪貫かれた心臓の呪い≫もフル投入されることがほとんどです。
Curse of the Pierced Heart / 貫かれた心臓の呪い (1)(赤)
エンチャント — オーラ(Aura) 呪い(Curse)
エンチャント(プレイヤー)
エンチャントされているプレイヤーのアップキープの開始時に、貫かれた心臓の呪いはそのプレイヤーかそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカーに1点のダメージを与える。
先に紹介したクリーチャー2種に比べると即効性と爆発力に劣りますが、除去されにくいエンチャントであり重ね貼りが有効であり、かつ他のバーンスペルがなくてもクロックを刻めるという点においては手札の息切れの起こりやすいバーンにとっては地味ながらも重要なカードです。
他にpauperならではのカードとしては≪針落とし≫の存在が挙げられるでしょう。
Needle Drop / 針落とし (赤)
インスタント
このターンにダメージを与えられたクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。針落としはそれに1点のダメージを与える。
カードを1枚引く。
キャントリップと対象の条件の都合上、上記3種の継続的なダメージクロックときわめて相性がいいことから頻繁に採用されるカードです。
特にクリーチャー2種と噛み合ったときには1点火力とは思えない円滑剤として働きます。
総じて、他フォーマットのバーンデッキと同等レベルのカードパワーや爆発力こそ有しているものの脇を固めるカード達の癖が強いため打点計算もややシビアになっているテクニカルなデッキとなっています。
普段からバーンを使っている人や、赤単へのこだわりの強い方にはお勧めできるデッキです。
●このデッキの強み/弱み
まとめると、この『赤単バーン』というデッキは・・・
【長所】
・レガシークラスのスペルを多数有する高いカードパワーが最大の長所です。火力スペルをガンガン投げ込める爽快感は他フォーマットにも劣りません。
・pauperは特段にゲームスピードが速いわけではないフォーマットなので、速度面での突破力は明確な脅威です。ミッドレンジやコントロールなどの低速デッキに対してのアドバンテージは大きなものがあります。
【短所】
・単色デッキかつほぼスペルに頼り切った構成故、非常に対策が容易です。
≪赤の防御円≫を筆頭に致命的なサイドボードも多く存在し、かつバーン側から明確な回答がないことも多々あります。ライフゲインを禁止するカードが軒並みアンコモン以上なことも向かい風。
・カードパワーの高さ、即ちマナレシオのよさが仇となっておりスペルの殆どが≪呪文づまりのスプライト≫によるカウンターに非常にひっかりやすいです。トップメタである『氷雪フェアリー』にまず間違いなく採用されているカードであり、遭遇率が高いため注意が必要です。
デッキピックアップ、いかがでしたでしょうか。
皆さんからの意見・質問も募集しております。
次回のピックアップデッキとなれる新たなデッキを目指し、pauperに参入しよう!!!
pauperはいいぞ(定期)
【第16回】コウノトリ杯開催のお知らせ
2018年11月5日 大会告知大分のリアルパウパー大会こと、「コウノトリ杯」の第16回告知です。
大会名に特に他意はありません。(棒)
RPG杯に代わるpauperを楽しむ場、また大分のMTGプレイヤー交流の場として大会を続けていきたいので、前回同様多数の皆様のご参加をお待ちしています。
RPG杯同様、レンタルデッキ貸出も引き続き行いますのでデッキを持っていない方や初心者さんも振るってご参加ください。
※今回も出場デッキのうち、非レンタルデッキを持参された方の中から主催の独断と偏見でチョイスする「デッキピックアップ」と称しまして、ちょっとした解説記事を作る予定です。
レンタルデッキに満足できない方は是非オリジナルデッキをご持参のうえ奮ってご参加ください。
以下大会の詳細です。
【イベント名】コウノトリ杯
【場所】レアルトマト大分中央店
【日時】2018年11月24日(土)
【フォーマット】pauper(非公認)
【スケジュール】
10:30~11:00 受付
11:15~ 一回戦開始
【試合形式】スイスドロー 3~6回戦 (制限時間 50分)
【参加費】500円
【賞品】
<優勝者>
・アイコニックマスターズ×3パック
・店頭のお好きなMTGブースターからお好きな1パック
<準優勝者>
・ラヴニカのギルド×1パック
・店頭のお好きなMTGブースターからお好きな1パック
※現在確定している賞品のみ明記しておりますので、今後賞品が増える可能性があります。
【注意事項など】
・カードプールはMOでの最新のものに準拠します。
・フリーのジャッジがいません。問題発生時には対応しますので、ご理解よろしくお願いします。
・カードは新旧混ざると判別可能ですので、不透明スリーブをご使用ください。
・判別可能なスリーブやカードに関しては、比較的厳しい対応を行います。予め判別ができない状態で臨まれるようお願いします。
・本大会はみんなでMTGを楽しむためのものです。イカサマ等に対しては厳しい対応を致します。
・筆記用具は必須です。各自で準備して下さい。
・会場内は禁煙です。喫煙される方は、指定の場所での喫煙をお願いします。
・貴重品の管理は自己責任でお願いします。
・慣れない大会主催ですので何かと不備があるかと思います。ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、よろしくお願いします。
大会名に特に他意はありません。(棒)
RPG杯に代わるpauperを楽しむ場、また大分のMTGプレイヤー交流の場として大会を続けていきたいので、前回同様多数の皆様のご参加をお待ちしています。
RPG杯同様、レンタルデッキ貸出も引き続き行いますのでデッキを持っていない方や初心者さんも振るってご参加ください。
※今回も出場デッキのうち、非レンタルデッキを持参された方の中から主催の独断と偏見でチョイスする「デッキピックアップ」と称しまして、ちょっとした解説記事を作る予定です。
レンタルデッキに満足できない方は是非オリジナルデッキをご持参のうえ奮ってご参加ください。
以下大会の詳細です。
【イベント名】コウノトリ杯
【場所】レアルトマト大分中央店
【日時】2018年11月24日(土)
【フォーマット】pauper(非公認)
【スケジュール】
10:30~11:00 受付
11:15~ 一回戦開始
【試合形式】スイスドロー 3~6回戦 (制限時間 50分)
【参加費】500円
【賞品】
<優勝者>
・アイコニックマスターズ×3パック
・店頭のお好きなMTGブースターからお好きな1パック
<準優勝者>
・ラヴニカのギルド×1パック
・店頭のお好きなMTGブースターからお好きな1パック
※現在確定している賞品のみ明記しておりますので、今後賞品が増える可能性があります。
【注意事項など】
・カードプールはMOでの最新のものに準拠します。
・フリーのジャッジがいません。問題発生時には対応しますので、ご理解よろしくお願いします。
・カードは新旧混ざると判別可能ですので、不透明スリーブをご使用ください。
・判別可能なスリーブやカードに関しては、比較的厳しい対応を行います。予め判別ができない状態で臨まれるようお願いします。
・本大会はみんなでMTGを楽しむためのものです。イカサマ等に対しては厳しい対応を致します。
・筆記用具は必須です。各自で準備して下さい。
・会場内は禁煙です。喫煙される方は、指定の場所での喫煙をお願いします。
・貴重品の管理は自己責任でお願いします。
・慣れない大会主催ですので何かと不備があるかと思います。ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、よろしくお願いします。
ジェスカイサカイ、ジェスカイとの決別。
いや、別にまったく決別するわけじゃないしむしろ結構いいデッキだと思ってるんですけどね。
ここ1ヶ月近く自分の考えを貫いてジェスカイコントロールを構築・実践してきましたが、どうも世間で勝っているジェスカイのレシピとは異なる点が多いのが気になっています。
Tier上位所への勝率も今のとこ目覚しくいいわけでもないので、一度自分のデッキ崩そうかなと思ったり。GP優勝レシピとかも上がってるので、一度そっちをコピーしてみるつもりです。
で、今回はこの構築に至るまでの過程と理由付け(それが間違っているにしても)の言語化を図りました。
ちなみに別にこれで馬鹿勝ちしたわけでもなし、世間のレシピには真正面から逆行する形になっているのであんまり参考にはしないほうがいいと思います。
あくまで僕が僕を納得させるための理論付けとでも思っていただければ。
隙自語ってやつです。
青赤ベースにタッチテフェリー・クラリオンな除去コントロールです。
≪轟音のクラリオン≫と≪薬術師の眼識≫ガン積、ミゼットメイン採用くらいまではまあ普通です。≪選択≫ガン積の土地25構成もまあ、常識の範囲だと思います。
≪つぶやく神秘家≫・≪反応+反正≫・≪稲妻の一撃≫の存在や、≪弾けるドレイク≫の不在あたりが一般的なレシピとの相違点でしょうか。
以下Q&A方式で自問自答。
Q.そもそも、なんでジェスカイコンが強いの?
A.「選ばれたのはジェスカイでした」
①マナベース面の優位
ジェスカイカラーの場合、ショックランドの≪蒸気孔≫+≪聖なる鋳造所≫の組み合わせに加え、チェックランド3種≪氷河の城砦≫+≪断崖の避難所≫+≪硫黄の滝≫はショックランド2種のいずれかからでも必ずアンタップインできます。必然赤マナを積極的に採用しつつ白マナも捻出できる青赤コントロールの構築が容易なので、タッチで≪ドミナリアの英雄、テフェリー≫を採用する形をとるジェスカイコントロールは自然な発想だと思います。マナベースの安定は3色デッキには非常に大きい要素です。
この点同じタッチ白のコントロールであるエスパーはショックランドが1種しか採用できない都合上確定タップイン率が高くなっており、マナベース面で水を空けられています。
≪曲がりくねる川≫を採用する必要のある青白2色も同様です。
②除去の優位
ピン除去では≪裁きの一撃≫・≪封じ込め≫を筆頭に≪溶岩コイル≫・≪反応+反正≫・≪稲妻の一撃≫etcと軽量除去だけに絞っても非常に有力な選択肢が多い上、強力なスイーパーである≪轟音のクラリオン≫を採用できるなど特にアグロ耐性の面で秀でています。
他色との比較においても、青白に対しては色が多いので当然ですがエスパーに関しても軽量除去の選択肢の面でかなり優位があると考えています。これはGRNにおいて有力な黒い軽量除去の収録が皆無だったためで、単純に除去の選択肢が狭いです。その分汎用性は高いですが。
従って、エスパーカラーとジェスカイカラーの対比においては≪ヴラスカの侮辱≫によるPWへの対処法の有無や≪変遷の龍、クロミウム≫の存在、サイドボードのハンデス等が大きな差別化要素かと思います。
以上のことから
をもって、現状テフェリーと使用する除去コントロールとしてはジェスカイコントロールが優れていると判断していました、というかしてました。
ここからは採用/不採用のカードについて詳しく。
Q.≪弾けるドレイク≫いないけど?
A.個人的には弱いと思ってるので使ってません。
具体的にはコントロール同系での出しにくさ・出たとしてもその後のプレッシャーの弱さが気になりました。(同系の4-5T目は特にフルタップしにくい)
対ゴルガリにおいては単純にアド損しにくいフライヤーが強いみたいなので、ゴルガリに強くしたいならアリでしょう。(出した返しにビビアン・ヴラスカ飛んでくると台パンものですけど)
その場合はゴルガリの除去物量的に3-4積しないといけないと思います。そしてこいつを2枚初手に引いてマリガンしたくないと考えたので、僕は不採用です。
Q.じゃあ≪つぶやく神秘家≫は強いの?
A.こいつとミゼットの為にオプト採用型にしてもいいと思うくらいには強いと考えてます。
盤面に一度定着さえすればあとは適当にゲーム長引かせるだけで勝てるレベル。コントロールにもアグロにもかなり致命的なシステムクリーチャーじゃないでしょうか。
ドレイクと違って≪溶岩コイル≫で焼けず、赤いアグロ系にもがっちりなタフ5がグッド。
相手のドレイクに対しても延々とチャンプブロッカーを生産できるので相性○。飛行つよし。
これも複数枚嵩張ってほしくないので2枚に留めてます。
チュパカブラされる点については、どのフィニッシャーも一緒だと思うのでそこは。
ソーサリータイミングで動いて絶対にアド損したくない人にはドレイクを推奨します。
Q.≪パルン、ニヴ=ミゼット≫メイン?
A.メインです。
サイドにとってるレシピのほうが多いですね。
色拘束や除去耐性のなさを差し引いても、ほぼ全てのマッチアップで「生きてターン帰ってきたら勝ち確」クラスのフィニッシャーなのでそのバリューを信頼している形です。
対コントロールミラー専用みたいな意見もありますが、制圧力が高すぎて盤面関係なく突然ライフで攻めだして勝つこともままあるためスタッツ込みで対アグロにおいても信頼できうる性能だと思ってます。
欠点は色拘束のせいで白ダブルのスイープスペルが使えないことと、ゴルガリミッドレンジのPW群に弱いことです。色拘束については、意識してマナベースを選択すれば6ターン目に出せない状況にはそこまででくわしません。
ゴルガリにやや弱いのは無視できない欠点ですが、逆にそれ以外のほぼ全てのマッチアップにおいて強いのでメイン採用のままにしてました。
Q.除去のチョイス変じゃない?
A.一応解説します。
・≪裁きの一撃≫・・・ジェスカイでは現状メジャーな除去。基本はサイズ問わない確定除去なので便利は便利なんですが、たまーにケツでっかちを焼けずもやもやするのであんまり好きではないです。(≪再燃するフェニックス≫のトークンに撃たない様に気をつけよう!)ただ、トップメタであろうゴルガリミッドレンジが万一≪破滅を囁くもの≫を採用しているバージョン(主流ではないですが)だった場合それだけで詰みかねないので今回はゴルガリ多い読みでやむなく多めに採用。結果論だけいうとデーモンはほとんどいなかったので微妙でした。これのために序盤の白マナアンタップイン率を上げるほうがむしろリスキーかも。
≪殺戮の暴君≫はそりゃまあ出てくると詰みますが、そもそも打消しもピン除去も効かないので考慮外です。
・≪稲妻の一撃≫・・・あんまりメジャーではないほうの除去。ピン刺しとかではよく見ます。
3点火力の有効性云々よりも、PWに撃ちこめる点を評価した形での採用です。スペルキャスト時にボーナスが付くフィニッシャーを採用している関係で、それらとの合わせ技でPWを落とせることが多いので。こっちがフィニッシャーを出せば返しにPWがとんでくるのはもはやテンプレですからね。
「PW対処したいならリング(イクサランの束縛等)のがよくね」説は、まあないわけではないですが≪暗殺者の戦利品≫を筆頭にビビアン・ヴラスカと環境に置物破壊が溢れかえっているので返しで割られると非常に悲しい気持ちになります。
≪封じ込め≫も同様の理由で不採用。ちなみに、≪アダントの尖兵≫にまともに除去をぶつけたい場合は≪封じ込め≫しかないと思います。
・≪反応+反正≫・・・こっちはちょいちょい採用されてるレシピありますね。個人的には一番評価している除去です。レンジストライクなので若干取り回しは悪いですがある程度育った≪野茂み歩き≫や≪正義の模範、オレリア≫等、≪裁きの一撃≫では対処しにくいところへきっちり刺さる上赤赤でも撃てるのが地味にありがたい優良除去。3~4でもいいかなと思うこともあります。カウンターが濃い目の構築とは若干相性が悪い部分は否めませんが。
≪反正≫の方は撃つことがまったく無いというわけでもないですが、撃てる状況だと大概オーバーキルです。制限時間の節約にでもどうぞ。
他の除去の選択肢としては、≪溶岩コイル≫・≪シヴの火≫がありますね。念のためこっちについても軽く。
≪溶岩コイル≫はイゼットスペルに非常に有効な除去です。ゴルガリ・ボロスにはまあ普通。
ソーサリーですが、イゼットスペルはタップアウト率が高いデッキなのでそこまで気にならないと思います。おまけの追放が効果的なのはいうまでもありません。環境に≪孤光のフェニックス≫≪再燃するフェニックス≫が増えるなら採用を一考すると思います。逆に言えば、そこピンポイントな感じがしているので現状は採用してません。
≪シヴの火≫は赤単・青単のような1マナ域生物を連打してくる相手に有効です、というかほぼ赤単睨んでの採用以外ないといってもいいかも知れません。テンポ勝負に強くなります。キッカーで撃つことはほぼないです、さすがに5マナは重い。
あとは単純に軽いスペルなので神秘家やミゼットとの相性がいいです。ゴルガリゴリゴリのアグロが増えるならこっちのが優先度高いと思いますが、元々相性がいい方なので無理して対策するほどではないと思います。
Q.カウンターのチョイス変じゃない?
A.一応解説します。
・≪中略≫
大体先手カード。最序盤における万能カウンターっぷりがウリ。オマケの追放もあるにこしたことはないです。
元々は≪薬術師の眼識≫や≪危険因子≫等再活スペルを睨んでの採用でしたが、結果的にゴルガリにもそこそこ有効なカウンターになりました。ほんと「そこそこ」レベル。
ゲーム後半の不要牌ぶりはすさまじいですが、その場合は再活の餌になるのでそこまで気になりません。ミゼットがいる場合は打ち消せなくとも適当なスペルをターゲットにX=0で撃ってキャントリップ感覚で使える等リスティックカウンター特有の終盤でのもやもや感がなく、メインは取り得かも。元々X系カウンターは打ち消したいカードががぼんやりしててあんまり好きじゃないんですが、今回に限ってはいい感じ。
・≪悪意ある妨害≫
≪解消≫の上位互換。性能は言わずもがな超優秀です。
≪残骸の漂着≫等白ダブルのスペルを採用する場合は≪イオン化≫のほうが無難ですが、今回はミゼットのためにメインのマナベースを青に寄せてるのでこちらを取ることができます。
・≪軽蔑的な一撃≫
4枚目の≪中略≫or≪悪意ある妨害≫枠を譲ってのピン枠。
安定とるなら≪悪意ある妨害≫を4積するほうがいいのかも知れませんが、
という理屈の下ピン採用。前環境でもエスパーコンの≪否認≫や≪俗物の放棄≫のメインピン採用の形はメジャーでしたしね。この枠をどういうピンポイントなカードにするかは環境によるところ。
今回はゴルガリ意識だったので、こちらのフィニッシャーを食ってくる≪貪欲なチュパカブラ≫や≪最古再誕≫、PW群を意識していずれにも刺さるストロークを採用。
≪暗殺者の戦利品≫や≪採取≫をカウンターしたいと考える場合は≪否認≫のほうがいいでしょう。
他に採用候補に挙げられるカウンターとしては先に述べた≪イオン化≫≪否認≫のほかに≪本質の散乱≫など。
Q.≪平地≫≪廃墟の地≫は入れないの?
A.ミゼット出せなくなっちゃうんで。
土地の枚数を27くらいにするなら許容できると思います。
Q.サイドの≪軍勢の戦親分≫、何用?
A.ミラー用です。
先ほども少し述べた通り基本的に今のコントロールミラーって4-5ターン目からフルタップの裏目が発生するんですが、こいつは3T目からぶっぱしていってもリスクが低くかつ通って除去されない限り数ターンのうちにゲームを終わらせるだけの決定力があります。
ミラーでしか使わないので、枚数はメタに合わせて。
Q.サイドの≪再燃するフェニックス≫、何用?
A.ゴルガリミッドレンジ及びイゼットスペル用です。
どちらも除去耐性持ちの大型フライヤーが苦手なデッキなので。≪ヴラスカの侮辱≫の採用枚数が増加傾向の時は微妙。
コントロールミラーとかは返しのテフェリーを誘いやすくなるだけなのであんまり入れたくないです。
Q.サイドの≪残骸の漂着≫、撃てなくね?
A.撃てません(白目)。
まじめな話をすると、ゴルガリの≪殺戮の暴君≫やボロスの≪アダントの尖兵≫など「無理ゲー発生要因」が増加傾向にあったのでやむなく採用した形のカードです。
マナベース的に4-5T目に撃つことはかなり難しいので、対策カードとしては微妙ですが所謂しゃくり性能の期待値にかけての採用といったところ。お守りと言い換えてもいいです。
こういったカードをとった方がいい、ということは必然「ラスゴを撃てるマナベースのほうが強い」ということでもあるので、そこが現状の僕のレシピの問題というかジェスカイコントロールを握る上での問題点なのだと思います。要はラスゴがほしい。
Q.≪発展+発破≫はサイドなんだ?
A.やり手なカードだという認識はしていますが、サイドです。
メインに入れてるレシピも多いですが、個人的には≪アゾールの門口≫型でない場合メインで採用するのは特別強くはないと感じています。理由としては二つ。
一方サイド後はこちらもアグレッシブプランをとれる上≪アルゲールの断血≫等相手のサイドカードをライフの面で咎められるので≪発破≫が活きますし、≪強迫≫や≪否認≫などのサイドインが予想される定番のカードに対して≪発展≫が有効です。特に色の都合上ハンデスのコピーは予想されにくく相手のプランを崩しやすいので強力。
現状僕は「3枚目以降の≪否認≫を取るよりは≪発展+発破≫」といった認識で、青いデッキor黒いデッキによく刺さることから枠さえあるならばサイドに2枚とってもいいと思っています。
Q.≪神聖な発動≫いる?
A.≪イクサランの束縛≫されるときついので。
他には≪ケルドの炎≫≪実験の狂乱≫≪アズカンタの探索≫≪アルゲールの断血≫等が割りたいターゲット。
最近までは上記の通り割りたいものがエンチャントしかなかったので、軽さ重視で≪啓蒙≫もありかもと思っていたのですが≪不滅の太陽≫の採用率が上がっているようなのでますますこっちを入れておきたくなりました。
Q.≪魔術遠眼鏡≫いる?
A.PWに触りにくい色なので、あったほうがいいと思います。
≪アダントの尖兵≫や≪アルゲールの断血≫等軽めのカードにも止めたいところが多いですし、サイドインしやすいです。
以上です。やったら長くなりましたが、≪残骸の漂着≫の項で述べたとおり「無理ゲー発生要因」が環境に増えてきている、即ちこのジェスカイコントロールというデッキの弱点を突くことは他のデッキにとって比較的容易であることから、今後これを「板デッキ」と呼ぶのは難しいのではないかと思っています。これを言いたいがためにこんだけの文字数つかっちまったよ。
今後どういう風に環境に適合させていけばいいのやら。
最後に、GPリール・ニュージャージーの両大会で活躍したジェスカイコントロールの採用カードについて軽く触れて終わりにしたいと思います。
・≪絶滅の星≫について
いみじくも「ラスゴがほしい」への回答というべきか、≪破滅の刻≫の退場でこのカードにスポットライトが当たりましたね。赤いラスゴはこれしかないので、≪破滅の刻≫をよく使用していた自分からするとこの理屈は理解できます。
ただまあ、いかんせん重すぎですね。ここまでマナを伸ばしてラスゴを撃つよりは普通に白ダブルがでるようなマナベースを目指したほうがいいような気がします。
PWもまとめて葬れるというのは確かに魅力ですが、そこまでマウント取られてしまっている前提で重いラスゴを採用するというのはコントロールデッキとしていささか疑問です。
総じて、あまり試したいと思えるカードではないように感じています。まあ試しますが。
・≪アゾールの門口≫について
未知数です。軽いルーターは魅力で、≪奔流の機械巨人≫も退場しましたからディスシナジーも気にする必要がなくなったとなれば悪くはなさそうですが。
変身するまでが悠長なのと、先に述べたとおり置物破壊が溢れかえっているのでそこまで魅力的には感じません。その代わり変身するとすごいです。≪発展+発破≫をメインにがっつり採用するのも納得。
これも試してみないとなんともといったところ。
ここまでの長文をお読み頂きありがとうございました。
まとまりのない文章を連ねただけですが、何かの一助となれば幸いです。
何か質問などありましたらコメントにどうぞ。
ではまた次回。
いや、別にまったく決別するわけじゃないしむしろ結構いいデッキだと思ってるんですけどね。
ここ1ヶ月近く自分の考えを貫いてジェスカイコントロールを構築・実践してきましたが、どうも世間で勝っているジェスカイのレシピとは異なる点が多いのが気になっています。
Tier上位所への勝率も今のとこ目覚しくいいわけでもないので、一度自分のデッキ崩そうかなと思ったり。GP優勝レシピとかも上がってるので、一度そっちをコピーしてみるつもりです。
で、今回はこの構築に至るまでの過程と理由付け(それが間違っているにしても)の言語化を図りました。
ちなみに別にこれで馬鹿勝ちしたわけでもなし、世間のレシピには真正面から逆行する形になっているのであんまり参考にはしないほうがいいと思います。
あくまで僕が僕を納得させるための理論付けとでも思っていただければ。
隙自語ってやつです。
土地25
硫黄の滝4
蒸気孔4
断崖の避難所2
氷河の城砦4
聖なる鋳造所4
島5
山2
クリーチャー4
つぶやく神秘家2
パルン、ニヴ=ミゼット2
スペル31
選択4
中略3
アズカンタの探索2
稲妻の一撃2
裁きの一撃3
軽蔑的な一撃1
反応+反正2
悪意ある妨害3
轟音のクラリオン4
薬術師の眼識4
ドミナリアの英雄、テフェリー3
サイドボード15
否認 2
軍勢の戦親分 3
再燃するフェニックス 2
残骸の漂着 2
軽蔑的な一撃 1
発展+発破 1
神聖の発動 1
魔術遠眼鏡 2
イクサランの束縛 1
青赤ベースにタッチテフェリー・クラリオンな除去コントロールです。
≪轟音のクラリオン≫と≪薬術師の眼識≫ガン積、ミゼットメイン採用くらいまではまあ普通です。≪選択≫ガン積の土地25構成もまあ、常識の範囲だと思います。
≪つぶやく神秘家≫・≪反応+反正≫・≪稲妻の一撃≫の存在や、≪弾けるドレイク≫の不在あたりが一般的なレシピとの相違点でしょうか。
以下Q&A方式で自問自答。
Q.そもそも、なんでジェスカイコンが強いの?
A.「選ばれたのはジェスカイでした」
①マナベース面の優位
ジェスカイカラーの場合、ショックランドの≪蒸気孔≫+≪聖なる鋳造所≫の組み合わせに加え、チェックランド3種≪氷河の城砦≫+≪断崖の避難所≫+≪硫黄の滝≫はショックランド2種のいずれかからでも必ずアンタップインできます。必然赤マナを積極的に採用しつつ白マナも捻出できる青赤コントロールの構築が容易なので、タッチで≪ドミナリアの英雄、テフェリー≫を採用する形をとるジェスカイコントロールは自然な発想だと思います。マナベースの安定は3色デッキには非常に大きい要素です。
この点同じタッチ白のコントロールであるエスパーはショックランドが1種しか採用できない都合上確定タップイン率が高くなっており、マナベース面で水を空けられています。
≪曲がりくねる川≫を採用する必要のある青白2色も同様です。
②除去の優位
ピン除去では≪裁きの一撃≫・≪封じ込め≫を筆頭に≪溶岩コイル≫・≪反応+反正≫・≪稲妻の一撃≫etcと軽量除去だけに絞っても非常に有力な選択肢が多い上、強力なスイーパーである≪轟音のクラリオン≫を採用できるなど特にアグロ耐性の面で秀でています。
他色との比較においても、青白に対しては色が多いので当然ですがエスパーに関しても軽量除去の選択肢の面でかなり優位があると考えています。これはGRNにおいて有力な黒い軽量除去の収録が皆無だったためで、単純に除去の選択肢が狭いです。その分汎用性は高いですが。
従って、エスパーカラーとジェスカイカラーの対比においては≪ヴラスカの侮辱≫によるPWへの対処法の有無や≪変遷の龍、クロミウム≫の存在、サイドボードのハンデス等が大きな差別化要素かと思います。
以上のことから
・マナベース面の優位
・環境初期は数を増やしがちである雑多なアグロ系デッキへの耐性の高さ
・各種神や≪反逆の先導者、チャンドラ≫の退場による≪ヴラスカの侮辱≫の有用性低下
をもって、現状テフェリーと使用する除去コントロールとしてはジェスカイコントロールが優れていると判断していました、というかしてました。
ここからは採用/不採用のカードについて詳しく。
Q.≪弾けるドレイク≫いないけど?
A.個人的には弱いと思ってるので使ってません。
具体的にはコントロール同系での出しにくさ・出たとしてもその後のプレッシャーの弱さが気になりました。(同系の4-5T目は特にフルタップしにくい)
対ゴルガリにおいては単純にアド損しにくいフライヤーが強いみたいなので、ゴルガリに強くしたいならアリでしょう。(出した返しにビビアン・ヴラスカ飛んでくると台パンものですけど)
その場合はゴルガリの除去物量的に3-4積しないといけないと思います。そしてこいつを2枚初手に引いてマリガンしたくないと考えたので、僕は不採用です。
Q.じゃあ≪つぶやく神秘家≫は強いの?
A.こいつとミゼットの為にオプト採用型にしてもいいと思うくらいには強いと考えてます。
盤面に一度定着さえすればあとは適当にゲーム長引かせるだけで勝てるレベル。コントロールにもアグロにもかなり致命的なシステムクリーチャーじゃないでしょうか。
ドレイクと違って≪溶岩コイル≫で焼けず、赤いアグロ系にもがっちりなタフ5がグッド。
相手のドレイクに対しても延々とチャンプブロッカーを生産できるので相性○。飛行つよし。
これも複数枚嵩張ってほしくないので2枚に留めてます。
チュパカブラされる点については、どのフィニッシャーも一緒だと思うのでそこは。
ソーサリータイミングで動いて絶対にアド損したくない人にはドレイクを推奨します。
Q.≪パルン、ニヴ=ミゼット≫メイン?
A.メインです。
サイドにとってるレシピのほうが多いですね。
色拘束や除去耐性のなさを差し引いても、ほぼ全てのマッチアップで「生きてターン帰ってきたら勝ち確」クラスのフィニッシャーなのでそのバリューを信頼している形です。
対コントロールミラー専用みたいな意見もありますが、制圧力が高すぎて盤面関係なく突然ライフで攻めだして勝つこともままあるためスタッツ込みで対アグロにおいても信頼できうる性能だと思ってます。
欠点は色拘束のせいで白ダブルのスイープスペルが使えないことと、ゴルガリミッドレンジのPW群に弱いことです。色拘束については、意識してマナベースを選択すれば6ターン目に出せない状況にはそこまででくわしません。
ゴルガリにやや弱いのは無視できない欠点ですが、逆にそれ以外のほぼ全てのマッチアップにおいて強いのでメイン採用のままにしてました。
Q.除去のチョイス変じゃない?
A.一応解説します。
・≪裁きの一撃≫・・・ジェスカイでは現状メジャーな除去。基本はサイズ問わない確定除去なので便利は便利なんですが、たまーにケツでっかちを焼けずもやもやするのであんまり好きではないです。(≪再燃するフェニックス≫のトークンに撃たない様に気をつけよう!)ただ、トップメタであろうゴルガリミッドレンジが万一≪破滅を囁くもの≫を採用しているバージョン(主流ではないですが)だった場合それだけで詰みかねないので今回はゴルガリ多い読みでやむなく多めに採用。結果論だけいうとデーモンはほとんどいなかったので微妙でした。これのために序盤の白マナアンタップイン率を上げるほうがむしろリスキーかも。
≪殺戮の暴君≫はそりゃまあ出てくると詰みますが、そもそも打消しもピン除去も効かないので考慮外です。
・≪稲妻の一撃≫・・・あんまりメジャーではないほうの除去。ピン刺しとかではよく見ます。
3点火力の有効性云々よりも、PWに撃ちこめる点を評価した形での採用です。スペルキャスト時にボーナスが付くフィニッシャーを採用している関係で、それらとの合わせ技でPWを落とせることが多いので。こっちがフィニッシャーを出せば返しにPWがとんでくるのはもはやテンプレですからね。
「PW対処したいならリング(イクサランの束縛等)のがよくね」説は、まあないわけではないですが≪暗殺者の戦利品≫を筆頭にビビアン・ヴラスカと環境に置物破壊が溢れかえっているので返しで割られると非常に悲しい気持ちになります。
≪封じ込め≫も同様の理由で不採用。ちなみに、≪アダントの尖兵≫にまともに除去をぶつけたい場合は≪封じ込め≫しかないと思います。
・≪反応+反正≫・・・こっちはちょいちょい採用されてるレシピありますね。個人的には一番評価している除去です。レンジストライクなので若干取り回しは悪いですがある程度育った≪野茂み歩き≫や≪正義の模範、オレリア≫等、≪裁きの一撃≫では対処しにくいところへきっちり刺さる上赤赤でも撃てるのが地味にありがたい優良除去。3~4でもいいかなと思うこともあります。カウンターが濃い目の構築とは若干相性が悪い部分は否めませんが。
≪反正≫の方は撃つことがまったく無いというわけでもないですが、撃てる状況だと大概オーバーキルです。制限時間の節約にでもどうぞ。
他の除去の選択肢としては、≪溶岩コイル≫・≪シヴの火≫がありますね。念のためこっちについても軽く。
≪溶岩コイル≫はイゼットスペルに非常に有効な除去です。ゴルガリ・ボロスにはまあ普通。
ソーサリーですが、イゼットスペルはタップアウト率が高いデッキなのでそこまで気にならないと思います。おまけの追放が効果的なのはいうまでもありません。環境に≪孤光のフェニックス≫≪再燃するフェニックス≫が増えるなら採用を一考すると思います。逆に言えば、そこピンポイントな感じがしているので現状は採用してません。
≪シヴの火≫は赤単・青単のような1マナ域生物を連打してくる相手に有効です、というかほぼ赤単睨んでの採用以外ないといってもいいかも知れません。テンポ勝負に強くなります。キッカーで撃つことはほぼないです、さすがに5マナは重い。
あとは単純に軽いスペルなので神秘家やミゼットとの相性がいいです。
Q.カウンターのチョイス変じゃない?
A.一応解説します。
・≪中略≫
大体先手カード。最序盤における万能カウンターっぷりがウリ。オマケの追放もあるにこしたことはないです。
元々は≪薬術師の眼識≫や≪危険因子≫等再活スペルを睨んでの採用でしたが、結果的にゴルガリにもそこそこ有効なカウンターになりました。ほんと「そこそこ」レベル。
ゲーム後半の不要牌ぶりはすさまじいですが、その場合は再活の餌になるのでそこまで気になりません。ミゼットがいる場合は打ち消せなくとも適当なスペルをターゲットにX=0で撃ってキャントリップ感覚で使える等リスティックカウンター特有の終盤でのもやもや感がなく、メインは取り得かも。元々X系カウンターは打ち消したいカードががぼんやりしててあんまり好きじゃないんですが、今回に限ってはいい感じ。
・≪悪意ある妨害≫
≪解消≫の上位互換。性能は言わずもがな超優秀です。
≪残骸の漂着≫等白ダブルのスペルを採用する場合は≪イオン化≫のほうが無難ですが、今回はミゼットのためにメインのマナベースを青に寄せてるのでこちらを取ることができます。
・≪軽蔑的な一撃≫
4枚目の≪中略≫or≪悪意ある妨害≫枠を譲ってのピン枠。
安定とるなら≪悪意ある妨害≫を4積するほうがいいのかも知れませんが、
・≪アズカンタの探索≫でデッキを掘る
・カウンターとして効果的でない場合でも再活に充てられる
という理屈の下ピン採用。前環境でもエスパーコンの≪否認≫や≪俗物の放棄≫のメインピン採用の形はメジャーでしたしね。この枠をどういうピンポイントなカードにするかは環境によるところ。
今回はゴルガリ意識だったので、こちらのフィニッシャーを食ってくる≪貪欲なチュパカブラ≫や≪最古再誕≫、PW群を意識していずれにも刺さるストロークを採用。
≪暗殺者の戦利品≫や≪採取≫をカウンターしたいと考える場合は≪否認≫のほうがいいでしょう。
他に採用候補に挙げられるカウンターとしては先に述べた≪イオン化≫≪否認≫のほかに≪本質の散乱≫など。
Q.≪平地≫≪廃墟の地≫は入れないの?
A.ミゼット出せなくなっちゃうんで。
土地の枚数を27くらいにするなら許容できると思います。
Q.サイドの≪軍勢の戦親分≫、何用?
A.ミラー用です。
先ほども少し述べた通り基本的に今のコントロールミラーって4-5ターン目からフルタップの裏目が発生するんですが、こいつは3T目からぶっぱしていってもリスクが低くかつ通って除去されない限り数ターンのうちにゲームを終わらせるだけの決定力があります。
ミラーでしか使わないので、枚数はメタに合わせて。
Q.サイドの≪再燃するフェニックス≫、何用?
A.ゴルガリミッドレンジ及びイゼットスペル用です。
どちらも除去耐性持ちの大型フライヤーが苦手なデッキなので。≪ヴラスカの侮辱≫の採用枚数が増加傾向の時は微妙。
コントロールミラーとかは返しのテフェリーを誘いやすくなるだけなのであんまり入れたくないです。
Q.サイドの≪残骸の漂着≫、撃てなくね?
A.撃てません(白目)。
まじめな話をすると、ゴルガリの≪殺戮の暴君≫やボロスの≪アダントの尖兵≫など「無理ゲー発生要因」が増加傾向にあったのでやむなく採用した形のカードです。
マナベース的に4-5T目に撃つことはかなり難しいので、対策カードとしては微妙ですが所謂しゃくり性能の期待値にかけての採用といったところ。お守りと言い換えてもいいです。
こういったカードをとった方がいい、ということは必然「ラスゴを撃てるマナベースのほうが強い」ということでもあるので、そこが現状の僕のレシピの問題というかジェスカイコントロールを握る上での問題点なのだと思います。要はラスゴがほしい。
Q.≪発展+発破≫はサイドなんだ?
A.やり手なカードだという認識はしていますが、サイドです。
メインに入れてるレシピも多いですが、個人的には≪アゾールの門口≫型でない場合メインで採用するのは特別強くはないと感じています。理由としては二つ。
①≪薬術師の眼識≫を筆頭に既に充分な量のアドバンテージカードが投入されているので、≪発破≫のXドローを目的として投入するのはやや過剰に感じます。火種も重く、初手にきてほしいカードでもないですし。マナフラッド受けの選択肢としてはいいと思います。
②≪発展≫は色々器用ですが、これを投入してまでコピーしたいほどのスペルはあまりないように感じています。自分の除去やドローをコピーする状況というのもあんまり強くはないかなと。(むしろその除去なりドローの枠をメインに増やすべき)
一方サイド後はこちらもアグレッシブプランをとれる上≪アルゲールの断血≫等相手のサイドカードをライフの面で咎められるので≪発破≫が活きますし、≪強迫≫や≪否認≫などのサイドインが予想される定番のカードに対して≪発展≫が有効です。特に色の都合上ハンデスのコピーは予想されにくく相手のプランを崩しやすいので強力。
現状僕は「3枚目以降の≪否認≫を取るよりは≪発展+発破≫」といった認識で、青いデッキor黒いデッキによく刺さることから枠さえあるならばサイドに2枚とってもいいと思っています。
Q.≪神聖な発動≫いる?
A.≪イクサランの束縛≫されるときついので。
他には≪ケルドの炎≫≪実験の狂乱≫≪アズカンタの探索≫≪アルゲールの断血≫等が割りたいターゲット。
最近までは上記の通り割りたいものがエンチャントしかなかったので、軽さ重視で≪啓蒙≫もありかもと思っていたのですが≪不滅の太陽≫の採用率が上がっているようなのでますますこっちを入れておきたくなりました。
Q.≪魔術遠眼鏡≫いる?
A.PWに触りにくい色なので、あったほうがいいと思います。
≪アダントの尖兵≫や≪アルゲールの断血≫等軽めのカードにも止めたいところが多いですし、サイドインしやすいです。
以上です。やったら長くなりましたが、≪残骸の漂着≫の項で述べたとおり「無理ゲー発生要因」が環境に増えてきている、即ちこのジェスカイコントロールというデッキの弱点を突くことは他のデッキにとって比較的容易であることから、今後これを「板デッキ」と呼ぶのは難しいのではないかと思っています。これを言いたいがためにこんだけの文字数つかっちまったよ。
今後どういう風に環境に適合させていけばいいのやら。
最後に、GPリール・ニュージャージーの両大会で活躍したジェスカイコントロールの採用カードについて軽く触れて終わりにしたいと思います。
・≪絶滅の星≫について
いみじくも「ラスゴがほしい」への回答というべきか、≪破滅の刻≫の退場でこのカードにスポットライトが当たりましたね。赤いラスゴはこれしかないので、≪破滅の刻≫をよく使用していた自分からするとこの理屈は理解できます。
ただまあ、いかんせん重すぎですね。ここまでマナを伸ばしてラスゴを撃つよりは普通に白ダブルがでるようなマナベースを目指したほうがいいような気がします。
PWもまとめて葬れるというのは確かに魅力ですが、そこまでマウント取られてしまっている前提で重いラスゴを採用するというのはコントロールデッキとしていささか疑問です。
総じて、あまり試したいと思えるカードではないように感じています。まあ試しますが。
・≪アゾールの門口≫について
未知数です。軽いルーターは魅力で、≪奔流の機械巨人≫も退場しましたからディスシナジーも気にする必要がなくなったとなれば悪くはなさそうですが。
変身するまでが悠長なのと、先に述べたとおり置物破壊が溢れかえっているのでそこまで魅力的には感じません。その代わり変身するとすごいです。≪発展+発破≫をメインにがっつり採用するのも納得。
これも試してみないとなんともといったところ。
ここまでの長文をお読み頂きありがとうございました。
まとまりのない文章を連ねただけですが、何かの一助となれば幸いです。
何か質問などありましたらコメントにどうぞ。
ではまた次回。
いってきたぜマジックの祭典。
2日泊りがけの紙三昧。
マジックフェスタは初参加で、目当てのイベントはPPTQ。
ファイナルズ予選のほうは二年連続出場へ目指しているので地味にモチベ高かったです。
なんにせよ、今期初の競技イベントとお祭りの併催ということでガチカジュ問わず多くの人が福岡へ。大分からも総勢20名近い遠征がありました。
2日間大会で使用したのはジェスカイコントロール。
巷のレシピが気に食わなくて、結構採用カードがちがいます。
時代の流れに逆行するマン。たぶん間違ってます。
・1日目
朝5:30出発、さすねむ。
わふさんの車にて一路福岡へGO。
アナンさんとちょうせんが後部座席でグースカする中、高速の運転が初めてのわふさんを眠気に耐えつつナビする係でえっちらおっちら移動。
8:00過ぎには現地到着、会場でたくみくんとも合流しいざPPTQへエントリー。
参加者は34名だったかな?流石に人が多い。
スイス6回戦+SE3回戦、張り切っていってみよう。
【戦績】
R1 白緑ストンピィ ×-×
あっ・・・
G1 後手。≪ラノワールのエルフ≫⇒≪鉄葉のチャンピオン≫⇒≪豊潤の声、シャライ≫のブンブン。GG。
G2 先手。からのお互いマナスクで、当然マナ域の軽い相手のほうが動きが軽やか。フェロックス2連打耐え切れず死亡。
幸先悪いっすね。
R2 エスパーコントロール ×-○-○
ミラーか。まあまだ気が楽な部類。
G1 先手。お互いこう着状態からニヴミゼットで様子見したら綺麗にこっちのカウンター込みで除去連打されて相手のテフェリーが定着して死亡。うかつにフィニッシャー出しすぎた。
G2 先手。≪軍勢の戦親分≫ゲーを展開して勝ち。
G3 後手。戦親分ゲーを≪マガーンの鏖殺者、ヴォーナ≫に咎められるがそんなん関係あるかとばかりに2体出してトークンモリモリで押し切って勝ち。
R3 青黒諜報 ○-×-×
長崎でもあたった方。前はモダンだったが。
G1 先手。お相手ワンマリから。お相手が除去ハンドになってしまったらしく、アクションが重くて全部綺麗に打ち消しに引っかかってしまう。テフェリー定着した後、≪思考消去≫でこっちのハンドだけ見て投了。
G2 後手。ハンデス絡めつつの≪正気泥棒≫からこっちのミゼットを奪われて泡吹いて負け。
G3 先手。ワンマリのこちらに対して≪虚報活動≫連打されハンドズタボロ。トップデックの≪軍勢の戦親分≫で仕掛けるも綺麗に≪喪心≫を残されていて死亡。
早くも2敗。とほほ。
R4 ボロスアグロ ○-×-○
宮崎勢。確か前はレガシーで対戦したことがある記憶、赤白ペインターだったかな。スタンもボロスとなると、この色へのこだわりがある人っぽい。
G1 後手。≪アダントの尖兵≫ビートで死に掛けるも、後続は全部カウンターしてお願いニヴミゼットしたらこれが通り、トップデッキの≪轟音のクラリオン≫ライフリンクモードで一気に回復して勝ち。死ぬかと思った。
G2 後手。似たような展開になるも、今度はお願いミゼットに≪裁きの一撃≫飛んできて負け。
G3 先手。≪魔術遠眼鏡≫でアダントさえ封じれば楽チン。≪つぶやく神秘家≫を立てて≪残骸の漂着≫で流してのんびりしてたら伸びた土地から≪苦悩火≫が全力本体で飛んでくるも、流石に追加はなかったようでトークンでどついて勝ち。
R5 ジェスカイミッドレンジ ○-○
プレイ中のコミュニケーションが盛んな方で、対戦していて面白かった。
G1 ≪べナリア史≫を≪中略≫、≪再燃するフェニックス≫も≪悪意ある妨害≫で弾くもフェニックス二枚目を弾けずにテフェリーを絡めた睨みあいに。
最終的に≪つぶやく神秘家≫が駆けつけ、お相手のハンドに全体除去がいっぱい貯まって勝ち。
G2 またも≪ベナリア史≫⇒≪再燃するフェニックス≫を両方カウンターする流れからお相手がマナスク。テフェリーを通してアド差を開けにいくが、カウンターが途切れて相手のテフェリーの着地を許しこっちのテフェリーがバウンス・・・が返しに≪イクサランの束縛≫をトップしておまけにダメ押しでだぶついてた2枚目のテフェリーでマウントとって勝ち。犯罪者といわれました。
R6 イゼットスペル ○-×-×
相性はトントンくらい?
G1 先手。相手のドレイクをカウンター⇒テフェリー⇒ミゼットと繋いで普通に勝ち。
G2 ドレイクに≪イクサランの束縛≫あてたら相手のミゼットを対処できず負け。
G3 ミゼットをテフェリーでバウンスしたら2号機登場、対処できず負け。
【結果】
3-3
さえない成績っすね。
軽く飯った後、8構へ突撃。
ゴミボロスを作ってじゅんさんの卓1ディミーア(ラル入り)とかいうバグデッキに切られ2没。ふう。
デッキがあまりに強すぎるじゅんさんは、決勝のスプリット交渉でも余裕の一言。
後はちょうせんにデッキ借りて無料対戦会でギャースカ騒いだり、抽選会でみそさんがフォイルコンプリートセット当たってるのを尻目に俺にはてぬぐいが当たったりでどんちゃか。アリヨシさんが延々と対戦会でパックを稼ぎまくってるのが印象的かな、多分一番アドとったのこの人でしょ。
あとはじゅんさんがわふさん特製「ザカマスペシャル」を借りてブイブイ言わせてるのがウケましたね。
適当に飯をかっこむと皆それぞれの明日へ。
日帰り組はみそ号で退却。
俺はカプセルホテル、アナンさんとじゅんさんはご友人宅、わふさんは車中泊。
統一感がない。
・2日目
がっつり寝てからの朝風呂⇒朝カレーコンボ決めた後わふさんの車が待つ駐車場へ向かうと、真剣な表情で先日のザカマスペシャルを荷台に広げるわふさんの姿が。
ももちパレスに集まったのは16名。
先日の余波でふえるかと思ったんですけど、残念。
権利獲得者は1名のみと厳しい。
スイス5回戦+SE2回戦、張り切っていってみよう。
【戦績】
R1 ゴルガリミッドレンジ ○-○
アキヅキさんとおっしゃったかな?
元大分勢らしく、じゅんさんとも親しげでした。
G1 先手。お相手延々土地詰まり。土地探す探検生物にカウンター割いたせいで、こっちのフィニッシャーが主に≪疫病造り師≫のせいで定着しない。
とはいえそれでも流石マナの差がでかく、デッキの半分以上を引いて強引に勝ち。
G2 後手。≪翡翠光のレインジャー≫二体にボコスカ殴られるアグレッシブプランに対し、こっちはカウンターハンドになってしまい裏目。クラリオン引けず、≪強迫≫で除去も抜かれ厳しいか・・・と思ったらトップからミゼットがこんにちわ。おかげでカウンターハンドが活きて無限にアドとって勝ち。
R2 グリクシス諜報 ○-○
昨日に引き続きいやな予感しか。
G1 ≪思考消去≫⇒≪血の刺客≫のコンボで≪薬術師の眼識≫を抜かれ、カウンターも尽き、神秘家もミゼットも除去されてお互いに息切れ・・・と思ったらトップからテフェリーがこんにちわ。そのまま除去されずに勝ち。
G2 ≪虚報活動≫をカウンターして、≪正気泥棒≫を除去したらお相手が息切れ。≪魔術遠眼鏡≫でハンド見たら土地とカウンターのみ。≪強迫≫撃たれるもこっちのハンド≪薬術師の眼識≫だらけなのでハンデス効かない。
順当にテフェリーでマウントとって勝ち。
R3 ジェスカイミッドレンジ ○-×-○
昨日とは別の方だけど、デッキはほぼ一緒だとか。
ちょいちょいPPTQで顔を合わせる人です。
G1 ベナリア史を中略してフェニックスもカウンターしてテフェリー・・・、ってこの流れ昨日もやったな。
G2 お相手マナスク。俺もマナスク。お相手は≪アダントの尖兵≫×3を出す。俺は何もない。
G3 またもマナスク。フェニックスとギャンコマ連打をアズカンタとカウンターで必死に粘る展開に。ようやく土地が伸びて≪轟音のクラリオン≫+≪裁きの一撃≫で一掃しようとするも、順番を間違えてフェニックスのトークンに≪裁きの一撃≫を撃つちょんぼをやらかしライフが4に。
歯を食いしばりながら出したお願いミゼットが除去されず、スタックで飛んできた≪イオン化≫でライフが2になるも、お相手が≪アダントの尖兵≫のやりとりでライフを減らしていたため本体火力ぶちこんで強引に勝ち。
プレイングぼろぼろやんけ。
R4 ID
引き分け卓が発生していたので、3-0が二人だけに。
IDしても次やらないといけない可能性はあったのだが、オポがかなり高かったので次負けても上がれるでしょうと踏んでID了承。
R5 ゴルガリミッドレンジ(じゅんさん) ×-×
俺「じゅんさんIDしよう」
じゅんさん「俺IDしたら落ちるんじゃね?」
俺「よくない?」
じゅんさん「よくはねえよ」
泣き落とし(?)失敗したのでガチりました。
G1 後手。≪野茂み歩き≫から≪マーフォークの枝渡り≫に繋いでくる好発進。で、殴ってくると思いきや。
ドローも弱く、タフ6に育った野茂み対処できず負け。
G2 先手。マナスクして死亡。なんかすごいあっさり負けたな。
負けはしたものの、結局オポにモノを言わせて予選は3-1-1から3位通過。
ちなみに結果論IDしてもじゅんさんは上がれました。
【SE】
SE1 イゼットスペル ×-○-×
R4でIDした方がお相手。
ゴルガリ絶対殺すマンとして参戦したらしいのだが、ジェスカイに一度も勝ったことがないらしく卓に座った瞬間からため息付きまくってた。
そんなに相性極端だとは思わないけどなあ。
G1 順位下なので後手。土地が少なめのキープしたために3T目の≪奇怪なドレイク≫を咎めきれず、そのままドレイクにがっつり殴られる。こういうときだけクラリオン引けず、ミゼット降臨させるも回復ができない。フルタップの瞬間に本体火力飛んできて負け。
G2 ドレイクだけカウンターしつつ、最速でミゼット。あわてて出てきたドレイク2種も≪残骸の漂着≫絡めて対応。お相手のミゼットも≪裁きの一撃≫して勝ち。
G3 危惧していたブンブン発動。4T目にはフェニックスとドレイクの11点パンチをもらうげろ。除去も引けておらず負け。これはしゃーないかな。
【結果】
SE一没。
うーん、黒緑にものすごく有利というわけでもなさそうなのでこのデッキ・・・というか現在の俺の考え方でジェスカイコンを組んではいけないのかもしれない。
なんにせよ、しばらくジェスカイとはおさらばでしょうかね?
GPでは勝ちまくってるみたいだけど。
ではまた次回。
2日泊りがけの紙三昧。
マジックフェスタは初参加で、目当てのイベントはPPTQ。
ファイナルズ予選のほうは二年連続出場へ目指しているので地味にモチベ高かったです。
なんにせよ、今期初の競技イベントとお祭りの併催ということでガチカジュ問わず多くの人が福岡へ。大分からも総勢20名近い遠征がありました。
2日間大会で使用したのはジェスカイコントロール。
巷のレシピが気に食わなくて、結構採用カードがちがいます。
時代の流れに逆行するマン。たぶん間違ってます。
・1日目
朝5:30出発、さすねむ。
わふさんの車にて一路福岡へGO。
アナンさんとちょうせんが後部座席でグースカする中、高速の運転が初めてのわふさんを眠気に耐えつつナビする係でえっちらおっちら移動。
8:00過ぎには現地到着、会場でたくみくんとも合流しいざPPTQへエントリー。
参加者は34名だったかな?流石に人が多い。
スイス6回戦+SE3回戦、張り切っていってみよう。
【戦績】
R1 白緑ストンピィ ×-×
あっ・・・
G1 後手。≪ラノワールのエルフ≫⇒≪鉄葉のチャンピオン≫⇒≪豊潤の声、シャライ≫のブンブン。GG。
G2 先手。からのお互いマナスクで、当然マナ域の軽い相手のほうが動きが軽やか。フェロックス2連打耐え切れず死亡。
幸先悪いっすね。
R2 エスパーコントロール ×-○-○
ミラーか。まあまだ気が楽な部類。
G1 先手。お互いこう着状態からニヴミゼットで様子見したら綺麗にこっちのカウンター込みで除去連打されて相手のテフェリーが定着して死亡。うかつにフィニッシャー出しすぎた。
G2 先手。≪軍勢の戦親分≫ゲーを展開して勝ち。
G3 後手。戦親分ゲーを≪マガーンの鏖殺者、ヴォーナ≫に咎められるがそんなん関係あるかとばかりに2体出してトークンモリモリで押し切って勝ち。
R3 青黒諜報 ○-×-×
長崎でもあたった方。前はモダンだったが。
G1 先手。お相手ワンマリから。お相手が除去ハンドになってしまったらしく、アクションが重くて全部綺麗に打ち消しに引っかかってしまう。テフェリー定着した後、≪思考消去≫でこっちのハンドだけ見て投了。
G2 後手。ハンデス絡めつつの≪正気泥棒≫からこっちのミゼットを奪われて泡吹いて負け。
G3 先手。ワンマリのこちらに対して≪虚報活動≫連打されハンドズタボロ。トップデックの≪軍勢の戦親分≫で仕掛けるも綺麗に≪喪心≫を残されていて死亡。
早くも2敗。とほほ。
R4 ボロスアグロ ○-×-○
宮崎勢。確か前はレガシーで対戦したことがある記憶、赤白ペインターだったかな。スタンもボロスとなると、この色へのこだわりがある人っぽい。
G1 後手。≪アダントの尖兵≫ビートで死に掛けるも、後続は全部カウンターしてお願いニヴミゼットしたらこれが通り、トップデッキの≪轟音のクラリオン≫ライフリンクモードで一気に回復して勝ち。死ぬかと思った。
G2 後手。似たような展開になるも、今度はお願いミゼットに≪裁きの一撃≫飛んできて負け。
G3 先手。≪魔術遠眼鏡≫でアダントさえ封じれば楽チン。≪つぶやく神秘家≫を立てて≪残骸の漂着≫で流してのんびりしてたら伸びた土地から≪苦悩火≫が全力本体で飛んでくるも、流石に追加はなかったようでトークンでどついて勝ち。
R5 ジェスカイミッドレンジ ○-○
プレイ中のコミュニケーションが盛んな方で、対戦していて面白かった。
G1 ≪べナリア史≫を≪中略≫、≪再燃するフェニックス≫も≪悪意ある妨害≫で弾くもフェニックス二枚目を弾けずにテフェリーを絡めた睨みあいに。
最終的に≪つぶやく神秘家≫が駆けつけ、お相手のハンドに全体除去がいっぱい貯まって勝ち。
G2 またも≪ベナリア史≫⇒≪再燃するフェニックス≫を両方カウンターする流れからお相手がマナスク。テフェリーを通してアド差を開けにいくが、カウンターが途切れて相手のテフェリーの着地を許しこっちのテフェリーがバウンス・・・が返しに≪イクサランの束縛≫をトップしておまけにダメ押しでだぶついてた2枚目のテフェリーでマウントとって勝ち。犯罪者といわれました。
R6 イゼットスペル ○-×-×
相性はトントンくらい?
G1 先手。相手のドレイクをカウンター⇒テフェリー⇒ミゼットと繋いで普通に勝ち。
G2 ドレイクに≪イクサランの束縛≫あてたら相手のミゼットを対処できず負け。
G3 ミゼットをテフェリーでバウンスしたら2号機登場、対処できず負け。
【結果】
3-3
さえない成績っすね。
軽く飯った後、8構へ突撃。
ゴミボロスを作ってじゅんさんの卓1ディミーア(ラル入り)とかいうバグデッキに切られ2没。ふう。
デッキがあまりに強すぎるじゅんさんは、決勝のスプリット交渉でも余裕の一言。
じゅんさん「じゃあ俺の勝ちということで・・・」
後はちょうせんにデッキ借りて無料対戦会でギャースカ騒いだり、抽選会でみそさんがフォイルコンプリートセット当たってるのを尻目に俺にはてぬぐいが当たったりでどんちゃか。アリヨシさんが延々と対戦会でパックを稼ぎまくってるのが印象的かな、多分一番アドとったのこの人でしょ。
あとはじゅんさんがわふさん特製「ザカマスペシャル」を借りてブイブイ言わせてるのがウケましたね。
俺「じゅんさん、ザカマスペシャルちゃんと回った?」
じゅんさん「瞬殺した(通算8-0)」
適当に飯をかっこむと皆それぞれの明日へ。
日帰り組はみそ号で退却。
俺はカプセルホテル、アナンさんとじゅんさんはご友人宅、わふさんは車中泊。
統一感がない。
・2日目
がっつり寝てからの朝風呂⇒朝カレーコンボ決めた後わふさんの車が待つ駐車場へ向かうと、真剣な表情で先日のザカマスペシャルを荷台に広げるわふさんの姿が。
俺「もしかしてこれ使うの?」
わふ「最強なので」
ももちパレスに集まったのは16名。
先日の余波でふえるかと思ったんですけど、残念。
権利獲得者は1名のみと厳しい。
スイス5回戦+SE2回戦、張り切っていってみよう。
【戦績】
R1 ゴルガリミッドレンジ ○-○
アキヅキさんとおっしゃったかな?
元大分勢らしく、じゅんさんとも親しげでした。
G1 先手。お相手延々土地詰まり。土地探す探検生物にカウンター割いたせいで、こっちのフィニッシャーが主に≪疫病造り師≫のせいで定着しない。
とはいえそれでも流石マナの差がでかく、デッキの半分以上を引いて強引に勝ち。
G2 後手。≪翡翠光のレインジャー≫二体にボコスカ殴られるアグレッシブプランに対し、こっちはカウンターハンドになってしまい裏目。クラリオン引けず、≪強迫≫で除去も抜かれ厳しいか・・・と思ったらトップからミゼットがこんにちわ。おかげでカウンターハンドが活きて無限にアドとって勝ち。
R2 グリクシス諜報 ○-○
昨日に引き続きいやな予感しか。
G1 ≪思考消去≫⇒≪血の刺客≫のコンボで≪薬術師の眼識≫を抜かれ、カウンターも尽き、神秘家もミゼットも除去されてお互いに息切れ・・・と思ったらトップからテフェリーがこんにちわ。そのまま除去されずに勝ち。
G2 ≪虚報活動≫をカウンターして、≪正気泥棒≫を除去したらお相手が息切れ。≪魔術遠眼鏡≫でハンド見たら土地とカウンターのみ。≪強迫≫撃たれるもこっちのハンド≪薬術師の眼識≫だらけなのでハンデス効かない。
順当にテフェリーでマウントとって勝ち。
R3 ジェスカイミッドレンジ ○-×-○
昨日とは別の方だけど、デッキはほぼ一緒だとか。
ちょいちょいPPTQで顔を合わせる人です。
G1 ベナリア史を中略してフェニックスもカウンターしてテフェリー・・・、ってこの流れ昨日もやったな。
G2 お相手マナスク。俺もマナスク。お相手は≪アダントの尖兵≫×3を出す。俺は何もない。
G3 またもマナスク。フェニックスとギャンコマ連打をアズカンタとカウンターで必死に粘る展開に。ようやく土地が伸びて≪轟音のクラリオン≫+≪裁きの一撃≫で一掃しようとするも、順番を間違えてフェニックスのトークンに≪裁きの一撃≫を撃つちょんぼをやらかしライフが4に。
歯を食いしばりながら出したお願いミゼットが除去されず、スタックで飛んできた≪イオン化≫でライフが2になるも、お相手が≪アダントの尖兵≫のやりとりでライフを減らしていたため本体火力ぶちこんで強引に勝ち。
プレイングぼろぼろやんけ。
R4 ID
引き分け卓が発生していたので、3-0が二人だけに。
IDしても次やらないといけない可能性はあったのだが、オポがかなり高かったので次負けても上がれるでしょうと踏んでID了承。
大林ジャッジ「ムッシュー・サカイ、こちら4回戦時点でのスタンディングです」
俺「えっ?め、メルシー・・・」
R5 ゴルガリミッドレンジ(じゅんさん) ×-×
俺「じゅんさんIDしよう」
じゅんさん「俺IDしたら落ちるんじゃね?」
俺「よくない?」
じゅんさん「よくはねえよ」
泣き落とし(?)失敗したのでガチりました。
G1 後手。≪野茂み歩き≫から≪マーフォークの枝渡り≫に繋いでくる好発進。で、殴ってくると思いきや。
じゅんさん「≪反応+反正≫持ってる気がする。殴らんとこ」
俺「てめぇ!!!!!!(持ってる)」
ドローも弱く、タフ6に育った野茂み対処できず負け。
G2 先手。マナスクして死亡。なんかすごいあっさり負けたな。
負けはしたものの、結局オポにモノを言わせて予選は3-1-1から3位通過。
ちなみに結果論IDしてもじゅんさんは上がれました。
大林ジャッジ「3位は・・・ムッシュー・サカイ!」
俺「えっ、もしかして今日1日ムッシュー呼びですか?」
【SE】
SE1 イゼットスペル ×-○-×
R4でIDした方がお相手。
ゴルガリ絶対殺すマンとして参戦したらしいのだが、ジェスカイに一度も勝ったことがないらしく卓に座った瞬間からため息付きまくってた。
そんなに相性極端だとは思わないけどなあ。
G1 順位下なので後手。土地が少なめのキープしたために3T目の≪奇怪なドレイク≫を咎めきれず、そのままドレイクにがっつり殴られる。こういうときだけクラリオン引けず、ミゼット降臨させるも回復ができない。フルタップの瞬間に本体火力飛んできて負け。
G2 ドレイクだけカウンターしつつ、最速でミゼット。あわてて出てきたドレイク2種も≪残骸の漂着≫絡めて対応。お相手のミゼットも≪裁きの一撃≫して勝ち。
G3 危惧していたブンブン発動。4T目にはフェニックスとドレイクの11点パンチをもらうげろ。除去も引けておらず負け。これはしゃーないかな。
【結果】
SE一没。
うーん、黒緑にものすごく有利というわけでもなさそうなのでこのデッキ・・・というか現在の俺の考え方でジェスカイコンを組んではいけないのかもしれない。
なんにせよ、しばらくジェスカイとはおさらばでしょうかね?
GPでは勝ちまくってるみたいだけど。
ではまた次回。
※作ってません回してません『ゴルガリミッドレンジ(スタン)』
2018年10月17日 デッキ考察(スタンダード)世はまさに大ゴルガリ時代。
先日のMOPTQの結果を受けて、早速話題のゴルガリミッドレンジとスパーリングしてきました。
その中で色々と感じるところがありましたので記事を一本。
珍しく(?)デッキ単体について簡単にまとめつつ、改良案についてちょい語ります。
タイトル通り作ってないし回してないので基本以下の中身は仮定と妄想の産物です。悪しからず。
とりあえず、見事優勝を飾ったレシピのご紹介から。
○デッキ概要
≪ラノワールのエルフ≫や≪マーフォークの枝渡り≫を中心にマナを伸ばし、探検や戦闘の過程で肥えた墓地を≪採取≫や≪ゴルガリの拾売人≫で活用してアドバンテージを稼ぐミッドレンジです。ほとんどがクリーチャースペルで構成されており、 「≪採取+最終≫でどちゃくそアドとったろやないかい」という気概をレシピ全体からひしひしと感じます。
フィニッシャーは≪秘宝探求者、ヴラスカ≫と≪破滅を囁くもの≫の二種。
前者はまあ今更語るべくもないカードパワーの持ち主ですから置いておくとして、≪破滅を囁くもの≫をフル投入しているのは非常に興味深いですね。
こいつの評価はスポイラー当初からどっちかというと「強いけど実際どうなん」的な若干お値段貼るファミレスメニューの食品サンプルみたいな評価が多かった印象でしたが、蓋を開けてみると環境へのフィット感は抜群でしたね。
こうやって見てみると、TOP8のほかのレシピに採用されていなかったのが不思議に思えてきます。他のデッキに大型フライヤーいないんだからそりゃミラーも勝ちますわな。
というわけで様々な課題を乗り越えたこのデッキ、「環境筆頭候補じゃーん!」みたいな勢いで我等が大分県が誇るMTG専門店「えちごや」の営業部長じゅんぺいさんに依頼をだし、早速仮組みしていざスパーリング。
で、その結果。
課題①:カードパワーが低すぎる・・・修整が必要だ。
じゅんさん「リミテみたいな初手しかこないんだけど?」
(じゅんさんが幾らカードパワーゲーマーなことを差し引いても)そらそう。
別によく見なくてもこのデッキ、特に低マナ域における単体のカードパワーの低さがいかんともしがたい。探検生物はでかくなってもパワーもタフネスも3止まり、ボロスや赤単には壁にもならず対コントロールにおいては序盤のクロックとしてのプレッシャーが不安定。まして≪轟音のクラリオン≫であっさり殲滅されるのは結構問題では。
特に軽量除去が不足しているので、対アグロにおいてはマナレシオの低い探検生物を肉壁にしてチュパカブラ、デーモン、≪最終≫あたりのマナレンジまで耐えることになります。いずれにせよある程度の横並びはがめおべあ感。
まあ長期戦志向だし、墓地アド・・・すなわちシナジーデッキである以上個々のカードパワーが下がるの仕方のないことだし、肉壁作戦も最終的には≪採取≫で回収していくことを考えれば悪くはないのでしょうが・・・。
課題②:新ヴラスカは強力だといったな、あれは嘘だ。
じゅんさん「こいつ探検でめくる度に墓地に落とすんだが」
≪ゴルガリの女王、ヴラスカ≫、巷の評判の割にはイマイチ。
というのも、最大の問題はこいつ4マナの癖して4T目に出しても強くないことにあります。
+しようにもまだ4T目なのに6マナのカードが複数枚入ってるこのデッキ、土地をサクるわけにもいかないです。生物をサクるとPWが自ら護衛を減らして忠誠値を上げるという本末転倒感。いやまあ墓地は肥えますが。
-すれば一応ピン除去。が、やはり以後サクるものがないわけで。
必然、除去モードを使わないのであれば着地の後ひたすら「かたくなる」を繰り返すという野生のトランセルと化したゴルガリクイーンの出来上がりである。どうしてこうなった。
勿論硬さは魅力で、一応奥義でかなり相手のコンバットを窮屈にさせるプレッシャーはあるのですが。実は探検以外でカードを引きにいけるのもこいつだけで、ゲインもまあ悪くはない。
加えてマナフラッドへの耐性がある・・・というのもなくはないですが、そもそも重いヴラスカまで併用しているのでなんだかなぁという。
別段カードパワーが極端に低いとかシナジー面での優秀さがないわけではないけれども、積極的に採用したいかといわれるとこのデッキではないかな、という印象を持ちました。
というわけで、見えてきた改善点は以下の通り。
で、個人的に一夜漬けで考えた改良案がこちら。
あ、何度でもいいますけど作ってないですし回してませんよ。
スパーリングした結果的にこう思っただけです。悪しからず。
こんな感じ?
以下妄想と仮定の解説。
改良点①:≪野茂み歩き≫と探検クリーチャー増量
多くのレシピでサイドにいたりメインにいたりで採用率はまちまちなカードですが、全体的に微妙な低マナ域のクリーチャーのラインナップの中でもスパーリングの際、際立って優秀でした。思い切ってフル投入はどうかなと。
一度探検すればタフネス4となり多くのアグロクリーチャーを受け止められるサイズに届き、3点火力の射程圏外へ逃げることからコントロール相手にも中々。勿論ゲインも非常にエラい、≪翡翠光のレインジャー≫とかにつながると震えるし赤単はゲロを吐く。
探検クリーチャーも12枚フルセットに増量したので、誘発機会には事欠かないと思います。まあこいつだけ重ね引いて探検クリーチャーがこなかった場合はバニラなので、そういうかみ合わせを嫌うのであれば3枚とかでもいいと思います。
改良点②:マナクリとゴルガリクイーンをカット
前述の通り、4T目のカードとしては些かピーキーなので≪ゴルガリの女王、ヴラスカ≫はカット。
さよならゴルガリクイーン・・・(まあ実はサイドにとってもいいんじゃないかとかチラッと思ったんですが、未知数)
代わりの4マナ域には安心と信頼の≪ヴラスカの侮辱≫採用。
≪暗殺者の戦利品≫も強いですけど、除去スペルこれだけってのは流石に不安要素が多かったので。
≪ラノワールのエルフ≫もカットしました。
1⇒3マナへのジャンプアップをしても、≪翡翠光のレインジャー≫くらいしかバリューがなく、次の4マナ域でもチュパカブラ・拾売人と速く出せる恩恵のあるクリーチャーではないのでバリューが低いと判断。むしろ、後半のトップデッキの弱さを助長している感が否めないかなと。≪採取≫で拾うこともないでしょうし。
これに伴い、1T目の緑マナアンタップインは必須ではなくなったので色マナ安定も兼ねて≪ゴルガリのギルド門≫も少量採用。土地の枚数自体も増やしてます。
あんまり入れすぎると今度は高マナ域でのタップインが足を引っ張るかな?
この辺はマナベース警察に任せます()
改良点③:≪ビビアン・リード≫・≪最古再誕≫
単体のカードパワーが低いので、アドバンテージ面に優れるシステム2種を1枚ずつ採用。
ビビアンは飛行を撃ち落せるので、相手のデーモンを除去しつつ+で自分のデーモンを探せるのが優秀。デーモン以外では制空権薄かったので、そこも補えます。というか、飛行フィニッシャーが非常に多い環境なのでそこ目当てというか。
≪最古再誕≫は自発的に墓地に落ちるので、≪ゴルガリの拾売人≫と組み合わせてぐるぐるできるのがいい。というかこれがやりたいです。たぶん全ゴルガリ民がやりたい、はず。(僕は別にゴルガリ民じゃないです)
実際、TOP8のレシピには多かれ少なかれ採用されてましたしね。
Ⅰ章の布告は環境柄コントロール以外には微妙な気がしてますが、Ⅲ章の存在がでかい。探検で土地を探す過程で、気兼ねなくフィニッシャーを墓地に落としてもいいというのは結構大きいんじゃないかと。
以上です。
結果的にいうと、元レシピでサイドボードに採用されてたカードがメインのカードパワー低いところ押しのけてあがってきた、といった感じ。まあありがちですね。
ちなみにサイドボードは割合適当なんですが、≪蔦草牝馬≫がミラーですごく優秀な気がしてます。デーモン以外のハードパンチャーが増えるし、こいつを対象にして≪最終≫を撃つとかできるし。(実際サイドに採用されてるのも入賞してましたね)
実際どういう感じにシェイプアップしていくかはまったくわかりませんが、まあ一意見としてまとめてみました。
いじりがいがありそうなデッキなので、今後が楽しみです。
たぶん使いませんけど。
長文をかけて満足。
ではまた次回。
先日のMOPTQの結果を受けて、早速話題のゴルガリミッドレンジとスパーリングしてきました。
その中で色々と感じるところがありましたので記事を一本。
珍しく(?)デッキ単体について簡単にまとめつつ、改良案についてちょい語ります。
タイトル通り作ってないし回してないので基本以下の中身は仮定と妄想の産物です。悪しからず。
とりあえず、見事優勝を飾ったレシピのご紹介から。
10月14日 MOPTQ(スタンダード)
1st: 黒緑ミッドレンジ
プレイヤー:Tixis
8:《森/Forest》
4:《草むした墓/Overgrown Tomb》
7:《沼/Swamp》
4:《森林の墓地/Woodland Cemetery》
23 lands
1:《管区の案内人/District Guide》
4:《破滅を囁くもの/Doom Whisperer》
2:《ゴルガリの拾売人/Golgari Findbroker》
1:《千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed》
4:《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》
4:《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4:《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》
3:《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》
3:《探求者の従者/Seekers’ Squire》
2:《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》
28 creatures
2:《ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen》
3:《秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker》
2:《採取+最終/Find+Finality》
2:《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》
9 other spells
1:《千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed》
1:《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》
1:《採取+最終/Find+Finality》
1:《アルゲールの断血/Arguel’s Blood Fast》
3:《強迫/Duress》
3:《渇望の時/Moment of Craving》
2:《最古再誕/The Eldest Reborn》
1:《ビビアン・リード/Vivien Reid》
2:《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
15 sideboard cards
○デッキ概要
≪ラノワールのエルフ≫や≪マーフォークの枝渡り≫を中心にマナを伸ばし、探検や戦闘の過程で肥えた墓地を≪採取≫や≪ゴルガリの拾売人≫で活用してアドバンテージを稼ぐミッドレンジです。ほとんどがクリーチャースペルで構成されており、 「≪採取+最終≫でどちゃくそアドとったろやないかい」という気概をレシピ全体からひしひしと感じます。
フィニッシャーは≪秘宝探求者、ヴラスカ≫と≪破滅を囁くもの≫の二種。
前者はまあ今更語るべくもないカードパワーの持ち主ですから置いておくとして、≪破滅を囁くもの≫をフル投入しているのは非常に興味深いですね。
こいつの評価はスポイラー当初からどっちかというと「強いけど実際どうなん」的な若干お値段貼るファミレスメニューの食品サンプルみたいな評価が多かった印象でしたが、蓋を開けてみると環境へのフィット感は抜群でしたね。
・対ボロス⇒≪正義の模範、オレリア≫≪黎明をもたらす者ライラ≫等の大型飛行戦力を一方的に討ち取れる。優秀。
・対ジェスカイ⇒着地後の対処が難しい。対処できても諜報能力の連続起動を咎めにくいので、後続を呼び込まれやすい。ウザ。
・対赤単⇒焼けません。ゲロ。
・対ミラー⇒地上が固まりやすいのでフライヤーisGOD。神。
こうやって見てみると、TOP8のほかのレシピに採用されていなかったのが不思議に思えてきます。他のデッキに大型フライヤーいないんだからそりゃミラーも勝ちますわな。
というわけで様々な課題を乗り越えたこのデッキ、「環境筆頭候補じゃーん!」みたいな勢いで我等が大分県が誇るMTG専門店「えちごや」の営業部長じゅんぺいさんに依頼をだし、早速仮組みしていざスパーリング。
(えちごやさんは通販サイトもあるよ!URL:https://etigoyashop.ocnk.net/)
で、その結果。
課題①:カードパワーが低すぎる・・・修整が必要だ。
じゅんさん「リミテみたいな初手しかこないんだけど?」
(じゅんさんが幾らカードパワーゲーマーなことを差し引いても)そらそう。
別によく見なくてもこのデッキ、特に低マナ域における単体のカードパワーの低さがいかんともしがたい。探検生物はでかくなってもパワーもタフネスも3止まり、ボロスや赤単には壁にもならず対コントロールにおいては序盤のクロックとしてのプレッシャーが不安定。まして≪轟音のクラリオン≫であっさり殲滅されるのは結構問題では。
特に軽量除去が不足しているので、対アグロにおいてはマナレシオの低い探検生物を肉壁にしてチュパカブラ、デーモン、≪最終≫あたりのマナレンジまで耐えることになります。いずれにせよある程度の横並びはがめおべあ感。
まあ長期戦志向だし、墓地アド・・・すなわちシナジーデッキである以上個々のカードパワーが下がるの仕方のないことだし、肉壁作戦も最終的には≪採取≫で回収していくことを考えれば悪くはないのでしょうが・・・。
課題②:新ヴラスカは強力だといったな、あれは嘘だ。
じゅんさん「こいつ探検でめくる度に墓地に落とすんだが」
≪ゴルガリの女王、ヴラスカ≫、巷の評判の割にはイマイチ。
というのも、最大の問題はこいつ4マナの癖して4T目に出しても強くないことにあります。
+しようにもまだ4T目なのに6マナのカードが複数枚入ってるこのデッキ、土地をサクるわけにもいかないです。生物をサクるとPWが自ら護衛を減らして忠誠値を上げるという本末転倒感。いやまあ墓地は肥えますが。
-すれば一応ピン除去。が、やはり以後サクるものがないわけで。
必然、除去モードを使わないのであれば着地の後ひたすら「かたくなる」を繰り返すという野生のトランセルと化したゴルガリクイーンの出来上がりである。どうしてこうなった。
勿論硬さは魅力で、一応奥義でかなり相手のコンバットを窮屈にさせるプレッシャーはあるのですが。実は探検以外でカードを引きにいけるのもこいつだけで、ゲインもまあ悪くはない。
加えてマナフラッドへの耐性がある・・・というのもなくはないですが、そもそも重いヴラスカまで併用しているのでなんだかなぁという。
別段カードパワーが極端に低いとかシナジー面での優秀さがないわけではないけれども、積極的に採用したいかといわれるとこのデッキではないかな、という印象を持ちました。
というわけで、見えてきた改善点は以下の通り。
①低マナ域での打たれ弱さをなんとかしよう
②除去を増やそう
③ヴラスカさんとは今回はご縁がなかったということで
で、個人的に一夜漬けで考えた改良案がこちら。
あ、何度でもいいますけど作ってないですし回してませんよ。
スパーリングした結果的にこう思っただけです。悪しからず。
7:《森/Forest》
4:《草むした墓/Overgrown Tomb》
7:《沼/Swamp》
4:《森林の墓地/Woodland Cemetery》
2:《ゴルガリのギルド門/Golgari Guildgate》
24 lands
4:《破滅を囁くもの/Doom Whisperer》
2:《ゴルガリの拾売人/Golgari Findbroker》
1:《千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed》
4:《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》
4:《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》
2:《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》
4:《探求者の従者/Seekers’ Squire》
4:《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》
25 creatures
2:《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
1:《ビビアン・リード/Vivien Reid》
2:《秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker》
2:《採取+最終/Find+Finality》
1:《最古再誕/The Eldest Reborn》
3:《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》
11 other spells
1:《採取+最終/Find+Finality》
1:《アルゲールの断血/Arguel’s Blood Fast》
4:《強迫/Duress》
3:《渇望の時/Moment of Craving》
2:《貪る死肉あさり/Deathgorge Scavenger》
1:《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》
2:《蔦草牝馬/Vine Mare》
1:《黄金の死/Golden Demise》
15 sideboard cards
こんな感じ?
以下
改良点①:≪野茂み歩き≫と探検クリーチャー増量
多くのレシピでサイドにいたりメインにいたりで採用率はまちまちなカードですが、全体的に微妙な低マナ域のクリーチャーのラインナップの中でもスパーリングの際、際立って優秀でした。思い切ってフル投入はどうかなと。
一度探検すればタフネス4となり多くのアグロクリーチャーを受け止められるサイズに届き、3点火力の射程圏外へ逃げることからコントロール相手にも中々。勿論ゲインも非常にエラい、≪翡翠光のレインジャー≫とかにつながると震えるし赤単はゲロを吐く。
探検クリーチャーも12枚フルセットに増量したので、誘発機会には事欠かないと思います。まあこいつだけ重ね引いて探検クリーチャーがこなかった場合はバニラなので、そういうかみ合わせを嫌うのであれば3枚とかでもいいと思います。
改良点②:マナクリとゴルガリクイーンをカット
前述の通り、4T目のカードとしては些かピーキーなので≪ゴルガリの女王、ヴラスカ≫はカット。
さよならゴルガリクイーン・・・(まあ実はサイドにとってもいいんじゃないかとかチラッと思ったんですが、未知数)
代わりの4マナ域には安心と信頼の≪ヴラスカの侮辱≫採用。
≪暗殺者の戦利品≫も強いですけど、除去スペルこれだけってのは流石に不安要素が多かったので。
≪ラノワールのエルフ≫もカットしました。
1⇒3マナへのジャンプアップをしても、≪翡翠光のレインジャー≫くらいしかバリューがなく、次の4マナ域でもチュパカブラ・拾売人と速く出せる恩恵のあるクリーチャーではないのでバリューが低いと判断。むしろ、後半のトップデッキの弱さを助長している感が否めないかなと。≪採取≫で拾うこともないでしょうし。
これに伴い、1T目の緑マナアンタップインは必須ではなくなったので色マナ安定も兼ねて≪ゴルガリのギルド門≫も少量採用。土地の枚数自体も増やしてます。
あんまり入れすぎると今度は高マナ域でのタップインが足を引っ張るかな?
この辺はマナベース警察に任せます()
改良点③:≪ビビアン・リード≫・≪最古再誕≫
単体のカードパワーが低いので、アドバンテージ面に優れるシステム2種を1枚ずつ採用。
ビビアンは飛行を撃ち落せるので、相手のデーモンを除去しつつ+で自分のデーモンを探せるのが優秀。デーモン以外では制空権薄かったので、そこも補えます。というか、飛行フィニッシャーが非常に多い環境なのでそこ目当てというか。
≪最古再誕≫は自発的に墓地に落ちるので、≪ゴルガリの拾売人≫と組み合わせてぐるぐるできるのがいい。というかこれがやりたいです。たぶん全ゴルガリ民がやりたい、はず。(僕は別にゴルガリ民じゃないです)
実際、TOP8のレシピには多かれ少なかれ採用されてましたしね。
Ⅰ章の布告は環境柄コントロール以外には微妙な気がしてますが、Ⅲ章の存在がでかい。探検で土地を探す過程で、気兼ねなくフィニッシャーを墓地に落としてもいいというのは結構大きいんじゃないかと。
以上です。
結果的にいうと、元レシピでサイドボードに採用されてたカードがメインのカードパワー低いところ押しのけてあがってきた、といった感じ。まあありがちですね。
ちなみにサイドボードは割合適当なんですが、≪蔦草牝馬≫がミラーですごく優秀な気がしてます。デーモン以外のハードパンチャーが増えるし、こいつを対象にして≪最終≫を撃つとかできるし。(実際サイドに採用されてるのも入賞してましたね)
実際どういう感じにシェイプアップしていくかはまったくわかりませんが、まあ一意見としてまとめてみました。
いじりがいがありそうなデッキなので、今後が楽しみです。
長文をかけて満足。
ではまた次回。
10/14 エターナルパーティトライアル@カードプレイス大分店 参加レポ
2018年10月15日 大会レポートレガシー大国大分において、当然のように2回開催されるエタパトライアルのうち1回目、カプレでの開催分に参加してきました。
レガシーは絶賛不調、大会の後には休日出勤の予定も控えていたため正直ダウナー状態だったのですが一応予約していた手前、割と遅刻気味にてお店に到着。
が、普通に「あ、間に合ったね」と参加することに。
デッキは調整に絶賛四苦八苦しているジェスカイ石鍛冶。
YMDさんの薦めもあり、今回は統率者2018から≪改良式鋳造所≫を投入。
フェアデッキへのプレッシャーが高まったはずだが、どこまでやれるかな。
参加者は11名⇒10名でスイス5回戦+SE2回戦、張り切れるどうかは怪しいがとりえずいってみよう。
【戦績】
R1 BYE(カワシマさん)
参加予定だったカワシマさんが所用でこれず、ドロップ扱いになったため。
いろいろと立て込んでらっしゃるようだ。
R2 マイアレトリーバーコンボ(ヤブグチさん) ○-×-○
≪マイアの回収者≫を≪直感≫でサーチすることで一度に揃え、サクリ台でマナの限りこいつらを射出・循環し続けるサクリファイスコンボ。2マナランドから加速し、チャリスや≪難題の予見者≫で妨害を挟んでいくようだ。
見えなかったが、≪電結の荒廃者≫は入ってないのだろうか。
G1 ≪直感≫とレトリーバーを見て概ねのデッキの構造を把握、難題をwillで弾いて石鍛冶⇒十手に繋ぎコンボを減速。≪古えの墳墓≫でライフが詰まったのを見計らい≪稲妻≫⇒瞬唱FBで勝ち。
G2 クロックを引けずまごついてるところに、まさかの≪練達飛行機械職人、サイ≫登場。
あっという間にソプターが6体並び、十手で粘るも追加のクロックひけず負け。
サイ強い。
G3 序盤から石鍛冶連打、バター+青赤剣のガイキチ生物で殴りかかりライフが40オーバーして勝ち。
R3 奇跡(ショウノさん) ×-○-○
相性は悪いと思っている。
あんまり奇跡とやったことがないのだけれど。
G1 メインは流石に不要牌のが多く、きつめ。ソープロを固め引いてジェイス咎めきれず負け。
G2 先手1T目から≪改良式鋳造所≫を置きにいくがwillで弾かれ南無。例によって結構グダり、なんやかんやでこっちのジェイスを通してなんやかんやして勝ち。
G3 ショウノさんマナスク。土地を探しにドローを重ねるもたどり着かない様子のところに追い討ちの不毛。ヴェンディリオン絡めてジェイスを通し、≪改良式鋳造所≫からトークンわらわら。EXターンに突入するも、ジェイス奥義から≪石術師、ナヒリ≫でバターを即投入、打点UPして間に合い勝ち。
まあ土地詰まったらねえ。
R4 BGデプス(イミさん) ○-×-×
期待の≪暗殺者の戦利品≫入りデプス。
早速その恐怖を味わうことになるかと思いきや。
G1 2T目≪森の占術≫を≪呪文嵌め≫した返し、自ターンドローで≪カラカス≫、そのままブレストしたら瞬唱+ブレスト+willと引いてきて流石に強すぎた。
そのままイミさんの行動をあらかたパーミッションして勝ち。
G2 除去を減らしたというのもあるが、何枚のブレストポンダー絡めようが除去にたどり着かない。≪吸血鬼の呪詛師≫に殴り殺されてまけ。
G3 後手3T目の≪最後の望み、リリアナ≫を咎められなかったのがすべて。ピアス、今抜いてるからなあ。結局奥義ターンにデプスコンボ+≪消耗の儀式≫で負け。
R5 BRリアニ(クドウさん) ○-○
なんだかんだ、久々の対戦な気が。
G1 ≪別館の大長≫2枚公開スタートでげえっとなるも、クドウさん沼1枚ストップのマナスク。こっちはこっちでクドウさんがハンデス撃つたびに有効牌トップする謎の引きの強さでカバー。一度は≪大修道士、エリシュ・ノーン≫に盤面流されるも即座にソープロして≪改良式鋳造所≫からトークンもりもりで勝ち。
G2 クドウさん1マリから。
こっちはこっちでドロースペル多めのキープしたら、後手1T目のドローが≪外科的摘出≫で「あっ」みたいな。
返しの≪納墓≫⇒≪グリセルブランド≫⇒≪再活性≫に当然干渉して、墓地の仕込みをたて直してもらってる間に石鍛冶+青赤剣で勝ち。
予選BYE込み4-1の2位通過。
SE1 奇跡(ショウノさん) ×-○-×
再び立ちはだかるぅ。
G1 先手から。早々に≪不毛の大地≫を切られて若干のマナスクスタートするも、やはりアドバンテージ負け。結構粘ったんだけどな。
G2 先手1T目≪改良式鋳造所≫にwill、2T目石鍛冶に≪呪文嵌め≫とパーミされるも、3T目のおせおせネメシスが通ってラッキー。適度にパンチいれつつ、お互いにジェイスを着地させるがネメシス分やはりこっちのが定着しやすい・・・と思ったのだが瞬唱×2+ギデオン+ヴェンディリオンでダメージレースを挑まれるおやおや。虎の子の≪改良式鋳造所≫もボトムに落とされ「ダメか・・・」と思ったら補完ドローでバターがこんにちわして究極生物完成で勝ち。引きだけでカバー。
G3 ジェイス×2にナヒリ、ヴェンディリオンに≪狼狽の嵐≫というくそ強初手。
お互い静かに土地を伸ばし続け、ヴェンディリオン+フラスターでフルタップを誘いジェイス。willで弾かれるも、虎の子の≪改良式鋳造所≫を通すが返しの≪真髄の針≫でここまで苦労がぱぁ。≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫に盤面固められ、≪議会の採決≫で針を割って粘り、石鍛冶+ナヒリで反撃・・・の前に≪外科的摘出≫で≪蓄積した知識≫をぶっこ抜きソープロ+終末しかないハンドを確認。アタックに合わせて石鍛冶起動したらまさかのショウノさんのトップが≪ヴェンディリオン三人衆≫でプラン崩壊。そのまま飛行クロックだけで負け。
【結果】
SE1没でした。
勝ってる試合が全体的にデッキ選択の悪さとプレイの甘さを引きでカバー、って感じの試合ばっかなので、結局のところ禁止改訂以後のレガシーは不調傾向です。
九レガまでになんかつかめるといいなあ。
レガシーは絶賛不調、大会の後には休日出勤の予定も控えていたため正直ダウナー状態だったのですが一応予約していた手前、割と遅刻気味にてお店に到着。
が、普通に「あ、間に合ったね」と参加することに。
コーノさん「うわぁ。サカイさんやる気なさそ~」
デッキは調整に絶賛四苦八苦しているジェスカイ石鍛冶。
YMDさんの薦めもあり、今回は統率者2018から≪改良式鋳造所≫を投入。
フェアデッキへのプレッシャーが高まったはずだが、どこまでやれるかな。
参加者は11名⇒10名でスイス5回戦+SE2回戦、張り切れるどうかは怪しいがとりえずいってみよう。
【戦績】
R1 BYE(カワシマさん)
参加予定だったカワシマさんが所用でこれず、ドロップ扱いになったため。
いろいろと立て込んでらっしゃるようだ。
R2 マイアレトリーバーコンボ(ヤブグチさん) ○-×-○
≪マイアの回収者≫を≪直感≫でサーチすることで一度に揃え、サクリ台でマナの限りこいつらを射出・循環し続けるサクリファイスコンボ。2マナランドから加速し、チャリスや≪難題の予見者≫で妨害を挟んでいくようだ。
見えなかったが、≪電結の荒廃者≫は入ってないのだろうか。
G1 ≪直感≫とレトリーバーを見て概ねのデッキの構造を把握、難題をwillで弾いて石鍛冶⇒十手に繋ぎコンボを減速。≪古えの墳墓≫でライフが詰まったのを見計らい≪稲妻≫⇒瞬唱FBで勝ち。
G2 クロックを引けずまごついてるところに、まさかの≪練達飛行機械職人、サイ≫登場。
ヤブグチさん「遂に買ったんですよぉ!(バァン)」
あっという間にソプターが6体並び、十手で粘るも追加のクロックひけず負け。
サイ強い。
G3 序盤から石鍛冶連打、バター+青赤剣のガイキチ生物で殴りかかりライフが40オーバーして勝ち。
R3 奇跡(ショウノさん) ×-○-○
相性は悪いと思っている。
あんまり奇跡とやったことがないのだけれど。
G1 メインは流石に不要牌のが多く、きつめ。ソープロを固め引いてジェイス咎めきれず負け。
G2 先手1T目から≪改良式鋳造所≫を置きにいくがwillで弾かれ南無。例によって結構グダり、なんやかんやでこっちのジェイスを通してなんやかんやして勝ち。
G3 ショウノさんマナスク。土地を探しにドローを重ねるもたどり着かない様子のところに追い討ちの不毛。ヴェンディリオン絡めてジェイスを通し、≪改良式鋳造所≫からトークンわらわら。EXターンに突入するも、ジェイス奥義から≪石術師、ナヒリ≫でバターを即投入、打点UPして間に合い勝ち。
まあ土地詰まったらねえ。
R4 BGデプス(イミさん) ○-×-×
期待の≪暗殺者の戦利品≫入りデプス。
早速その恐怖を味わうことになるかと思いきや。
G1 2T目≪森の占術≫を≪呪文嵌め≫した返し、自ターンドローで≪カラカス≫、そのままブレストしたら瞬唱+ブレスト+willと引いてきて流石に強すぎた。
そのままイミさんの行動をあらかたパーミッションして勝ち。
G2 除去を減らしたというのもあるが、何枚のブレストポンダー絡めようが除去にたどり着かない。≪吸血鬼の呪詛師≫に殴り殺されてまけ。
G3 後手3T目の≪最後の望み、リリアナ≫を咎められなかったのがすべて。ピアス、今抜いてるからなあ。結局奥義ターンにデプスコンボ+≪消耗の儀式≫で負け。
R5 BRリアニ(クドウさん) ○-○
なんだかんだ、久々の対戦な気が。
G1 ≪別館の大長≫2枚公開スタートでげえっとなるも、クドウさん沼1枚ストップのマナスク。こっちはこっちでクドウさんがハンデス撃つたびに有効牌トップする謎の引きの強さでカバー。一度は≪大修道士、エリシュ・ノーン≫に盤面流されるも即座にソープロして≪改良式鋳造所≫からトークンもりもりで勝ち。
G2 クドウさん1マリから。
クドウさん「多少はなんとかなるみたいなハンドでなんとかなるデッキじゃない・・・!」
こっちはこっちでドロースペル多めのキープしたら、後手1T目のドローが≪外科的摘出≫で「あっ」みたいな。
返しの≪納墓≫⇒≪グリセルブランド≫⇒≪再活性≫に当然干渉して、墓地の仕込みをたて直してもらってる間に石鍛冶+青赤剣で勝ち。
予選BYE込み4-1の2位通過。
SE1 奇跡(ショウノさん) ×-○-×
再び立ちはだかるぅ。
G1 先手から。早々に≪不毛の大地≫を切られて若干のマナスクスタートするも、やはりアドバンテージ負け。結構粘ったんだけどな。
G2 先手1T目≪改良式鋳造所≫にwill、2T目石鍛冶に≪呪文嵌め≫とパーミされるも、3T目のおせおせネメシスが通ってラッキー。適度にパンチいれつつ、お互いにジェイスを着地させるがネメシス分やはりこっちのが定着しやすい・・・と思ったのだが瞬唱×2+ギデオン+ヴェンディリオンでダメージレースを挑まれるおやおや。虎の子の≪改良式鋳造所≫もボトムに落とされ「ダメか・・・」と思ったら補完ドローでバターがこんにちわして究極生物完成で勝ち。引きだけでカバー。
G3 ジェイス×2にナヒリ、ヴェンディリオンに≪狼狽の嵐≫というくそ強初手。
お互い静かに土地を伸ばし続け、ヴェンディリオン+フラスターでフルタップを誘いジェイス。willで弾かれるも、虎の子の≪改良式鋳造所≫を通すが返しの≪真髄の針≫でここまで苦労がぱぁ。≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫に盤面固められ、≪議会の採決≫で針を割って粘り、石鍛冶+ナヒリで反撃・・・の前に≪外科的摘出≫で≪蓄積した知識≫をぶっこ抜きソープロ+終末しかないハンドを確認。アタックに合わせて石鍛冶起動したらまさかのショウノさんのトップが≪ヴェンディリオン三人衆≫でプラン崩壊。そのまま飛行クロックだけで負け。
【結果】
SE1没でした。
勝ってる試合が全体的にデッキ選択の悪さとプレイの甘さを引きでカバー、って感じの試合ばっかなので、結局のところ禁止改訂以後のレガシーは不調傾向です。
九レガまでになんかつかめるといいなあ。
9/23 中津レガシー(九レガトライアル)@中津教育福祉会館 参加レポ
2018年9月27日 大会レポートスタンダードに切り替えていくといったな。
あれは嘘だ。
PPTQ遠征明けて翌日、こんどは中津レガシーへ参戦。
マジックジャンキーは人の集まる大会ならばどこにでも足を伸ばすのだ。
待ちに待った九レガ2018秋のトライアルも兼ねているとあってか、22名と人の入りも中々。
禁止改訂以後、いまいち感触のよくないジェスカイ石鍛冶を使用。
スイス5回戦+SE3回戦、張り切っていってみようか。
【戦績】
R1 バーン(コーノさん) ○-×-×
もえるばーんだましい。
G1 コーノさんダブマリから。≪大歓楽の幻霊≫を≪呪文嵌め≫して以降、コーノさんの後続が芳しくなくて勝ち。
G2 コーノさんまたもダブマリから。序盤を捌ききって盤面とるものの、攻め手が大振りすぎていまいち攻めきれず、石鍛冶も引けずライフが危険域。グダってるうちに火力溜め込まれ負け。
G3 石鍛冶バターの流れに≪粉々≫で干渉されたところをカウンター合戦に競り勝ったまではよかったものの、トークンを焼かれて減速かけられて返しのコーノさんのトップが≪硫黄の渦≫でうぼあ。回答引けず負け。
バーン戦はwill結構多めに残したほうがいい気がする、覚えた。
R2 スニークショー(ハマダさん) ×-×
また身内。
フラスターを≪呪文嵌め≫に挿げ替えてるせいで、ショーテル系へのガードは下がってしまっている。
R1 こっちはカウンター引けずまごまごするが、ハマダさんのハンドもこっちの石鍛冶にwill切らないといけない程度には弱かった模様。とはいえグダっていれば詰みまでが速いのはサーチ&ドローの多いショーテル側に決まっているわけで。≪だまし討ち≫から≪グリセルブランド≫で負け。
R2 何を血迷ったのか、対策カードもキャントリップもないのに石鍛冶見ただけで7枚キープ。おいおい。当然コンボ咎められず負け。
プレイもサイドインも雑すぎ、負けて当然である。
R3 黒単POX ○-○
・・・えっ、また?
G1 ≪小悪疫≫されても≪陥没孔≫されても土地がもりもりトップから湧いてきて石鍛冶で勝ち。
G2 お相手1マリから。あんまりハンデスもランデスも飛んでこず、≪トーラックへの賛歌≫だけカウンターして普通にジェイス置いて勝ち。
R4 グリクシスコントロール(スティーブン) ×-×
また身内(ry
G1 相手の≪悪意の大梟≫に攻められるものの、後続で≪渦まく知識≫をFBするためにでてきた≪瞬唱の魔道士≫もろとも≪火+氷≫という謎のカードで焼き払い、≪ヴェンディリオン三人衆≫⇒≪精神を刻むもの、ジェイス≫へ繋いで攻勢に転じる。相手も返しにジェイスで張り合われ、石鍛冶で粘るもののブレストで≪コラガンの命令≫探されて盤面崩壊。やはりこのカードが癌か・・・。
初めてスネアが輝いたマッチだったが。
G2 先手1マリから。詰まり気味の土地に、相手のジェイスをカウンターできずこちらのジェイスはwill。とりあえず≪血染めの月≫は置いておくものの、相手にケアする余裕があり盤面固められ負け。
フェアに強くしたつもりが、フェアに勝っていない。
R5 レクターコンボ ×-×
≪老練の探検者≫からマナ伸ばして≪アカデミーの学長≫からデカいエンチャ引っ張ってくる面白コンボデッキ。
G1 探検者スタートされるもお相手土地1キープだったらしい。石鍛冶ネメシスで早めに仕掛けるものの、土地引き込まれセラピー撃たれたのでやむなくブロック。伸びたマナからレクター、即セラピーでサクられたら飛んできたのは≪圧倒的輝き≫。メインはエンチャ割れないので投了。
G2 PWsで積極的に仕掛けるも、≪進化の飛躍≫でサクり準備整えられ≪地の封印≫で瞬唱を封じられいいとこでセラピーもツモられる。こっちはこっちでいいとこツモれず進化の飛躍からのレクター連打を一切咎められず、≪鳩散らし≫+≪死の支配の呪い≫ロック食らい負け。
【結果】
先日に引き続き1-4とぼろぼろ。
なんか最近勝てないですね、特にレガシーは何をメタったらいいのやらさっぱりな感じ。
デッキの変更も視野にいれていきますか。
あれは嘘だ。
PPTQ遠征明けて翌日、こんどは中津レガシーへ参戦。
マジックジャンキーは人の集まる大会ならばどこにでも足を伸ばすのだ。
待ちに待った九レガ2018秋のトライアルも兼ねているとあってか、22名と人の入りも中々。
禁止改訂以後、いまいち感触のよくないジェスカイ石鍛冶を使用。
スイス5回戦+SE3回戦、張り切っていってみようか。
【戦績】
R1 バーン(コーノさん) ○-×-×
もえるばーんだましい。
G1 コーノさんダブマリから。≪大歓楽の幻霊≫を≪呪文嵌め≫して以降、コーノさんの後続が芳しくなくて勝ち。
G2 コーノさんまたもダブマリから。序盤を捌ききって盤面とるものの、攻め手が大振りすぎていまいち攻めきれず、石鍛冶も引けずライフが危険域。グダってるうちに火力溜め込まれ負け。
G3 石鍛冶バターの流れに≪粉々≫で干渉されたところをカウンター合戦に競り勝ったまではよかったものの、トークンを焼かれて減速かけられて返しのコーノさんのトップが≪硫黄の渦≫でうぼあ。回答引けず負け。
バーン戦はwill結構多めに残したほうがいい気がする、覚えた。
R2 スニークショー(ハマダさん) ×-×
また身内。
フラスターを≪呪文嵌め≫に挿げ替えてるせいで、ショーテル系へのガードは下がってしまっている。
R1 こっちはカウンター引けずまごまごするが、ハマダさんのハンドもこっちの石鍛冶にwill切らないといけない程度には弱かった模様。とはいえグダっていれば詰みまでが速いのはサーチ&ドローの多いショーテル側に決まっているわけで。≪だまし討ち≫から≪グリセルブランド≫で負け。
R2 何を血迷ったのか、対策カードもキャントリップもないのに石鍛冶見ただけで7枚キープ。おいおい。当然コンボ咎められず負け。
プレイもサイドインも雑すぎ、負けて当然である。
R3 黒単POX ○-○
・・・えっ、また?
G1 ≪小悪疫≫されても≪陥没孔≫されても土地がもりもりトップから湧いてきて石鍛冶で勝ち。
G2 お相手1マリから。あんまりハンデスもランデスも飛んでこず、≪トーラックへの賛歌≫だけカウンターして普通にジェイス置いて勝ち。
R4 グリクシスコントロール(スティーブン) ×-×
また身内(ry
G1 相手の≪悪意の大梟≫に攻められるものの、後続で≪渦まく知識≫をFBするためにでてきた≪瞬唱の魔道士≫もろとも≪火+氷≫という謎のカードで焼き払い、≪ヴェンディリオン三人衆≫⇒≪精神を刻むもの、ジェイス≫へ繋いで攻勢に転じる。相手も返しにジェイスで張り合われ、石鍛冶で粘るもののブレストで≪コラガンの命令≫探されて盤面崩壊。やはりこのカードが癌か・・・。
初めてスネアが輝いたマッチだったが。
G2 先手1マリから。詰まり気味の土地に、相手のジェイスをカウンターできずこちらのジェイスはwill。とりあえず≪血染めの月≫は置いておくものの、相手にケアする余裕があり盤面固められ負け。
フェアに強くしたつもりが、フェアに勝っていない。
R5 レクターコンボ ×-×
≪老練の探検者≫からマナ伸ばして≪アカデミーの学長≫からデカいエンチャ引っ張ってくる面白コンボデッキ。
G1 探検者スタートされるもお相手土地1キープだったらしい。石鍛冶ネメシスで早めに仕掛けるものの、土地引き込まれセラピー撃たれたのでやむなくブロック。伸びたマナからレクター、即セラピーでサクられたら飛んできたのは≪圧倒的輝き≫。メインはエンチャ割れないので投了。
G2 PWsで積極的に仕掛けるも、≪進化の飛躍≫でサクり準備整えられ≪地の封印≫で瞬唱を封じられいいとこでセラピーもツモられる。こっちはこっちでいいとこツモれず進化の飛躍からのレクター連打を一切咎められず、≪鳩散らし≫+≪死の支配の呪い≫ロック食らい負け。
【結果】
先日に引き続き1-4とぼろぼろ。
なんか最近勝てないですね、特にレガシーは何をメタったらいいのやらさっぱりな感じ。
デッキの変更も視野にいれていきますか。
9/22 PPTQ『ラヴニカの献身』@ワールドキング長崎 参加レポ
2018年9月26日 大会レポート今シーズン最後のPPTQ参加。
一度行ってみたかった、ワールドキングさんにお邪魔してきました。
今回はハマダさんとたくみ君が同道。
片道が約3時間半、まあ福岡よりはちょい遠いかなくらいの距離。
一応用心して朝6:00に大分を発ったものの、9:00過ぎには到着してしまうくらいの距離でした。次回はもう少し遅くてもよさそうだ。
オランダ村の光景に若干気圧されつつも入店、開店時間前だというのに店長さんには丁寧に案内をいただいた。ありがたや。
10:00過ぎにはぼちぼち人も集まりだす。
福岡勢の姿が目立った記憶。
というわけで参加者は22名のスイス5回戦+SE3回戦!
使用デッキはいつもの5C人間。
張り切っていってみよう。
【戦績】
R1 鱗親和(ハマダさん) ○-×-×
まーた身内あたりか・・・前回のPPTQも初戦これだったな・・・。
G1 先手、バイアルスタート。3T目にバイアル絡めて≪帆凧の掠め盗り≫+≪翻弄する魔道士≫、ハマダさんのハンドの≪電結の荒廃者≫2枚が紙になって勝ち。
G2 後手、≪再利用の賢者≫≪戦争の報い、渦汰奇≫とサイドカードたっぷりながらも土地1の1マナ圏なしをキープ。ハマダさんは≪硬化した鱗≫スタートに対し、後手の2T目のドローで≪貴族の教主≫を引き込むも≪歩行バリスタ≫に阻まれ1ターンのテンポロス。このロスした1ターンだけで盤面構築されきって負け。
G3 先手、マナクリカマキリキープして2T目から殴りかかるも後続がドローが土地ばかりでがっくり。3T目には10/10の≪墨蛾の生息地≫が完成し死亡。
R2 8Rack ○-×-○
こないだのPPTQも同じデッキに負けたしいやな予感しかしない。
というか、俺は定期的に競技大会で黒単に当たってボコボコにされる謎のパターンが定着している。
G1 先手、バイアルも1マナ圏もないが2マナ圏の強いとこ固め引いていたのでキープ。お相手は≪思考囲い≫⇒≪小悪疫≫でリソース攻めしてくるところ、≪翻弄する魔道士≫を≪幻影の像≫絡めて連打。≪ヴェールのリリアナ≫と≪カラスの罪≫を封じて動きを狭め殴り勝ち。
G2 後手。1マリガンマナクリキープも、やはり≪小悪疫≫に咎められる。≪金切り声の苦悶≫にライフを詰められながらも≪貴族の教主≫絡めた賛美クロックで追いすがる。
ライフ5最後のお相手のハンド1枚ドローゴーに対し、トップしたカマキリの単機アタックだと足りていたところ、フルパンしてしまったため≪致命的な一押し≫に咎められ死亡。除去を読み違った、≪残忍な切断≫よりはプッシュのが確率高いよねそりゃ。
G3 先手バイアルスタート。バイアルあるだけでかなり展開が楽。最後はハンド枯らされトップ勝負になるも、≪民兵のラッパ手≫でハンド枚数を維持し≪再利用の賢者≫で≪罠の橋≫を破壊などスムーズに対処。ジリ貧になった相手を地道に削って勝ち。
R3 エルフ ○-×-×
≪集合した中隊≫も≪背教の指導者、エズーリ≫も入っておらず、≪雲石の工芸品≫による無限マナや≪召喚の調べ≫or≪召喚士の契約≫から≪孔蹄のビヒモス≫に繋ぐコンボ寄りのエルフ。まあ低マナ域のパーツはほとんど同じみたいだから、対処法はかわらないだろうけど・・・。
G1 先手バイアルスタート。わらわらでてくるマナクリ軍団に対し帆凧+翻弄でハンドを〆て、空中から殴る。終盤は≪サリアの副官≫を4連打して打点お化けになり勝ち。
G2 後手。1T目マナクリ、2T目≪雲石の工芸品≫、3T目には≪遺産のドルイド≫+≪イラクサの歩哨≫絡めて無限マナのビヒモスフィニッシュ。テンパイはしゃーない。
G3 バイアルスタート。≪民兵のラッパ手≫で早めに≪イゼットの静電術師≫を引き込むも、≪エルフの大ドルイド≫2体並べてロードデックウィンしてくるお相手にタジタジ。おまけにこういうときに限って≪地平線の梢≫を重ね引きしており展開を優先しすぎるとライフが持たない。やむなく飛行ビートでえっちらおっちら削ってる間に反射しておいた大ドルイド×2が復活。溢れるマナから緑契約⇒ビヒモスで死亡。いろいろかみ合わない。
R4 マルドゥパイロマンサー ×-×
不利マッチのひとつ。
G1 地上をヤンパイに固められるのを無視して、≪カマキリの乗り手≫で攻めるものの≪未練ある魂≫で時間稼がれ≪騒乱の歓楽者≫から除去を引き増されて苦しい。こっちも歓楽者を≪幻影の像≫でコピーして飛行を引きに行くがとことんマナフラ。最後のトップカマキリも≪信仰なきもの漁り≫の連続FBから≪稲妻≫探されて沈黙。
G2 先手バイアルスタート。ハンデスで≪民兵のラッパ手≫を落とされ後続が来厳しい。帆凧や≪イゼットの静電術師≫で粘るもやはり怒涛のマナフラ。≪ヴェールのリリアナ≫に〆られ負け。
R5 青白コントロール(たくみくん) ○-×-×
G1 先手バイアルスタート。≪翻弄する魔道士≫連打で≪至高の評決≫・≪終末≫・≪流刑への道≫を全部封じて勝ち。
G2 後手バイアルスタートするも≪拘留の宝球≫に捕まり≪終末≫⇒ジェイスで負け。
G3 先手バイアルスタート。たくみくんはダブルマリガンから初手≪祖先の幻視≫⇒ナチュラル奇跡で≪終末≫⇒≪祖先の幻視≫待機明の最初のドローも≪終末≫とあらん限りの有効牌を叩きつけられ負け。
【結果】
1-4の惨敗。
総じてモダンシーズンはボコボコでした。
慣れてないのもありますが、どうあっても対策しきれんマッチアップとか相性差とか、やはりモダンには苦手意識が残りますね。
ともあれこれでモダンシーズンも終了、スタンダードに気持ちを切り替えていきましょう。
ワールドキングさんはなかなかいいお店だったので、また機会あれば伺いたいと思います。
対戦いただいた皆さんありがとうございました。
「ラヴニカのギルド」カードプレビュー雑感
2018年9月20日 環境考察(スタンダード) コメント (2)「ギルドと共に立て/Stand with your guild」。
最新エキスパンション「ラヴニカのギルド」は2018年10月5日発売予定!!
いつもの販促、いつもの雑感です。
今回は気になるカードが多いですね。
レアを中心に取り上げます。
・≪パルン、ニヴ=ミゼット≫
6/5/5飛行、打消不可。
ドローするたびに好きなところへ1点、インスタント・ソーサリーキャストのたびドロー。スペルをたくさん唱えるほどに火力が増し、手札も増えるといった塩梅のシステムクリーチャー。
能力はまあいつものミゼットっぽいですが、何よりも赤トリプル+青トリプルという派手な色拘束が目を引く3枚目のイゼット団(元)ギルドマスター。元になったせいか、実は神話レアではない。
相応の重さはありますが、打ち消し不可な上にタフなスタッツ、スペルを唱えるほどにアドバンテージが取れる能力を併せ持つなどコントロールデッキのフィニッシャーとしての格は充分。
「ターンが帰ってくれば大体勝ち」くらいのインパクトはあるカードなので、色の合うコントロールデッキが成立するなら出番はあるでしょう。
さりげなく、相手の唱えたスペルにも反応してドローできるので簡単には1:1交換をとらせにくいのもグッド。
・≪正義の模範、オレリア≫
ボロスのギルドマスター。こっちは健在(?)なので神話レア。
4/2/5、飛行・教導。コンバット開始時に自身を含めた自軍クリーチャー1体を対象に+2/+0修整、更に対象が白なら警戒、赤ならトランプルを付与するボーナス付。
すなわち単体でも4/4/5飛行・警戒・トランプル・教導と豪華なスペックを誇り神話レアの風格にふさわしいといったところ。
速攻こそないですが、パンプアップ能力で出たターンから打点に貢献できる優秀な4マナ域。タフ5でレジェンダリ、任意で警戒も付与できるため現行スタンダードのメジャーな除去が刺さりにくいのもグッド。
ボロスカラーのアグロ~ミッドレンジでは積極的に採用されるだけのスペックがありそうです。
・≪ゴルガリの女王、ヴラスカ≫
めでたくギルドマスターにおさまりご満悦のヴラスカ嬢。
PWとしてのスペックは4マナの初期忠誠度4。
+2は自パーマネントをサクリファイスしての1ゲイン1ドロー。+2と上昇値が高く、サクリファイスも任意。とりあえず硬さはありますね。
-3はCMC3以下のノンランドパーマネントを破壊。要は≪突然の衰微≫。
-9は「自軍クリーチャーがプレイヤーへ戦闘ダメージを与えると勝利」の紋章。いつもの致死ダメージ。
硬くてマイナス能力が強いので、とりあえず色の合うデッキに突っ込んでもそれなりに仕事はすると思います。
ただ+2でアドをとろうとすると普通のデッキではフラッドした土地をサクるくらいなので、お供にするパーマネントは多少選ぶかもしれません。4マナでアドバンテージをとるPWにはカーンという色を選ばないライバルもいますしね。
ゴルガリカラーでどんなデッキ組めるかまだわかりませんので、評価は保留。
・≪暗殺者の戦利品≫
パーマネントを何でも破壊できる2マナのインスタント。
代償として、相手には基本土地をアンタップインでプレゼント。
何も弱いことが書いてないので強いです。(強いため)
スタンではもちろんですが、モダンやレガシーでの活躍も期待される強力な一枚。まあ下環境での考察は他解説記事に譲るとしてスタンでのお話をしましょう。
土地を割れるというファクターは基本土地も多く採用されがちなスタンではあまり重要ではないですね、≪アズカンタの探索≫を変身前後問わず対処できるようになったのは大きいと思いますが。
軽量除去の常ですが、マナコストの大きいパーマネントを除去した際に獲得できるテンポが尋常ではありません。パーマネントの種類を選ばないこれの場合は尚更で、CIP・速攻・除去耐性を持たない大型生物、重めのシステムエンチャント・アーティファクトやPWなどは格好の的になるでしょう。
他方、≪流刑への道≫同様土地を渡すデメリットの分、あまり軽いパーマネントにバシバシこれを当てると相手の土地が一方的に伸びて本来のターゲットである重いパーマネントに当てられなくなります。
どちらかというと、ミッドレンジ~重コントロールのような重めのパーマネントを採用するデッキに対して有効なカードです。ゴルガリカラーがどれだけ流行るのかは未知数ですが、このカードを意識して重めのパーマネントの採用枚数を抑える等構築に与える影響もありえるでしょう。
まあ≪流刑への道≫がモダンでこれだけ採用されている事実を鑑みても、非常に優秀な除去であることは疑いようがありません。スタンダードでも値段に違わぬ活躍に期待です。
・≪反応+反正≫
アモンケットの墓地メカニズムである余波の退場に代わり、正統派分割カードが再び登場。
今回は融合コストでのキャストができなくなってますが、混成マナ呪文+色が同じ多色呪文の組み合わせとなっており従来の分割カードと比べると片方の単色呪文だけでも色の合うデッキで~というよりはギルドの色でそろえてこそ真価を発揮するデザインでしょうか。
ボロスの分割レアは混成マナ呪文が≪反応≫、2マナの5点レンジストライク火力。CMCだけ見れば≪砂漠波≫の上位互換。
レンジストライクといえど、対象を限定しない2マナ5点は中々のコストパフォーマンス。焼ける範囲の広いこちらの呪文をメインに使っていくことになるでしょう。
非混成マナシンボルの≪反正≫は5マナ、≪連続突撃≫系の追加戦闘ソーサリー。この手のスペルはクリーチャーのアンタップに関する記述が必要なため、分割カードに納めるにはテキストボックスが狭いのですが「警戒と先制攻撃付与」と書いておくことで雑にこれを克服しているのがボロスらしいというか。
総じて軽量除去+@と考える分には優秀なカードだと思います。
・≪危険因子≫
3マナのインスタント。≪怒鳴りつけ≫のリメイクで、所謂「懲罰者カード」。
「4点もらう」or「3ドローさせるか」を相手に選ばせます。再活付き。
「対戦相手に選択権のあるカードは弱い」とはよく言われる言葉ですが、≪怒鳴りつけ≫はその中にあって「最強の懲罰者カード」として名高いカードのひとつ。
赤単色の呪文でありながら、単体でカードアドバンテージを大幅に稼ぎうるという観点で強力なカードであり、その系譜たるこの≪危険因子≫にも同等クラスのカードパワーがあると見てもいいでしょう。
本家と比べると、与えるダメージが1点減った代わりにインスタントとなりテキストも簡略化。ついでのようについている再活が非常に嫌らしく、これを相手エンド時⇒自分メインと続けて唱えることができる点が相手に難しい選択を迫れます。バーンスペルを多く採用するデッキ特有の引きムラも、不要牌を再活のコストに充てることができるため総じて無駄がありません。
問題は、スタンダード環境ではそもそも有力なバーンスペルが少ないため4点火力のプレッシャーが他フォーマットに比べて低いことと、それと同じくしてこのカードを採用できるデッキが成立しうるかどうかという2点。
その性質上ある程度クロックを用意していないと何回唱えようが本体4点を選ばれてしまいますし、本体火力のプレッシャーが低い環境では3ドローしても削りきれないこともままあります。
幸い、≪ケルドの炎≫のような手札消費の激しいデッキの受け皿はあるのですがKLD~M19期スタンの赤系デッキ隆盛を支えた優秀な1-2マナ圏の生物が軒並みローテ落ちするのは泣き所。
採用されるかどうかは赤系アグロのがんばり次第といったところか。
もしくはカウンターバーンのようなデッキが成立すればあるいは?
・≪火想者の研究≫
イゼットのレアエンチャント。
インスタント・ソーサリーを唱えるたびにカウンターが乗り、
のモードを使い分けられます。
スペルを多く搭載するコントロール寄りのデッキ向けのエンチャント。
主にドローのモードが優秀で、カウンターが余ればそのままフィニッシュブローになります。
軽さもあいまって適切なデッキで運用すればカウンターを2桁台載せるのも難しくはないでしょうが、一度のカウンター消費量がやや多いのは気になります。ダメージモードは効率に優れますが、爆発力が低そうですね。
ざっくりスペル3枚唱える毎に1ドローの換算なので、デッキ内の再活スペルの量にもよるでしょうか?
・≪無効皮のフェロックス≫
4/6/6 呪禁という強烈なスペックを誇る代わりに、ノンクリーチャースペルが唱えられなくなるデメリット持ちクリーチャー。また、対戦相手のスペル・能力で手札からディスカードされると戦場へ出る≪強情なベイロス≫に似た手札破壊対策能力を持ち、呪禁とあわせてコントロール系への対策カードとしての側面が強いカード。
すべてのプレイヤーは2マナでこいつの能力をすべて封じることができます。
要はノンクリーチャースペルを唱える際に2マナ多くかかる、くらいの認識でよいでしょう。
≪殺戮の暴君≫と違い打ち消しが効き、呪禁も任意に解除されるとなると万全な耐性を備えているとはいい難いですが、流石にこのスペックだと構築にもお呼びがかかるでしょうか?
デメリットつき高パワーアタッカーと聞くと、やはり≪原初の飢え、ガルタ≫と組み合わせたくなるカード。
余談ですが、いっぺんくらいこいつが≪破滅の龍、ニコル・ボーラス≫とか≪炎鎖のアングラス≫から捨てられて登場するところを見てみたいですね。
・≪秋の騎士≫
セレズニアカラーの騎士。
3/2/1のスペックに加え、実は意外と少ないモード選択式のCIP能力を持つクリーチャー。
モードは「4ゲイン」「自身へ+1/+1カウンター2つ」「アーティファクトorエンチャント破壊」の3つとそれはまあすさまじい汎用性。
とりあえず≪帰化≫のモードだけで既に≪再利用の賢者≫と同等性能で、加えてアグロ・バーン対策のゲインモード、パンプアップのおかげで最悪でも3/4/3バニラとして戦闘もこなすハイパーナイト。
とりあえず色さえ合えば≪再利用の賢者≫から差し替えることになるでしょうし、メイン投入も十二分に考えられるスペック。スタンダードのみならず、モダンでも多くのデッキのサイドボードに入りうるカードだと思います。
個人的には今回のイチオシ生物です。1000枚とはいいませんがたくさん買おう。
・≪正気泥棒≫
3/2/2飛行。
ディミーアカラーのスペクター。
ダメージを与えるたび、相手のライブラリトップ3枚から1枚を追放しそれを保持して唱えることができます。選ばれなかったカードは墓地へ。
≪夜帳の死霊≫と≪豪華の王、ゴンティ≫を足して2で割ったような・・・というか系譜的には≪Word of Command≫に端を発する「相手のカードを奪う」フレーバーを再現したカードというべきか。ちなみに、ゴンティ同様本体が戦場を離れても追放されたカードは唱えられます。
擬似的なカササギ能力持ちといってもいいでしょうから、回りだしたらなかなかのアドバンテージをたたき出すカードでしょうね。飛行があるのでダメージが通るかはあまり気にしなくてよいとしても、問題は貧弱なスタッツ。
色が色ですから、守る手段にそのものには事欠かないとは思いますが攻撃がきちんと通せるかは疑問が残るか。
ゴンティ同様、勝ち筋の細いデッキに対して効果が高いですしスペックは高いので何かしら構築でも居場所があるとよいのですが。個人的には好みなカードです。
※以下9/25追記
・≪任務説明≫
青ダブルのインスタント。
諜報2を行った後、墓地のインスタントorソーサリー1枚を唱えることができるようになる。
肉のついてこない≪瞬唱の魔道士≫との下馬評が一般的ですが、むしろ≪過去の罪≫に先祖帰りして実用的になったといった体のカード。
下馬評からお察しとは思いますが、瞬唱やそれに類するカードである≪奔流の機械巨人≫は、能力を抜きにして単体でもマナレシオにきわめて優れたフラッシュクリーチャーであることが優秀だった点を踏まえると、スペル単体であるこのカードをあまり手放しに強いと評価できるかは怪しいところ。
瞬唱よろしくコントロールデッキがスペルの再利用目的で使うとすれば、このカードが単体でアドバンテージを稼げない以上カウンターや除去を再利用しても1:1交換にしかならず墓地を再利用している旨みに欠けます。
思いつく限りでの効果的な用途は、やはり単純に強力なスペルを連打する目的での利用、あるいはコンボのパーツとなるスペルやサーチスペルの連打でしょう。スタンダードでは上記に該当するスペルが少ないので結局のところ難しいのですが、それこそ≪暗殺者の戦利品≫の連打や分割カードのコストが重い側を再利用する目的での投入はありえるかもしれません。
・≪漂流自我≫
ディミーアカラー、3マナのソーサリー。
指定したカード名を相手の全領域から根こそぎ追放する≪記憶殺し≫の亜種。
≪失われた遺産≫同様、ハンドから指定されたカードが追放された場合は代替ドローを与えるので、アドバンテージを稼ぐことはできない仕様。
このシリーズとしては珍しく、特殊地形はおろか基本地形も指定できるカード名に含まれており土地コンボなどにも強くなっています。どうしたディミーア、えらく融通がきくようになったな。
例によって特定のカードへの依存度が高いコンボデッキや、フィニッシャーが極端に少ないコントロールデッキへのサイドボードとして期待できます。
が、多色カードであるがためにそもそも採用できるデッキが限られており、加えてスタンダードではそこまでして対策を要するレベルのコンボデッキが環境で活躍することは稀(カラデシュはすごいんだ!)なので、積極的にサイドに登用されるかは微妙なところでしょう。
青黒系のコントロールなどが、どうしても対策しきれない置物への対策として用いる程度かな?
つーわけでざっくりプレビューしました。
気になるカードはまだまだあるんですが、環境での答え合わせをお楽しみにということで。
暇があればなんか追記したりするやも、注文あればコメ欄にでも投げといてください。
では次回はプレリでお会いしましょー。
最新エキスパンション「ラヴニカのギルド」は2018年10月5日発売予定!!
いつもの販促、いつもの雑感です。
今回は気になるカードが多いですね。
レアを中心に取り上げます。
・≪パルン、ニヴ=ミゼット≫
6/5/5飛行、打消不可。
ドローするたびに好きなところへ1点、インスタント・ソーサリーキャストのたびドロー。スペルをたくさん唱えるほどに火力が増し、手札も増えるといった塩梅のシステムクリーチャー。
能力はまあいつものミゼットっぽいですが、何よりも赤トリプル+青トリプルという派手な色拘束が目を引く3枚目のイゼット団(元)ギルドマスター。元になったせいか、実は神話レアではない。
相応の重さはありますが、打ち消し不可な上にタフなスタッツ、スペルを唱えるほどにアドバンテージが取れる能力を併せ持つなどコントロールデッキのフィニッシャーとしての格は充分。
「ターンが帰ってくれば大体勝ち」くらいのインパクトはあるカードなので、色の合うコントロールデッキが成立するなら出番はあるでしょう。
さりげなく、相手の唱えたスペルにも反応してドローできるので簡単には1:1交換をとらせにくいのもグッド。
・≪正義の模範、オレリア≫
ボロスのギルドマスター。こっちは健在(?)なので神話レア。
4/2/5、飛行・教導。コンバット開始時に自身を含めた自軍クリーチャー1体を対象に+2/+0修整、更に対象が白なら警戒、赤ならトランプルを付与するボーナス付。
すなわち単体でも4/4/5飛行・警戒・トランプル・教導と豪華なスペックを誇り神話レアの風格にふさわしいといったところ。
速攻こそないですが、パンプアップ能力で出たターンから打点に貢献できる優秀な4マナ域。タフ5でレジェンダリ、任意で警戒も付与できるため現行スタンダードのメジャーな除去が刺さりにくいのもグッド。
ボロスカラーのアグロ~ミッドレンジでは積極的に採用されるだけのスペックがありそうです。
・≪ゴルガリの女王、ヴラスカ≫
めでたくギルドマスターにおさまりご満悦のヴラスカ嬢。
PWとしてのスペックは4マナの初期忠誠度4。
+2は自パーマネントをサクリファイスしての1ゲイン1ドロー。+2と上昇値が高く、サクリファイスも任意。とりあえず硬さはありますね。
-3はCMC3以下のノンランドパーマネントを破壊。要は≪突然の衰微≫。
-9は「自軍クリーチャーがプレイヤーへ戦闘ダメージを与えると勝利」の紋章。いつもの致死ダメージ。
硬くてマイナス能力が強いので、とりあえず色の合うデッキに突っ込んでもそれなりに仕事はすると思います。
ただ+2でアドをとろうとすると普通のデッキではフラッドした土地をサクるくらいなので、お供にするパーマネントは多少選ぶかもしれません。4マナでアドバンテージをとるPWにはカーンという色を選ばないライバルもいますしね。
ゴルガリカラーでどんなデッキ組めるかまだわかりませんので、評価は保留。
・≪暗殺者の戦利品≫
パーマネントを何でも破壊できる2マナのインスタント。
代償として、相手には基本土地をアンタップインでプレゼント。
何も弱いことが書いてないので強いです。(強いため)
スタンではもちろんですが、モダンやレガシーでの活躍も期待される強力な一枚。まあ下環境での考察は他解説記事に譲るとしてスタンでのお話をしましょう。
土地を割れるというファクターは基本土地も多く採用されがちなスタンではあまり重要ではないですね、≪アズカンタの探索≫を変身前後問わず対処できるようになったのは大きいと思いますが。
軽量除去の常ですが、マナコストの大きいパーマネントを除去した際に獲得できるテンポが尋常ではありません。パーマネントの種類を選ばないこれの場合は尚更で、CIP・速攻・除去耐性を持たない大型生物、重めのシステムエンチャント・アーティファクトやPWなどは格好の的になるでしょう。
他方、≪流刑への道≫同様土地を渡すデメリットの分、あまり軽いパーマネントにバシバシこれを当てると相手の土地が一方的に伸びて本来のターゲットである重いパーマネントに当てられなくなります。
どちらかというと、ミッドレンジ~重コントロールのような重めのパーマネントを採用するデッキに対して有効なカードです。ゴルガリカラーがどれだけ流行るのかは未知数ですが、このカードを意識して重めのパーマネントの採用枚数を抑える等構築に与える影響もありえるでしょう。
まあ≪流刑への道≫がモダンでこれだけ採用されている事実を鑑みても、非常に優秀な除去であることは疑いようがありません。スタンダードでも値段に違わぬ活躍に期待です。
・≪反応+反正≫
アモンケットの墓地メカニズムである余波の退場に代わり、正統派分割カードが再び登場。
今回は融合コストでのキャストができなくなってますが、混成マナ呪文+色が同じ多色呪文の組み合わせとなっており従来の分割カードと比べると片方の単色呪文だけでも色の合うデッキで~というよりはギルドの色でそろえてこそ真価を発揮するデザインでしょうか。
ボロスの分割レアは混成マナ呪文が≪反応≫、2マナの5点レンジストライク火力。CMCだけ見れば≪砂漠波≫の上位互換。
レンジストライクといえど、対象を限定しない2マナ5点は中々のコストパフォーマンス。焼ける範囲の広いこちらの呪文をメインに使っていくことになるでしょう。
非混成マナシンボルの≪反正≫は5マナ、≪連続突撃≫系の追加戦闘ソーサリー。この手のスペルはクリーチャーのアンタップに関する記述が必要なため、分割カードに納めるにはテキストボックスが狭いのですが「警戒と先制攻撃付与」と書いておくことで雑にこれを克服しているのがボロスらしいというか。
総じて軽量除去+@と考える分には優秀なカードだと思います。
・≪危険因子≫
3マナのインスタント。≪怒鳴りつけ≫のリメイクで、所謂「懲罰者カード」。
「4点もらう」or「3ドローさせるか」を相手に選ばせます。再活付き。
「対戦相手に選択権のあるカードは弱い」とはよく言われる言葉ですが、≪怒鳴りつけ≫はその中にあって「最強の懲罰者カード」として名高いカードのひとつ。
赤単色の呪文でありながら、単体でカードアドバンテージを大幅に稼ぎうるという観点で強力なカードであり、その系譜たるこの≪危険因子≫にも同等クラスのカードパワーがあると見てもいいでしょう。
本家と比べると、与えるダメージが1点減った代わりにインスタントとなりテキストも簡略化。ついでのようについている再活が非常に嫌らしく、これを相手エンド時⇒自分メインと続けて唱えることができる点が相手に難しい選択を迫れます。バーンスペルを多く採用するデッキ特有の引きムラも、不要牌を再活のコストに充てることができるため総じて無駄がありません。
問題は、スタンダード環境ではそもそも有力なバーンスペルが少ないため4点火力のプレッシャーが他フォーマットに比べて低いことと、それと同じくしてこのカードを採用できるデッキが成立しうるかどうかという2点。
その性質上ある程度クロックを用意していないと何回唱えようが本体4点を選ばれてしまいますし、本体火力のプレッシャーが低い環境では3ドローしても削りきれないこともままあります。
幸い、≪ケルドの炎≫のような手札消費の激しいデッキの受け皿はあるのですがKLD~M19期スタンの赤系デッキ隆盛を支えた優秀な1-2マナ圏の生物が軒並みローテ落ちするのは泣き所。
採用されるかどうかは赤系アグロのがんばり次第といったところか。
もしくはカウンターバーンのようなデッキが成立すればあるいは?
・≪火想者の研究≫
イゼットのレアエンチャント。
インスタント・ソーサリーを唱えるたびにカウンターが乗り、
・3個取り除いて青(1)で1ドロー
・5個取り除いて赤(1)で好きなところへ5点
のモードを使い分けられます。
スペルを多く搭載するコントロール寄りのデッキ向けのエンチャント。
主にドローのモードが優秀で、カウンターが余ればそのままフィニッシュブローになります。
軽さもあいまって適切なデッキで運用すればカウンターを2桁台載せるのも難しくはないでしょうが、一度のカウンター消費量がやや多いのは気になります。ダメージモードは効率に優れますが、爆発力が低そうですね。
ざっくりスペル3枚唱える毎に1ドローの換算なので、デッキ内の再活スペルの量にもよるでしょうか?
・≪無効皮のフェロックス≫
4/6/6 呪禁という強烈なスペックを誇る代わりに、ノンクリーチャースペルが唱えられなくなるデメリット持ちクリーチャー。また、対戦相手のスペル・能力で手札からディスカードされると戦場へ出る≪強情なベイロス≫に似た手札破壊対策能力を持ち、呪禁とあわせてコントロール系への対策カードとしての側面が強いカード。
すべてのプレイヤーは2マナでこいつの能力をすべて封じることができます。
要はノンクリーチャースペルを唱える際に2マナ多くかかる、くらいの認識でよいでしょう。
≪殺戮の暴君≫と違い打ち消しが効き、呪禁も任意に解除されるとなると万全な耐性を備えているとはいい難いですが、流石にこのスペックだと構築にもお呼びがかかるでしょうか?
デメリットつき高パワーアタッカーと聞くと、やはり≪原初の飢え、ガルタ≫と組み合わせたくなるカード。
余談ですが、いっぺんくらいこいつが≪破滅の龍、ニコル・ボーラス≫とか≪炎鎖のアングラス≫から捨てられて登場するところを見てみたいですね。
・≪秋の騎士≫
セレズニアカラーの騎士。
3/2/1のスペックに加え、実は意外と少ないモード選択式のCIP能力を持つクリーチャー。
モードは「4ゲイン」「自身へ+1/+1カウンター2つ」「アーティファクトorエンチャント破壊」の3つとそれはまあすさまじい汎用性。
とりあえず≪帰化≫のモードだけで既に≪再利用の賢者≫と同等性能で、加えてアグロ・バーン対策のゲインモード、パンプアップのおかげで最悪でも3/4/3バニラとして戦闘もこなすハイパーナイト。
とりあえず色さえ合えば≪再利用の賢者≫から差し替えることになるでしょうし、メイン投入も十二分に考えられるスペック。スタンダードのみならず、モダンでも多くのデッキのサイドボードに入りうるカードだと思います。
個人的には今回のイチオシ生物です。1000枚とはいいませんがたくさん買おう。
・≪正気泥棒≫
3/2/2飛行。
ディミーアカラーのスペクター。
ダメージを与えるたび、相手のライブラリトップ3枚から1枚を追放しそれを保持して唱えることができます。選ばれなかったカードは墓地へ。
≪夜帳の死霊≫と≪豪華の王、ゴンティ≫を足して2で割ったような・・・というか系譜的には≪Word of Command≫に端を発する「相手のカードを奪う」フレーバーを再現したカードというべきか。ちなみに、ゴンティ同様本体が戦場を離れても追放されたカードは唱えられます。
擬似的なカササギ能力持ちといってもいいでしょうから、回りだしたらなかなかのアドバンテージをたたき出すカードでしょうね。飛行があるのでダメージが通るかはあまり気にしなくてよいとしても、問題は貧弱なスタッツ。
色が色ですから、守る手段にそのものには事欠かないとは思いますが攻撃がきちんと通せるかは疑問が残るか。
ゴンティ同様、勝ち筋の細いデッキに対して効果が高いですしスペックは高いので何かしら構築でも居場所があるとよいのですが。個人的には好みなカードです。
※以下9/25追記
・≪任務説明≫
青ダブルのインスタント。
諜報2を行った後、墓地のインスタントorソーサリー1枚を唱えることができるようになる。
肉のついてこない≪瞬唱の魔道士≫との下馬評が一般的ですが、むしろ≪過去の罪≫に先祖帰りして実用的になったといった体のカード。
下馬評からお察しとは思いますが、瞬唱やそれに類するカードである≪奔流の機械巨人≫は、能力を抜きにして単体でもマナレシオにきわめて優れたフラッシュクリーチャーであることが優秀だった点を踏まえると、スペル単体であるこのカードをあまり手放しに強いと評価できるかは怪しいところ。
瞬唱よろしくコントロールデッキがスペルの再利用目的で使うとすれば、このカードが単体でアドバンテージを稼げない以上カウンターや除去を再利用しても1:1交換にしかならず墓地を再利用している旨みに欠けます。
思いつく限りでの効果的な用途は、やはり単純に強力なスペルを連打する目的での利用、あるいはコンボのパーツとなるスペルやサーチスペルの連打でしょう。スタンダードでは上記に該当するスペルが少ないので結局のところ難しいのですが、それこそ≪暗殺者の戦利品≫の連打や分割カードのコストが重い側を再利用する目的での投入はありえるかもしれません。
・≪漂流自我≫
ディミーアカラー、3マナのソーサリー。
指定したカード名を相手の全領域から根こそぎ追放する≪記憶殺し≫の亜種。
≪失われた遺産≫同様、ハンドから指定されたカードが追放された場合は代替ドローを与えるので、アドバンテージを稼ぐことはできない仕様。
このシリーズとしては珍しく、特殊地形はおろか基本地形も指定できるカード名に含まれており土地コンボなどにも強くなっています。どうしたディミーア、えらく融通がきくようになったな。
例によって特定のカードへの依存度が高いコンボデッキや、フィニッシャーが極端に少ないコントロールデッキへのサイドボードとして期待できます。
が、多色カードであるがためにそもそも採用できるデッキが限られており、加えてスタンダードではそこまでして対策を要するレベルのコンボデッキが環境で活躍することは稀
青黒系のコントロールなどが、どうしても対策しきれない置物への対策として用いる程度かな?
つーわけでざっくりプレビューしました。
気になるカードはまだまだあるんですが、環境での答え合わせをお楽しみにということで。
暇があればなんか追記したりするやも、注文あればコメ欄にでも投げといてください。
では次回はプレリでお会いしましょー。
【第15回】コウノトリ杯開催のお知らせ
2018年9月18日 大会告知大分のリアルパウパー大会こと、「コウノトリ杯」の第15回告知です。
先月はイベント過密につき開催できず申し訳ありませんでした。
大会名に特に他意はありません。(棒)
RPG杯に代わるpauperを楽しむ場、また大分のMTGプレイヤー交流の場として大会を続けていきたいので、前回同様多数の皆様のご参加をお待ちしています。
RPG杯同様、レンタルデッキ貸出も引き続き行いますのでデッキを持っていない方や初心者さんも振るってご参加ください。
※今回も出場デッキのうち、非レンタルデッキを持参された方の中から主催の独断と偏見でチョイスする「デッキピックアップ」と称しまして、ちょっとした解説記事を作る予定です。
レンタルデッキに満足できない方は是非オリジナルデッキをご持参のうえ奮ってご参加ください。
以下大会の詳細です。
【イベント名】コウノトリ杯
【場所】レアルトマト大分中央店
【日時】2018年10月21日(日)
【フォーマット】pauper(非公認)
【スケジュール】
10:30~11:00 受付
11:15~ 一回戦開始
【試合形式】スイスドロー 3~6回戦 (制限時間 50分)
【参加費】500円
【賞品】
<優勝者>
・アイコニックマスターズ×3パック
・店頭のお好きなMTGブースターからお好きな1パック
<準優勝者>
・ラヴニカのギルド×1パック
・店頭のお好きなMTGブースターからお好きな1パック
※現在確定している賞品のみ明記しておりますので、今後賞品が増える可能性があります。
【注意事項など】
・カードプールはMOでの最新のものに準拠します。
・フリーのジャッジがいません。問題発生時には対応しますので、ご理解よろしくお願いします。
・カードは新旧混ざると判別可能ですので、不透明スリーブをご使用ください。
・判別可能なスリーブやカードに関しては、比較的厳しい対応を行います。予め判別ができない状態で臨まれるようお願いします。
・本大会はみんなでMTGを楽しむためのものです。イカサマ等に対しては厳しい対応を致します。
・筆記用具は必須です。各自で準備して下さい。
・会場内は禁煙です。喫煙される方は、指定の場所での喫煙をお願いします。
・貴重品の管理は自己責任でお願いします。
・慣れない大会主催ですので何かと不備があるかと思います。ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、よろしくお願いします。
先月はイベント過密につき開催できず申し訳ありませんでした。
大会名に特に他意はありません。(棒)
RPG杯に代わるpauperを楽しむ場、また大分のMTGプレイヤー交流の場として大会を続けていきたいので、前回同様多数の皆様のご参加をお待ちしています。
RPG杯同様、レンタルデッキ貸出も引き続き行いますのでデッキを持っていない方や初心者さんも振るってご参加ください。
※今回も出場デッキのうち、非レンタルデッキを持参された方の中から主催の独断と偏見でチョイスする「デッキピックアップ」と称しまして、ちょっとした解説記事を作る予定です。
レンタルデッキに満足できない方は是非オリジナルデッキをご持参のうえ奮ってご参加ください。
以下大会の詳細です。
【イベント名】コウノトリ杯
【場所】レアルトマト大分中央店
【日時】2018年10月21日(日)
【フォーマット】pauper(非公認)
【スケジュール】
10:30~11:00 受付
11:15~ 一回戦開始
【試合形式】スイスドロー 3~6回戦 (制限時間 50分)
【参加費】500円
【賞品】
<優勝者>
・アイコニックマスターズ×3パック
・店頭のお好きなMTGブースターからお好きな1パック
<準優勝者>
・ラヴニカのギルド×1パック
・店頭のお好きなMTGブースターからお好きな1パック
※現在確定している賞品のみ明記しておりますので、今後賞品が増える可能性があります。
【注意事項など】
・カードプールはMOでの最新のものに準拠します。
・フリーのジャッジがいません。問題発生時には対応しますので、ご理解よろしくお願いします。
・カードは新旧混ざると判別可能ですので、不透明スリーブをご使用ください。
・判別可能なスリーブやカードに関しては、比較的厳しい対応を行います。予め判別ができない状態で臨まれるようお願いします。
・本大会はみんなでMTGを楽しむためのものです。イカサマ等に対しては厳しい対応を致します。
・筆記用具は必須です。各自で準備して下さい。
・会場内は禁煙です。喫煙される方は、指定の場所での喫煙をお願いします。
・貴重品の管理は自己責任でお願いします。
・慣れない大会主催ですので何かと不備があるかと思います。ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、よろしくお願いします。
9/8~9 日本選手権2018@静岡ツインメッセ 参加レポ
2018年9月10日 大会レポートいわゆる国別選手権の中でも最もハイレベルと称される、日本選手権に参加してきました。
昨年は仕事の都合でぽしゃってしまったので、今年はなんとしても参加しようと心に固く決めてました。
7日 夜行バスで大阪へ ⇒ 8日朝 新幹線で静岡へ ⇒ 9日夕方新幹線で九州へ
という超ハードスケジュールにて強行エントリー。流石に強引すぎたな。
次回のGP静岡は絶対月曜日休みにするぞ・・・。
てなわけで総参加者は811名、スタン5回戦+ドラフト3回戦でスイスラウンド8回戦(Day1)、ドラフト3回戦+スタンダード2回戦でスイスラウンド5回戦+SE3回戦(Day2)!
張り切っていってみよう。
【戦績】
Day1
○スタンダードラウンド(R1~R5)
使用デッキはジェスカイコントロール。
RPTQの反省を生かして、まずは赤黒をガンメタしていく初志を貫徹。まずはトップメタに勝てることが大事。
R1 赤黒ミッドレンジ ×-○-○
お相手はBIGs田中氏。
初戦から名うてのプレイヤーかぁと身構える。
さすがというべきか、プレイングも物腰もめちゃくちゃ丁寧で見習いたいと思うところが多かったです。
G1 後手。≪ボーマットの急使≫⇒≪屑鉄場のたかり屋≫⇒≪ゴブリンの鎖回し≫の1・2・3を≪焼けつく双陽≫で一掃したら、返しに綺麗に≪反逆の先導者、チャンドラ≫決められてうぼぁ。
後続が鈍い間に回答引きに行き、≪排斥≫で対処するもお代わりチャンドラから≪熱烈の神ハゾレト≫降臨。虎の子の≪破滅の刻≫トップしてこの盤面すら一掃するも、お相手の返しは3枚目のチャンドラ。流石にライフもたず負け。
G2 先手。お相手1マリガンからかなり悩んだ末にキープ。初動≪ボーマットの急使≫スタートから2T目の行動がなく「?」となったところを≪魔術遠眼鏡≫で覗いたらまさかのハンドオール山。当然ボーマットを指定して、後続がこないうちにテフェリーで蓋して勝ち。サイドボード前に「≪破滅の刻≫のテキスト確認していいですか?」といわれたのが印象的。
G3 後手。火力とカウンターで順当に生き物捌いてテフェリーで蓋、更地からお相手の≪魔術遠眼鏡≫でこちらのハンドの≪奔流の機械巨人≫と≪削剥≫を確認したところで投了。
R2 赤黒ミッドレンジ ○-○
いいぞいいぞ、メインターゲットと連続マッチだ。
G1 後手。≪ボーマットの急使≫⇒≪屑鉄場のたかり屋≫⇒≪ゴブリンの鎖回し≫の1・2・3を≪焼けつく双陽≫で一掃(1Rぶり二度目)。
今度は返しにチャンドラ控えておらず、というかお相手がマナスク。テフェリーで蓋して勝ち。
G2 後手。お相手やはり土地3ストップからこっちもやや除去が薄くてたかり屋にまごついてライフ詰まる。≪魔術遠眼鏡≫でハンドを覗いたらチャンドラ・フェニックス×2と4マナ域大渋滞、マナスクから抜け出される前にとテフェリー&青巨人で勝負かけて相手ライフを5まで詰めるが≪航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ≫と≪ゴブリン鎖回し≫絡めてテフェリー落とされ、ここに至るまでいくら引き増しても土地ドローのみで流石にやば。
並んだ生物でフルパンされると実は普通に死んでるのだが、ライフを詰めておいたおかげで見た目上お相手はフェニックスしか殴れない窮屈なコンバット、除去あると一発終了なこともあいまって盤面膠着。土地しかないハンドだったけど数ターン三味ってる間に青巨人引いてからのトップ≪破滅の刻≫、一掃して勝ち。
R3 青黒ミッドレンジ ×-×
東京のRPTQでも当たった方、前回は赤黒を握っていたけど曰く「反省を活かしたデッキ選択」とのこと。俺も俺も。
ところで、俺のデッキ青黒にはたぶん勝てないんだが・・・?
G1 後手。先手2T目に≪アルゲールの断血≫置かれてゲロ。まあメインは相手のが無駄牌多いし・・・と圧倒的物量差相手にも気合の≪天才の片鱗≫3連打で踏ん張りライブラリ残り9枚まで追い込む。あとは大量の除去で耐えて勝ち!と思ったら≪暗記+記憶≫で仕切りなおし(俺のテフェリーと青巨人ほぼ全部追放済み)。これにもなお耐えて二度目のライブラリアウト直前まで粘るも、最後の手段であるテフェリーをライブラリに戻し続けるループに入る前にうっかり≪破滅の刻≫撃って無駄に盤面更地にしてしまいライブラリ戻せず負け。試合時間45分。記憶通った時点で投了すべきでした。
G2 先手。当然時間足りないので投了。
もったいないラウンドだった。
R4 グリクシスミッドレンジ ×-×
赤黒にボコクソにされてるであろうデッキだと思っていたので、正直切ってました(白目)
ちなみにR3の方とはお知り合いらしい。
G1 後手。お互い初動何もなく、お相手4T目に≪ウルザの後継、カーン≫をぶっぱ。普通にカウンター握れておらずこれを咎められない。その後も≪死の権威、リリアナ≫とPW連打されて負け。
G2 先手。2T目に≪アルゲールの断血≫置かれてほぼ2キル。ゲーム後半まで打ち消しもハンデスが絶えない展開は辛すぎる。
というわけで早速2敗ラインまで転がり落ちる。
ちくせう。
R5 赤黒ミッドレンジ ○-○
R3で引きたかった・・・。
G1 火力!火力!カウンター!テフェリー!青巨人!
G2 火力!火力!カウンター!テフェリー!お相手の≪魔術遠眼鏡≫!≪削剥≫!青巨人!
ブン回ったのを差し引いても、相性ゲーっていうのはこういうことですよね。(R3・4の自分を思い出しながら)
スタンダードは3-2で折り返し。既に負けられない。とほほ。
○ドラフトラウンド(R6~R8)
・ピック経過
1-1≪浄化の輝き≫から白路線、できれば青白組みたいなーくらいの気持ちでスタート。1-2で≪排斥する魔道士≫、1-3で≪霊気盾の工匠≫と順調に青白路線を確定させていく。≪取り消し≫がよく流れるのはまあともかく、≪予言≫≪萎凋≫が1周したので人気のはずの青がド空いてる?と疑うまであった。そしてどこまでも流れてゆく二枚の≪ギガントサウルス≫。
2-1は≪変態変異≫から。色の合うレアだし、いたら困る相手のボムクリーチャーに対抗できるナイスカード。こっからどこに寄せていくかなー?と悩んでたら2-2≪練達飛行機械職人、サイ≫、2-3≪練達飛行機械職人、サイ≫、2-4≪空中操作機≫、2-5≪空中操作機≫と謎のツーペアピックからアーティファクトを重視ピックへ・・・と思ったのだがここから≪悔恨する僧侶≫≪抗戦≫と普通にカードパワー高いところの流れがよすぎてアーティファクトどころではない。
卓全体で除去が不足しているのか≪爆発性の機器≫が一周するだけでドンドコ消えていくのでまともにファクトをピックせずに終わる。
1パック目で多めに除去確保していたおかげで既にほぼ形になっていたので、あとはプレイアブルなアーティファクトだけ狙って後はカット気味でいいやーくらいに思っていたのだが。
3-1のレアは≪世界のるつぼ≫を無視して≪旅立った甲板員≫。なんかゆったりめデッキなのに戦闘要員増えたな。
で、まさかの3-2で≪悠長な再構築≫が流れてきて心中で奇声を発しながらピック。あまりの衝撃にほかのカード覚えてない。
3-5≪秘密の回収者≫3-6≪機械職人の守護者≫等ほしかった細かいパーツも確保。
消化ピックでは無限に≪大蜘蛛≫・≪強迫≫とディッチャ系をカットしまくった。
デッキはこんな感じに。
(URL:https://twitter.com/bluecolor_only/status/1038420420435693569)
最終的にファクト3枚しかとれなかったので、サイは1枚だけにしました。
ていうかそもそも、2枚もサイをピックする必要はなかった。
R6 黒緑 ○-○
≪ギガントサウルス≫入りのちょいやせ気味の黒緑。
G1 飛行でチクチク殴りつつ、盤面整えてたら≪ギガントサウルス≫登場。≪変態変異≫でソプタートークンがギガントになって殴って勝ち。
G2 またギガントをコピーして、今度は相打ち狙いのブロックを≪抗戦≫でしゃくっって勝ち。
R7 赤緑t白 ○-○
≪ドラゴンの信奉者≫2枚入りのランプ寄り赤緑。
見えなかったけど、パラディア・モルスでも入ってたんかな?
G1 ラスゴキープ。≪霊気盾の工匠≫で≪空中走査機≫をパンプして上からしばく。お相手は≪ドラゴンの信奉者≫を並べてきつつ、土地がやや詰まってそうだったので頃合を見計らって≪浄化の輝き≫でマナクリを殲滅。あとは≪悠長な再構築≫貼ってだらだらして勝ち。
G2 再構築とラスゴあるのでキープ。お相手は若干展開が鈍そうなのでこっちもちょいgdgd。十分にマナ伸ばしてから≪悠長な再構築≫、返しの≪神聖の発動≫を≪取り消し≫て勝ち。
R8 青緑 ×-○-○
また緑!?
そんな緑いいとこ流れてた覚えないけど・・・。
お相手はレアなしの代わりに≪睡眠≫入り。
G1 後手、お相手初動≪緑探しのドライアド≫。これのせいでラスゴ撃っても相手のリカバリが効くのが非常に厄介。こっちもアド源ツモれず、ラスゴ撃たされるような展開になってしまいジリ貧。しゃーなく≪秘密の回収者≫でラスゴ拾ってまた撃つも、最後にでてきた≪大襞海蛇≫がとまらず負け。
G2 先手、ラスゴ⇒再構築。アドバンテージで押しつぶす。
G3 後手。やはりドライアドスタート。お互い弱めの地上戦力展開しつつ盤面膠着。お相手の≪空中走査機≫だけがチクチク殴り始め、≪悠長な再構築≫貼るも、返しに≪睡眠≫をカウンターさせられてからの≪帰化≫でばりーん。
こっちがジリ貧なところ、お相手は綺麗にマナ立てながらそこそこの地上の脅威を展開してくるので「カウンターありそうだなぁ」とラスゴ握ってはいるものの撃ちにくい。
結局こっちが生物引けず、ライフ1ケタまで詰まったのを我慢できずに≪抗戦≫+≪浄化の輝き≫かましたら実はカウンターなくて一方ラスゴの後13点パンチが通る。最後は相手が手札に溜め込んでた生物を一気に展開してきたので、そのうちの1体≪大襞海蛇≫を≪変態変異≫でパクッてこっちが先にアンブロパンチして勝ち。
ドラフトは自信なくしてたけど、流石にデッキ強すぎて3-0。
6-2でプライズラインの望みを残して2日目へ。
Day2
○ドラフトラウンド(R9~11)
・ピック経過
1-1≪放逐紅蓮術師≫からスタートして、1-2≪殴りつけるオーガ≫から赤黒サクリファイスに。≪流血の空渡り≫や≪雷光吼えのドラゴン≫と強いフライヤーを中心に確保。黒い除去が一切見られず、「まあ後2パックあるし」くらいの気持ちで。消化ピックで赤・黒絡みの二色地形を大量に確保したことに加えて≪マナリス≫も確保し、色の渡りも考えながら2パック目へ。
2-1は≪戦慄の悪魔≫、昨日今日と色の合うレアに恵まれるな。
2-2で≪貪欲なハーピー≫をゲットすると、次はなんと≪混沌のワンド≫が流れてくる。喜び勇んでピック、スペルなさ過ぎて困ってたんだ。
そしてこの周回で≪悪運尽きた造反者≫をなんと3枚ゲット。
とりあえずサクりサクられる生物のラインナップはやたら強いのだが、除去がとことんない。むむむ。
お祈りの3周目へ。
3-1は≪浄化の輝き≫。またぁ?
ノマサさん「この男ラスゴ撃たんと気が済まんのやなぁ」
撃たれると負けるのでカット。除去がなさ過ぎて強引にタッチしましたけどね!
3-2で≪組みなおしの骸骨≫と3-4≪空中走査機≫と更にサクるものに困らないものの、そっからどんなに待ってもやはり黒い除去は流れてこず。せいぜい追加の雷光吼えとショックくらいしか味のするピックにならなかった。
ピック全体としてはにせっかく色の受けを広めにとったのに、ほかの色の除去の点数をほとんどあげなかったのは明確なミス。流れてくる除去が≪狂気の一噛み≫や≪萎凋≫等除去の弱い色だったのと、黒に固執しすぎた。
あとはサクリファイスギミックなしでの生物達があまりにも貧弱なので、≪ラッパの一吹き≫か≪匪賊の斧≫の点数も上げるべきだったな。
赤黒サクリファイスはめったに組めないこともあって、練習不足だったと思う。
最終的なデッキはこちら。
(URL:https://twitter.com/bluecolor_only/status/1038651957047488514)
とにかく黒除去がないため、緑と当たると苦しい。
R9 青黒 ○-○
G1 ≪悪運尽きた造反者≫連打して≪貪欲なハーピー≫。地上をチャンプしてはハーピーを育てを繰り返し、最後は全力サクって7点ぶち込みショックで押し込み。
G2 お相手トリマリ。≪粗暴なオーガ≫のパンチ3回で勝ち。
R10 赤緑t青 ×-○-×
危惧していた緑系。えらく陽気な方だった。
≪巨大な威厳≫に≪吐炎≫とマナランプ寄りで、≪空乗りの巡回兵≫をタッチしたティムール。
G1 造反者×2から≪粗暴なオーガ≫につなぐもののしっかり≪吐炎≫で焼かれ、そこからマナフラ。≪混沌のワンド≫も強いスペルをめくってくれず、飛行に押し込まれ負け。
G2 お相手1マリからややマグロ。≪粗暴なオーガ≫ビートで勝ち。
G3 お相手赤マナない事故で、お供がいないために≪空乗りの巡回兵≫が能力も使えず≪ブランチウッドの鎧≫でビートしてくる謎展開。しかしこちらも地上を≪秘紋のアルマサウルス≫に固められ、サクリ台も引けずマナフラのためこれを咎められない。最終的に相手の赤マナが間に合い負け。
R11 青緑t赤 ×-○-×
また緑!?ていうかさっきの人とほぼ同色じゃん!
≪サルカンの封印破り≫のために赤タッチした青緑。
G1 綺麗にマナクリから加速して≪ふるいわけ≫、封印破り設置されてからの≪巨大な戦慄大口≫がくそきつい。≪混沌のワンド≫で相手のデッキ探るも除去などめくれるわけもなく負け。
G2 封印破り置かれるも後続がなく、≪戦慄の悪魔≫が止まらず3パンして勝ち。
G3 後手からマナフラ。やはりサクり台引けないときの紙束感がすごい。
ここでも≪秘紋のアルマサウルス≫に≪組みなおしの骸骨≫の無限チャンプを咎められ、そして≪蔦草牝馬≫に一方的に嬲られて終わり。
4敗目を喫して目無しに。
うーん、ドラフトは自信なかったとはいえもうちょい他アーキタイプの把握は必要だったな。
○スタンダードラウンド(R11~12)
ポイント乞食でお願い一本。
R12 赤黒ミッドレンジ ×-×
G1 赤マナが1ターン遅れて≪キランの真意号≫から2パンもらってしまったのが痛かった。後続のボーマットを除去れず、土地も5でストップしてハンドの青巨人がモジモジ。最後はボーマットで≪木端+微塵≫を捨てられてライフ詰まり負け。
G2 ≪強迫≫⇒≪魔術遠眼鏡≫⇒≪強迫≫とサイドカードを連打されハンドズタボロになりテフェリーも封じられる。≪ウルザの後継、カーン≫と≪反逆の先導者、チャンドラ≫を並べられたので≪破滅の刻≫探しに行くが引けず。青巨人で立て直そうとするも、きれいに≪無許可の分解≫された上ボーマットから≪木端+微塵≫2枚捨てられて負け。
こういう負け方はしゃーないと思うしかないね。
他のマッチは勝ててるから、デッキ選択的には後悔はありません。
【戦績】
スタン3-3
ドラフト4-2
総合成績7-5でドロップ
結果は惨敗でしたが、得るもの・気づいたことは多かったと思っています。
また来年の参加を目指して精進あるのみ。
練習の量・質共に高めていく必要を感じる日々。
次はGP静岡!またツインメッセでお会いしましょう。
昨年は仕事の都合でぽしゃってしまったので、今年はなんとしても参加しようと心に固く決めてました。
7日 夜行バスで大阪へ ⇒ 8日朝 新幹線で静岡へ ⇒ 9日夕方新幹線で九州へ
という超ハードスケジュールにて強行エントリー。流石に強引すぎたな。
次回のGP静岡は絶対月曜日休みにするぞ・・・。
てなわけで総参加者は811名、スタン5回戦+ドラフト3回戦でスイスラウンド8回戦(Day1)、ドラフト3回戦+スタンダード2回戦でスイスラウンド5回戦+SE3回戦(Day2)!
張り切っていってみよう。
【戦績】
Day1
○スタンダードラウンド(R1~R5)
使用デッキはジェスカイコントロール。
RPTQの反省を生かして、まずは赤黒をガンメタしていく初志を貫徹。まずはトップメタに勝てることが大事。
R1 赤黒ミッドレンジ ×-○-○
お相手はBIGs田中氏。
初戦から名うてのプレイヤーかぁと身構える。
さすがというべきか、プレイングも物腰もめちゃくちゃ丁寧で見習いたいと思うところが多かったです。
G1 後手。≪ボーマットの急使≫⇒≪屑鉄場のたかり屋≫⇒≪ゴブリンの鎖回し≫の1・2・3を≪焼けつく双陽≫で一掃したら、返しに綺麗に≪反逆の先導者、チャンドラ≫決められてうぼぁ。
後続が鈍い間に回答引きに行き、≪排斥≫で対処するもお代わりチャンドラから≪熱烈の神ハゾレト≫降臨。虎の子の≪破滅の刻≫トップしてこの盤面すら一掃するも、お相手の返しは3枚目のチャンドラ。流石にライフもたず負け。
G2 先手。お相手1マリガンからかなり悩んだ末にキープ。初動≪ボーマットの急使≫スタートから2T目の行動がなく「?」となったところを≪魔術遠眼鏡≫で覗いたらまさかのハンドオール山。当然ボーマットを指定して、後続がこないうちにテフェリーで蓋して勝ち。サイドボード前に「≪破滅の刻≫のテキスト確認していいですか?」といわれたのが印象的。
G3 後手。火力とカウンターで順当に生き物捌いてテフェリーで蓋、更地からお相手の≪魔術遠眼鏡≫でこちらのハンドの≪奔流の機械巨人≫と≪削剥≫を確認したところで投了。
R2 赤黒ミッドレンジ ○-○
いいぞいいぞ、メインターゲットと連続マッチだ。
G1 後手。≪ボーマットの急使≫⇒≪屑鉄場のたかり屋≫⇒≪ゴブリンの鎖回し≫の1・2・3を≪焼けつく双陽≫で一掃(1Rぶり二度目)。
今度は返しにチャンドラ控えておらず、というかお相手がマナスク。テフェリーで蓋して勝ち。
G2 後手。お相手やはり土地3ストップからこっちもやや除去が薄くてたかり屋にまごついてライフ詰まる。≪魔術遠眼鏡≫でハンドを覗いたらチャンドラ・フェニックス×2と4マナ域大渋滞、マナスクから抜け出される前にとテフェリー&青巨人で勝負かけて相手ライフを5まで詰めるが≪航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ≫と≪ゴブリン鎖回し≫絡めてテフェリー落とされ、ここに至るまでいくら引き増しても土地ドローのみで流石にやば。
並んだ生物でフルパンされると実は普通に死んでるのだが、ライフを詰めておいたおかげで見た目上お相手はフェニックスしか殴れない窮屈なコンバット、除去あると一発終了なこともあいまって盤面膠着。土地しかないハンドだったけど数ターン三味ってる間に青巨人引いてからのトップ≪破滅の刻≫、一掃して勝ち。
R3 青黒ミッドレンジ ×-×
東京のRPTQでも当たった方、前回は赤黒を握っていたけど曰く「反省を活かしたデッキ選択」とのこと。俺も俺も。
ところで、俺のデッキ青黒にはたぶん勝てないんだが・・・?
G1 後手。先手2T目に≪アルゲールの断血≫置かれてゲロ。まあメインは相手のが無駄牌多いし・・・と圧倒的物量差相手にも気合の≪天才の片鱗≫3連打で踏ん張りライブラリ残り9枚まで追い込む。あとは大量の除去で耐えて勝ち!と思ったら≪暗記+記憶≫で仕切りなおし(俺のテフェリーと青巨人ほぼ全部追放済み)。これにもなお耐えて二度目のライブラリアウト直前まで粘るも、最後の手段であるテフェリーをライブラリに戻し続けるループに入る前にうっかり≪破滅の刻≫撃って無駄に盤面更地にしてしまいライブラリ戻せず負け。試合時間45分。記憶通った時点で投了すべきでした。
G2 先手。当然時間足りないので投了。
もったいないラウンドだった。
R4 グリクシスミッドレンジ ×-×
赤黒にボコクソにされてるであろうデッキだと思っていたので、正直切ってました(白目)
ちなみにR3の方とはお知り合いらしい。
G1 後手。お互い初動何もなく、お相手4T目に≪ウルザの後継、カーン≫をぶっぱ。普通にカウンター握れておらずこれを咎められない。その後も≪死の権威、リリアナ≫とPW連打されて負け。
G2 先手。2T目に≪アルゲールの断血≫置かれてほぼ2キル。ゲーム後半まで打ち消しもハンデスが絶えない展開は辛すぎる。
というわけで早速2敗ラインまで転がり落ちる。
ちくせう。
R5 赤黒ミッドレンジ ○-○
R3で引きたかった・・・。
G1 火力!火力!カウンター!テフェリー!青巨人!
G2 火力!火力!カウンター!テフェリー!お相手の≪魔術遠眼鏡≫!≪削剥≫!青巨人!
ブン回ったのを差し引いても、相性ゲーっていうのはこういうことですよね。(R3・4の自分を思い出しながら)
スタンダードは3-2で折り返し。既に負けられない。とほほ。
○ドラフトラウンド(R6~R8)
・ピック経過
1-1≪浄化の輝き≫から白路線、できれば青白組みたいなーくらいの気持ちでスタート。1-2で≪排斥する魔道士≫、1-3で≪霊気盾の工匠≫と順調に青白路線を確定させていく。≪取り消し≫がよく流れるのはまあともかく、≪予言≫≪萎凋≫が1周したので人気のはずの青がド空いてる?と疑うまであった。そしてどこまでも流れてゆく二枚の≪ギガントサウルス≫。
2-1は≪変態変異≫から。色の合うレアだし、いたら困る相手のボムクリーチャーに対抗できるナイスカード。こっからどこに寄せていくかなー?と悩んでたら2-2≪練達飛行機械職人、サイ≫、2-3≪練達飛行機械職人、サイ≫、2-4≪空中操作機≫、2-5≪空中操作機≫と謎のツーペアピックからアーティファクトを重視ピックへ・・・と思ったのだがここから≪悔恨する僧侶≫≪抗戦≫と普通にカードパワー高いところの流れがよすぎてアーティファクトどころではない。
卓全体で除去が不足しているのか≪爆発性の機器≫が一周するだけでドンドコ消えていくのでまともにファクトをピックせずに終わる。
1パック目で多めに除去確保していたおかげで既にほぼ形になっていたので、あとはプレイアブルなアーティファクトだけ狙って後はカット気味でいいやーくらいに思っていたのだが。
3-1のレアは≪世界のるつぼ≫を無視して≪旅立った甲板員≫。なんかゆったりめデッキなのに戦闘要員増えたな。
で、まさかの3-2で≪悠長な再構築≫が流れてきて心中で奇声を発しながらピック。あまりの衝撃にほかのカード覚えてない。
3-5≪秘密の回収者≫3-6≪機械職人の守護者≫等ほしかった細かいパーツも確保。
消化ピックでは無限に≪大蜘蛛≫・≪強迫≫とディッチャ系をカットしまくった。
デッキはこんな感じに。
(URL:https://twitter.com/bluecolor_only/status/1038420420435693569)
最終的にファクト3枚しかとれなかったので、サイは1枚だけにしました。
ていうかそもそも、2枚もサイをピックする必要はなかった。
R6 黒緑 ○-○
≪ギガントサウルス≫入りのちょいやせ気味の黒緑。
G1 飛行でチクチク殴りつつ、盤面整えてたら≪ギガントサウルス≫登場。≪変態変異≫でソプタートークンがギガントになって殴って勝ち。
G2 またギガントをコピーして、今度は相打ち狙いのブロックを≪抗戦≫でしゃくっって勝ち。
R7 赤緑t白 ○-○
≪ドラゴンの信奉者≫2枚入りのランプ寄り赤緑。
見えなかったけど、パラディア・モルスでも入ってたんかな?
G1 ラスゴキープ。≪霊気盾の工匠≫で≪空中走査機≫をパンプして上からしばく。お相手は≪ドラゴンの信奉者≫を並べてきつつ、土地がやや詰まってそうだったので頃合を見計らって≪浄化の輝き≫でマナクリを殲滅。あとは≪悠長な再構築≫貼ってだらだらして勝ち。
G2 再構築とラスゴあるのでキープ。お相手は若干展開が鈍そうなのでこっちもちょいgdgd。十分にマナ伸ばしてから≪悠長な再構築≫、返しの≪神聖の発動≫を≪取り消し≫て勝ち。
R8 青緑 ×-○-○
また緑!?
そんな緑いいとこ流れてた覚えないけど・・・。
お相手はレアなしの代わりに≪睡眠≫入り。
G1 後手、お相手初動≪緑探しのドライアド≫。これのせいでラスゴ撃っても相手のリカバリが効くのが非常に厄介。こっちもアド源ツモれず、ラスゴ撃たされるような展開になってしまいジリ貧。しゃーなく≪秘密の回収者≫でラスゴ拾ってまた撃つも、最後にでてきた≪大襞海蛇≫がとまらず負け。
G2 先手、ラスゴ⇒再構築。アドバンテージで押しつぶす。
G3 後手。やはりドライアドスタート。お互い弱めの地上戦力展開しつつ盤面膠着。お相手の≪空中走査機≫だけがチクチク殴り始め、≪悠長な再構築≫貼るも、返しに≪睡眠≫をカウンターさせられてからの≪帰化≫でばりーん。
こっちがジリ貧なところ、お相手は綺麗にマナ立てながらそこそこの地上の脅威を展開してくるので「カウンターありそうだなぁ」とラスゴ握ってはいるものの撃ちにくい。
結局こっちが生物引けず、ライフ1ケタまで詰まったのを我慢できずに≪抗戦≫+≪浄化の輝き≫かましたら実はカウンターなくて一方ラスゴの後13点パンチが通る。最後は相手が手札に溜め込んでた生物を一気に展開してきたので、そのうちの1体≪大襞海蛇≫を≪変態変異≫でパクッてこっちが先にアンブロパンチして勝ち。
ドラフトは自信なくしてたけど、流石にデッキ強すぎて3-0。
6-2でプライズラインの望みを残して2日目へ。
Day2
○ドラフトラウンド(R9~11)
・ピック経過
1-1≪放逐紅蓮術師≫からスタートして、1-2≪殴りつけるオーガ≫から赤黒サクリファイスに。≪流血の空渡り≫や≪雷光吼えのドラゴン≫と強いフライヤーを中心に確保。黒い除去が一切見られず、「まあ後2パックあるし」くらいの気持ちで。消化ピックで赤・黒絡みの二色地形を大量に確保したことに加えて≪マナリス≫も確保し、色の渡りも考えながら2パック目へ。
2-1は≪戦慄の悪魔≫、昨日今日と色の合うレアに恵まれるな。
2-2で≪貪欲なハーピー≫をゲットすると、次はなんと≪混沌のワンド≫が流れてくる。喜び勇んでピック、スペルなさ過ぎて困ってたんだ。
そしてこの周回で≪悪運尽きた造反者≫をなんと3枚ゲット。
とりあえずサクりサクられる生物のラインナップはやたら強いのだが、除去がとことんない。むむむ。
お祈りの3周目へ。
3-1は≪浄化の輝き≫。またぁ?
ノマサさん「この男ラスゴ撃たんと気が済まんのやなぁ」
撃たれると負けるのでカット。除去がなさ過ぎて強引にタッチしましたけどね!
3-2で≪組みなおしの骸骨≫と3-4≪空中走査機≫と更にサクるものに困らないものの、そっからどんなに待ってもやはり黒い除去は流れてこず。せいぜい追加の雷光吼えとショックくらいしか味のするピックにならなかった。
ピック全体としてはにせっかく色の受けを広めにとったのに、ほかの色の除去の点数をほとんどあげなかったのは明確なミス。流れてくる除去が≪狂気の一噛み≫や≪萎凋≫等除去の弱い色だったのと、黒に固執しすぎた。
あとはサクリファイスギミックなしでの生物達があまりにも貧弱なので、≪ラッパの一吹き≫か≪匪賊の斧≫の点数も上げるべきだったな。
赤黒サクリファイスはめったに組めないこともあって、練習不足だったと思う。
最終的なデッキはこちら。
(URL:https://twitter.com/bluecolor_only/status/1038651957047488514)
とにかく黒除去がないため、緑と当たると苦しい。
R9 青黒 ○-○
G1 ≪悪運尽きた造反者≫連打して≪貪欲なハーピー≫。地上をチャンプしてはハーピーを育てを繰り返し、最後は全力サクって7点ぶち込みショックで押し込み。
G2 お相手トリマリ。≪粗暴なオーガ≫のパンチ3回で勝ち。
R10 赤緑t青 ×-○-×
危惧していた緑系。えらく陽気な方だった。
≪巨大な威厳≫に≪吐炎≫とマナランプ寄りで、≪空乗りの巡回兵≫をタッチしたティムール。
G1 造反者×2から≪粗暴なオーガ≫につなぐもののしっかり≪吐炎≫で焼かれ、そこからマナフラ。≪混沌のワンド≫も強いスペルをめくってくれず、飛行に押し込まれ負け。
G2 お相手1マリからややマグロ。≪粗暴なオーガ≫ビートで勝ち。
G3 お相手赤マナない事故で、お供がいないために≪空乗りの巡回兵≫が能力も使えず≪ブランチウッドの鎧≫でビートしてくる謎展開。しかしこちらも地上を≪秘紋のアルマサウルス≫に固められ、サクリ台も引けずマナフラのためこれを咎められない。最終的に相手の赤マナが間に合い負け。
R11 青緑t赤 ×-○-×
また緑!?ていうかさっきの人とほぼ同色じゃん!
≪サルカンの封印破り≫のために赤タッチした青緑。
G1 綺麗にマナクリから加速して≪ふるいわけ≫、封印破り設置されてからの≪巨大な戦慄大口≫がくそきつい。≪混沌のワンド≫で相手のデッキ探るも除去などめくれるわけもなく負け。
G2 封印破り置かれるも後続がなく、≪戦慄の悪魔≫が止まらず3パンして勝ち。
G3 後手からマナフラ。やはりサクり台引けないときの紙束感がすごい。
ここでも≪秘紋のアルマサウルス≫に≪組みなおしの骸骨≫の無限チャンプを咎められ、そして≪蔦草牝馬≫に一方的に嬲られて終わり。
4敗目を喫して目無しに。
うーん、ドラフトは自信なかったとはいえもうちょい他アーキタイプの把握は必要だったな。
○スタンダードラウンド(R11~12)
ポイント乞食でお願い一本。
R12 赤黒ミッドレンジ ×-×
G1 赤マナが1ターン遅れて≪キランの真意号≫から2パンもらってしまったのが痛かった。後続のボーマットを除去れず、土地も5でストップしてハンドの青巨人がモジモジ。最後はボーマットで≪木端+微塵≫を捨てられてライフ詰まり負け。
G2 ≪強迫≫⇒≪魔術遠眼鏡≫⇒≪強迫≫とサイドカードを連打されハンドズタボロになりテフェリーも封じられる。≪ウルザの後継、カーン≫と≪反逆の先導者、チャンドラ≫を並べられたので≪破滅の刻≫探しに行くが引けず。青巨人で立て直そうとするも、きれいに≪無許可の分解≫された上ボーマットから≪木端+微塵≫2枚捨てられて負け。
こういう負け方はしゃーないと思うしかないね。
他のマッチは勝ててるから、デッキ選択的には後悔はありません。
【戦績】
スタン3-3
ドラフト4-2
総合成績7-5でドロップ
結果は惨敗でしたが、得るもの・気づいたことは多かったと思っています。
また来年の参加を目指して精進あるのみ。
練習の量・質共に高めていく必要を感じる日々。
次はGP静岡!またツインメッセでお会いしましょう。
「ラヴニカのギルド」所感
2018年9月5日 環境考察(スタンダード)ようやっとというべきか、今回のメカニズム記事が公開されました。
(URL:https://mtg-jp.com/reading/translated/0031021/)
個人的には非常に楽しみにしていた次元への再訪、非常にわくわくしています。
今回はそのメカニズムと現時点で公開されているカードについて簡単に所感を述べたいと思います。
○ショックランド再録
散々噂されてはきましたが、やはり再録です。
春発売の次セット『ラヴニカの献身』を含めれば恐らくM10ランド(チェックランド)+ショックランドがそれぞれ10種全色出揃うという、スタンダードとしては非常に豪華なマナベースが実現するでしょう。
ショックランド・M10ランドも共にアンタップインの安定感が高い2色地形です。
特に、今までM10ランドのアンタップインのためにサイクリングランドを採用してテンポ損していたような多色デッキでも安定してゲーム序盤~後半までアンタップインすることができます。
カラデシュの対抗色ファストランドサイクルは「マルドゥ機体」のようなアグロデッキの多色化に貢献していた一方、コントロールデッキのような序盤のテンポ損がそこまで致命的ではないロングゲーム志向のアーキタイプにとってはそこまでありがたくない、むしろ後半のタップイン率が足を引っ張る…等ややアーキタイプを選ぶ傾向があったのに対し、ショックランドは「必要ならアンタップインできる」と融通が利くため、あらゆるデッキで使いやすいユーティリティの高い特殊地形です。
今回は≪寺院の庭≫≪聖なる鋳造所≫≪蒸気孔≫≪草むした墓≫≪湿った墓≫と5ギルド分のみの収録なので次セット発売まではマナベース面で多少格差はでますが、今までの環境以上に多色化するのはまず間違いないでしょう。
○各ギルドの能力語
①セレズニア【召集】
旧ラヴニカに引き続き、セレズニアのメカニズムはマナコスト軽減能力である召集です。
スタンではM15の≪かきたてる炎≫・≪ウルドのオベリスク≫、モダンの≪召喚の調べ≫然り構築での活躍実績もある優秀な能力だけに、今回も活躍が期待される一方、低ステータスなクリーチャーを並べる戦術は前環境で≪ゴブリンの鎖回し≫の存在が軒並み駆逐していたことを考えるとやや不安は残るでしょうか。
②ボロス【教導】
ボロスの教導は、「一緒に殴っているパワーの小さいクリーチャーを強化する」パンプアップ系能力。
アブザンの鼓舞に似ていますが、ETB能力でなくアタック誘発になっています。
鼓舞と大隊(旧ラヴニカでのボロスの能力)を足して2で割ったような能力。
能力自体の評価をするとすれば、微妙の一言につきます。
まず教導を持っているクリーチャー自身が殴る必要があるので、(速攻を持っていない限り)即効性に欠けていてかつ対処されやすいのが難点。一緒に殴るクリーチャーがいなければバニラですし、またこれを乗り越えて殴っても見返りが+1/+1カウンター1個とあまり大きくありません。それこそ鼓舞みたいに教導Xとか数値分のカウンターだったらだいぶ違ったんですが。
総じてどちらかといえばリミテッド向きの能力。フライヤー強化したり、殴れるシステムクリーチャーとしては横並びデッキで優秀な能力かも。
③イゼット【再活】
イゼットの再活は本来のコストに加え、手札1枚をコストに1度だけ墓地からのキャストが可能なフラッシュバックの亜種。手札コストという面で見ればFBと回顧を足して2で割ってる感がありますね。
手札が必要なので、本家フラッシュバックや余波呪文のように単体でアドバンテージにはなれないのはマイナスポイントですがそれでも墓地から唱えられるスペルはやはり魅力的。再活で再活を持つカードを捨てたり、後半の余った土地や腐った除去を投げられるので総じてコントロールデッキ向きのスペル群でしょう。
④ゴルガリ 【宿根】
ゴルガリの宿根は墓地のクリーチャーの枚数を参照して効果が向上する能力です。現在公開されているカードはすべて墓地のクリーチャー枚数をXとしたPT修整となっており、どちらもコモン・アンコモンでカードパワーを図りかねるので明確な評価はしにくいところです。
ただ、クリーチャーというのは通常意識して構築しない限り大幅に墓地に溜まることが少ないカードタイプです。
爆発的にXの値を増やすには墓地肥やしを意識してそれに寄せていくシナジーありきの構築となるでしょうから、Xの値が大きいほどに強くなるカードとしては尖っていて使いにくい部類になるかと思われます。昂揚のように「○種類」とか、金属術よろしく「○枚以上」とかなら使いやすいのでしょうが・・・。
⑤ディミーア【諜報】
ディミーアの諜報は、数値Xを伴うキーワード処理。
デッキトップX枚確認の後、好きな枚数を墓地へ落とします。
有体にいえば≪アズカンタの探索≫のトップ確認処理をキーワード化したもの。
ひっじょーに地味ながらも、擬似的な占術な訳ですから何かしらのおまけでついてくる能力としては優秀な部類。
ギルドカラーの都合上、占術ほどバラエティ豊かなアーキタイプには恵まれないでしょうが、色さえ合えば除去・カウンター・ドロー等でもこれが付与されているものが優先される程度のバリューはあるでしょう。
コントロールデッキにおけるアズカンタとの相性は言わずもがなですね。
今回はこんなところで。
次のプレビューがきたらまた何か書くかも?
(URL:https://mtg-jp.com/reading/translated/0031021/)
個人的には非常に楽しみにしていた次元への再訪、非常にわくわくしています。
今回はそのメカニズムと現時点で公開されているカードについて簡単に所感を述べたいと思います。
○ショックランド再録
散々噂されてはきましたが、やはり再録です。
春発売の次セット『ラヴニカの献身』を含めれば恐らくM10ランド(チェックランド)+ショックランドがそれぞれ10種全色出揃うという、スタンダードとしては非常に豪華なマナベースが実現するでしょう。
ショックランド・M10ランドも共にアンタップインの安定感が高い2色地形です。
特に、今までM10ランドのアンタップインのためにサイクリングランドを採用してテンポ損していたような多色デッキでも安定してゲーム序盤~後半までアンタップインすることができます。
カラデシュの対抗色ファストランドサイクルは「マルドゥ機体」のようなアグロデッキの多色化に貢献していた一方、コントロールデッキのような序盤のテンポ損がそこまで致命的ではないロングゲーム志向のアーキタイプにとってはそこまでありがたくない、むしろ後半のタップイン率が足を引っ張る…等ややアーキタイプを選ぶ傾向があったのに対し、ショックランドは「必要ならアンタップインできる」と融通が利くため、あらゆるデッキで使いやすいユーティリティの高い特殊地形です。
今回は≪寺院の庭≫≪聖なる鋳造所≫≪蒸気孔≫≪草むした墓≫≪湿った墓≫と5ギルド分のみの収録なので次セット発売まではマナベース面で多少格差はでますが、今までの環境以上に多色化するのはまず間違いないでしょう。
○各ギルドの能力語
①セレズニア【召集】
旧ラヴニカに引き続き、セレズニアのメカニズムはマナコスト軽減能力である召集です。
スタンではM15の≪かきたてる炎≫・≪ウルドのオベリスク≫、モダンの≪召喚の調べ≫然り構築での活躍実績もある優秀な能力だけに、今回も活躍が期待される一方、低ステータスなクリーチャーを並べる戦術は前環境で≪ゴブリンの鎖回し≫の存在が軒並み駆逐していたことを考えるとやや不安は残るでしょうか。
・≪議事会の裁き≫
FNMプロモの内の一枚として公開されていた一枚。召集がついた代わりに1マナ重くなった≪払拭の光≫。M19の≪秘儀術師の檻≫の上位互換です。
所謂リング系除去としてはもっとも優秀であった≪排斥≫がローテーション落ちするので、枠としては≪イクサランの束縛≫と争う形になるカード。
召集の性質上どちらかといえばビートダウン向けの性能をしています、≪ヴラスカの侮辱≫が使えない非黒系のミッドレンジあたりではPWに触れる貴重なカードなので使いでがあるでしょう。
②ボロス【教導】
ボロスの教導は、「一緒に殴っているパワーの小さいクリーチャーを強化する」パンプアップ系能力。
アブザンの鼓舞に似ていますが、ETB能力でなくアタック誘発になっています。
鼓舞と大隊(旧ラヴニカでのボロスの能力)を足して2で割ったような能力。
能力自体の評価をするとすれば、微妙の一言につきます。
まず教導を持っているクリーチャー自身が殴る必要があるので、(速攻を持っていない限り)即効性に欠けていてかつ対処されやすいのが難点。一緒に殴るクリーチャーがいなければバニラですし、またこれを乗り越えて殴っても見返りが+1/+1カウンター1個とあまり大きくありません。それこそ鼓舞みたいに教導Xとか数値分のカウンターだったらだいぶ違ったんですが。
総じてどちらかといえばリミテッド向きの能力。フライヤー強化したり、殴れるシステムクリーチャーとしては横並びデッキで優秀な能力かも。
・≪Legion WarBoss≫
3/2/2、教導持ちのゴブリン。日本語訳は≪軍団の戦争親分≫とかですかね?
自ターンのコンバット開始時、速攻とマストアタックを付与した1/1のゴブリントークンを生み出すという≪ゴブリンの熟練先導者≫のリメイククリーチャー。
本家とは異なり、自身が殴ってもパンプアップがついてこない代わりにお供のトークンを強化できるよう教導がついているというデザイン。
ラブルマスターが構築で残した実績を考えれば割と手放しに評価できるレベルの強力なカードかと思います。
自身のパンプアップがないので、本家よりも打点面での爆発力には劣りますが無条件のトークン生成装置は流石に強力。前述した「一緒に殴るクリーチャーがいないとバニラ」という教導の弱点もトークン生成能力がうまく補っており、赤のシングルシンボルと色拘束も緩い総じて優秀なカード。
③イゼット【再活】
イゼットの再活は本来のコストに加え、手札1枚をコストに1度だけ墓地からのキャストが可能なフラッシュバックの亜種。手札コストという面で見ればFBと回顧を足して2で割ってる感がありますね。
手札が必要なので、本家フラッシュバックや余波呪文のように単体でアドバンテージにはなれないのはマイナスポイントですがそれでも墓地から唱えられるスペルはやはり魅力的。再活で再活を持つカードを捨てたり、後半の余った土地や腐った除去を投げられるので総じてコントロールデッキ向きのスペル群でしょう。
≪Quasiduplicate≫
青ダブル3マナ、再活。自軍クリーチャーのコピートークンを生成するソーサリー。
「二回使える」クローンとしては、環境でも活躍した≪多面相の侍臣≫が入れ替わりでローテーションとなりますが、あちらは相手のクリーチャーもコピー可能だったので使い勝手でみればこちらはだいぶ見劣りします。
一方で≪多面相の侍臣≫よりも軽いため、特定のシステムクリーチャーをどんどん並べたいデッキとはよくシナジーします。ぱっと思いつくところでは≪どぶ潜み≫とはスペルを連打する性質もあって好相性でしょう。
④ゴルガリ 【宿根】
ゴルガリの宿根は墓地のクリーチャーの枚数を参照して効果が向上する能力です。現在公開されているカードはすべて墓地のクリーチャー枚数をXとしたPT修整となっており、どちらもコモン・アンコモンでカードパワーを図りかねるので明確な評価はしにくいところです。
ただ、クリーチャーというのは通常意識して構築しない限り大幅に墓地に溜まることが少ないカードタイプです。
爆発的にXの値を増やすには墓地肥やしを意識してそれに寄せていくシナジーありきの構築となるでしょうから、Xの値が大きいほどに強くなるカードとしては尖っていて使いにくい部類になるかと思われます。昂揚のように「○種類」とか、金属術よろしく「○枚以上」とかなら使いやすいのでしょうが・・・。
⑤ディミーア【諜報】
ディミーアの諜報は、数値Xを伴うキーワード処理。
デッキトップX枚確認の後、好きな枚数を墓地へ落とします。
有体にいえば≪アズカンタの探索≫のトップ確認処理をキーワード化したもの。
ひっじょーに地味ながらも、擬似的な占術な訳ですから何かしらのおまけでついてくる能力としては優秀な部類。
ギルドカラーの都合上、占術ほどバラエティ豊かなアーキタイプには恵まれないでしょうが、色さえ合えば除去・カウンター・ドロー等でもこれが付与されているものが優先される程度のバリューはあるでしょう。
コントロールデッキにおけるアズカンタとの相性は言わずもがなですね。
・≪悪意ある妨害≫
青ダブル3マナの確定カウンター。諜報1のついた≪取り消し≫。
みたまんま≪解消≫のリメイクとも言え、その≪解消≫が非常によく使われたことを考えるとこのカードも青いコントロールではよく採用されることになるでしょう。
個人的には≪提督の命令≫を使わずに済みそうなのでほっとしてます。
今回はこんなところで。
次のプレビューがきたらまた何か書くかも?
通算5回目のOCC参加。今回はRPTQ・日本選手権とシーズンが重なったのもありスタンもドラフトもそれなりに数をこなして練習してきていたので自信を持って臨めた・・・のですが、自分のマジック観が根こそぎ揺らぐほどの大惨敗を喫しました。
以下惨敗レポです。
参加者は通例より少なめの17人。
スイス6回戦でドラフト3回戦+スタン3回戦。
【ドラフトラウンド】
卓の分け方は8-9の2卓。
自分は8人卓に参加、席配置は以下のとおり。
〈スミ⇒塾長⇒じゅんぺい⇒エトウ⇒俺⇒アミ⇒アナン⇒トトキ〉
※敬称略
OCCでじゅんぺいさんと同じ卓になるのは初めて、ほかにも塾長先生やアナンさんなどリミテ経験豊富な面子が揃っており手ごわい勝負になりそうだと感じつつピックへ。
〈ピック方針&経過〉
・1パック目
1-1は≪苦悩火≫からスタート、シングルシンボルで入れときゃとりあえず撃てるので色は赤に絞らず受けの広いピックを目指す。
1-2は除去もまともなアンコも色参入の足がかりになるカードがなにもなくて、仕方なく≪断ち割る尖塔≫をピック。
1-3≪稲妻の一撃≫、1-4≪ボガートの粗暴者≫と赤の流れに寄っていく形になり、挙句≪ドラゴンの卵≫までも一周したので赤路線は確定。
初手から流し気味だった≪返報≫≪暁の天使≫≪凛々しい騎兵隊≫と白の強いところが帰ってこず、逆に≪予言≫≪萎凋≫が一周してので「まさか青あいてんのか?」といぶかしみつつ、サブカラーを決めかねたまま2パック目へ。
・2パック目
2-1はカット気味に≪骨ドラゴン≫からスタート、ここまでまともな黒のカードを見てないので黒は期待値薄。ここのパックが結構強くて、≪空乗りの巡回兵≫や≪リッチの愛撫≫を流しているのが惜しい。
と思ったら2-2は≪ドラゴンの女王、ラスリス≫、2-3は≪茨の副官≫とまさかのレア連続ピックから赤緑ランプへ方針転換。≪狂気の一噛み≫こそとれなかったもののランパン要員≪エルフの再生者≫が二枚、マナフラ受けの≪ギラプールの案内人≫に、緑の基本パーツ≪大蜘蛛≫も二枚ピックできるなど最低限は確保。5マナ域埋めていくために≪炎の精霊≫と≪ロウクスの信託者≫もピック。あまり緑の流れがいいとまではいえなかったが、3パック目で調整を図れるくらいの形には仕上がる。
・3パック目
3-1は連続神話レア、≪殲滅の龍、パラディア=モルス≫。
神話ドラゴンサイクルの中では見劣りするものの、流石に2色あってる大型フライヤーとらない理由はない。
2-2で≪狂気の一噛み≫、2-3で二枚目の≪稲妻の一撃≫、2-4で≪楽園の贈り物≫ときわめて順調なピックが続く。最後には惜しみつつ流した≪巨大な威厳≫もかえってきてアド要員もゲットとほぼ磐石。
≪雷吼えのドラゴン≫をとれなかったりアグロ寄りのクリーチャーピックもあったりとノーミスピックというわけではなかったけど、概ね満足いくピックになったはずだった。
デッキはこちら。
URL:https://twitter.com/bluecolor_only/status/1036121023098187776
【戦績】
R1 青黒(じゅんぺいさん) ○-×-×
色的な相性はあるけど、レアで押し切れるでしょうと思ったのだが。
じゅんさんのボムは≪戦慄の悪魔≫。
G1 序盤から≪ボガートの粗暴者≫で殴りつつ土地を伸ばし、ある程度除去を使ってもらったところでブロッカー減らして≪苦悩火≫圏内へ。
G2 ややマナフラ気味。≪巨大な威厳≫をカウンターされてアド源にも乏しく、ジリ貧なところに≪戦慄の悪魔≫でてきて負け。
G3 ≪秘密の回収者≫絡めて≪精神腐敗≫を3発撃たれハンドズタボロ。除去もボムも削られ、悪魔への回答がなく負け。
このときはまあ色的な相性悪いし相手じゅんさんだし・・・と思っていた。
R2 青黒t緑(エトウくん) ×-○-×
じゅんさんの下家なのにじゅんさんと同じ色なのか。
色的な相性は悪いが・・・。
G1 序盤マナスクして飛行に押される。≪エルフの再生者≫連打して強引に伸ばした後≪恐吠の双子≫で押し返すが≪墓地解放≫で地上固められてジリ貧、追加の生物引けず負け。
G2 パラディアモルスだけで勝ち。
G3 1マリからマナスクかつ緑マナでず何もできない。飛行に押し込まれて≪空乗りの巡回兵≫止まらず負け。
割とこの時点で放心気味だった。
R3 青白(アミさん) ×-×
G1 1マリ土地4キープ。≪アジャニの群れ仲間≫+≪更正の泉≫でドブン。後手からのドローはすべて土地、スペル1枚も唱えることなく負け。
G2 1マリマナスク。ライフ2まで詰められるもののどうにかこうにか相手盤面更地にして、ボムを順番にたたきつけてさあ反撃というところで≪睡眠≫で負け。
このデッキでドラフトラウンド0-3。
これまで積み上げてきたつもりだったリミテッドの経験・感覚・持論のすべてが打ち砕かれた瞬間である。
何が明確な敗因なのかわからないままに全敗したのは相当応えた。(後にO村さんらから土地の枚数はもっとがっつり多目でもよかったという意見があり、そこは反省点)
というか競技でないイベントでのこういう敗北が自分にここまで重く響くなんてまったく思ってなかったのでむしろそこがきつかった。
折り返しのスタンラウンド(R4)は当然のBYE。
この間にじっくり時間をかけて気持ちを整理し、「勝つまでやる」と自分に無理やり言い聞かせながらもはや苦痛レベルのラウンド消化に臨む。
スタンダードはジェスカイコントロールを使用。
R5 赤単(トトキさん) ○-○
いわゆるケルドレッド。
RPTQでエスパー使って死ぬほど後悔したからなあ。
G1 順当に捌いて、火力を≪不許可≫でケアして青巨人ビート。
G2 1-2-3と順当に並んだ生物を≪焼けつく双陽≫で一掃、更地にテフェリーからライフをぎりぎりのラインで保ち勝ち。
R6 黒緑ランプ ○-○
メインから≪殺戮の暴君≫入ってて死ねる。
G1 ライブラリーを半分以上引いて、暴君を全体火力2枚使って無理やり焼いたり、青巨人ダブルブロックで無理やり落として勝ち。
G2 ≪つむじ風の巨匠≫ビートに切り替え、相手のマナスクに漬け込んで勝ち。
【結果】
3-3
日本選手権の前哨戦の構えでしたが、むしろこっぴどくボコされました。
もはやリミテッドで勝てる自信は微塵もありませんが、折れずにがんばるしかありませんね。
以下惨敗レポです。
参加者は通例より少なめの17人。
スイス6回戦でドラフト3回戦+スタン3回戦。
【ドラフトラウンド】
卓の分け方は8-9の2卓。
自分は8人卓に参加、席配置は以下のとおり。
〈スミ⇒塾長⇒じゅんぺい⇒エトウ⇒俺⇒アミ⇒アナン⇒トトキ〉
※敬称略
OCCでじゅんぺいさんと同じ卓になるのは初めて、ほかにも塾長先生やアナンさんなどリミテ経験豊富な面子が揃っており手ごわい勝負になりそうだと感じつつピックへ。
〈ピック方針&経過〉
・1パック目
1-1は≪苦悩火≫からスタート、シングルシンボルで入れときゃとりあえず撃てるので色は赤に絞らず受けの広いピックを目指す。
1-2は除去もまともなアンコも色参入の足がかりになるカードがなにもなくて、仕方なく≪断ち割る尖塔≫をピック。
1-3≪稲妻の一撃≫、1-4≪ボガートの粗暴者≫と赤の流れに寄っていく形になり、挙句≪ドラゴンの卵≫までも一周したので赤路線は確定。
初手から流し気味だった≪返報≫≪暁の天使≫≪凛々しい騎兵隊≫と白の強いところが帰ってこず、逆に≪予言≫≪萎凋≫が一周してので「まさか青あいてんのか?」といぶかしみつつ、サブカラーを決めかねたまま2パック目へ。
・2パック目
2-1はカット気味に≪骨ドラゴン≫からスタート、ここまでまともな黒のカードを見てないので黒は期待値薄。ここのパックが結構強くて、≪空乗りの巡回兵≫や≪リッチの愛撫≫を流しているのが惜しい。
と思ったら2-2は≪ドラゴンの女王、ラスリス≫、2-3は≪茨の副官≫とまさかのレア連続ピックから赤緑ランプへ方針転換。≪狂気の一噛み≫こそとれなかったもののランパン要員≪エルフの再生者≫が二枚、マナフラ受けの≪ギラプールの案内人≫に、緑の基本パーツ≪大蜘蛛≫も二枚ピックできるなど最低限は確保。5マナ域埋めていくために≪炎の精霊≫と≪ロウクスの信託者≫もピック。あまり緑の流れがいいとまではいえなかったが、3パック目で調整を図れるくらいの形には仕上がる。
・3パック目
3-1は連続神話レア、≪殲滅の龍、パラディア=モルス≫。
神話ドラゴンサイクルの中では見劣りするものの、流石に2色あってる大型フライヤーとらない理由はない。
2-2で≪狂気の一噛み≫、2-3で二枚目の≪稲妻の一撃≫、2-4で≪楽園の贈り物≫ときわめて順調なピックが続く。最後には惜しみつつ流した≪巨大な威厳≫もかえってきてアド要員もゲットとほぼ磐石。
≪雷吼えのドラゴン≫をとれなかったりアグロ寄りのクリーチャーピックもあったりとノーミスピックというわけではなかったけど、概ね満足いくピックになったはずだった。
デッキはこちら。
URL:https://twitter.com/bluecolor_only/status/1036121023098187776
【戦績】
R1 青黒(じゅんぺいさん) ○-×-×
色的な相性はあるけど、レアで押し切れるでしょうと思ったのだが。
じゅんさんのボムは≪戦慄の悪魔≫。
G1 序盤から≪ボガートの粗暴者≫で殴りつつ土地を伸ばし、ある程度除去を使ってもらったところでブロッカー減らして≪苦悩火≫圏内へ。
G2 ややマナフラ気味。≪巨大な威厳≫をカウンターされてアド源にも乏しく、ジリ貧なところに≪戦慄の悪魔≫でてきて負け。
G3 ≪秘密の回収者≫絡めて≪精神腐敗≫を3発撃たれハンドズタボロ。除去もボムも削られ、悪魔への回答がなく負け。
このときはまあ色的な相性悪いし相手じゅんさんだし・・・と思っていた。
R2 青黒t緑(エトウくん) ×-○-×
じゅんさんの下家なのにじゅんさんと同じ色なのか。
色的な相性は悪いが・・・。
G1 序盤マナスクして飛行に押される。≪エルフの再生者≫連打して強引に伸ばした後≪恐吠の双子≫で押し返すが≪墓地解放≫で地上固められてジリ貧、追加の生物引けず負け。
G2 パラディアモルスだけで勝ち。
G3 1マリからマナスクかつ緑マナでず何もできない。飛行に押し込まれて≪空乗りの巡回兵≫止まらず負け。
割とこの時点で放心気味だった。
R3 青白(アミさん) ×-×
G1 1マリ土地4キープ。≪アジャニの群れ仲間≫+≪更正の泉≫でドブン。後手からのドローはすべて土地、スペル1枚も唱えることなく負け。
G2 1マリマナスク。ライフ2まで詰められるもののどうにかこうにか相手盤面更地にして、ボムを順番にたたきつけてさあ反撃というところで≪睡眠≫で負け。
このデッキでドラフトラウンド0-3。
これまで積み上げてきたつもりだったリミテッドの経験・感覚・持論のすべてが打ち砕かれた瞬間である。
何が明確な敗因なのかわからないままに全敗したのは相当応えた。(後にO村さんらから土地の枚数はもっとがっつり多目でもよかったという意見があり、そこは反省点)
というか競技でないイベントでのこういう敗北が自分にここまで重く響くなんてまったく思ってなかったのでむしろそこがきつかった。
折り返しのスタンラウンド(R4)は当然のBYE。
この間にじっくり時間をかけて気持ちを整理し、「勝つまでやる」と自分に無理やり言い聞かせながらもはや苦痛レベルのラウンド消化に臨む。
スタンダードはジェスカイコントロールを使用。
R5 赤単(トトキさん) ○-○
いわゆるケルドレッド。
RPTQでエスパー使って死ぬほど後悔したからなあ。
G1 順当に捌いて、火力を≪不許可≫でケアして青巨人ビート。
G2 1-2-3と順当に並んだ生物を≪焼けつく双陽≫で一掃、更地にテフェリーからライフをぎりぎりのラインで保ち勝ち。
R6 黒緑ランプ ○-○
メインから≪殺戮の暴君≫入ってて死ねる。
G1 ライブラリーを半分以上引いて、暴君を全体火力2枚使って無理やり焼いたり、青巨人ダブルブロックで無理やり落として勝ち。
G2 ≪つむじ風の巨匠≫ビートに切り替え、相手のマナスクに漬け込んで勝ち。
【結果】
3-3
日本選手権の前哨戦の構えでしたが、むしろこっぴどくボコされました。
もはやリミテッドで勝てる自信は微塵もありませんが、折れずにがんばるしかありませんね。
第15回 コウノトリ杯中止のお知らせ
2018年9月3日 大会告知9月開催分のコウノトリ杯は、今月の土日スケジュールの過密により中止とさせていただきます。
楽しみにして頂いていた方には申し訳ございません。
来月10月分のコウノトリ杯の日程は追って詳細を告知します。
2泊3日旅程組んで、わざわざ東京くんだりまで参加してきました。
結果は徒労、以下レポートです。
使用デッキはエスパーコントロール。
メインは晴れる屋prosジェレミー氏と同様、サイドが対アグロに薄すぎたのでそこを調整したもの。
直前のGP二つでは赤単or赤黒が勝ちまくってたので、前々から調整してたジェスカイでもワンチャンあるんじゃね?と前日入りして晴れる屋の「トップレア争奪杯」で回してみるも、見渡す限りのエスパー&青白地獄でボコボコされ断念。
なんだかんだバトロコには初めて行きました、つっても晴れる屋TCの真向かいにあるんすけどね。
そんなこんなで参加者119名のスイス7回戦、TOP8にツアー権利。
緑のTシャツHopesのプレイヤーがごろごろ、井川氏をはじめとしたシルバー・ブロンズのプロは勿論、冷やかしにきたであろうゴールドプロらと有名な顔ばかりでさすが東京って感じだ。
はりきっていってみよう。
【戦績】
R1 赤単ウィザード ×-○-○
スタンは久々だとおっしゃる方、モダンに明け暮れていたのかあるいはブロンズプレイヤーだったりしたのかな。
G1 後手。≪損魂魔道士≫スタートから1マナ域連打でブンブン。除去追いつかず火力圏内で死亡。
G2 先手。お相手肉を引けず、余裕をもってテフェリー着地で勝ち。
G3 後手。こちらはカウンターだらけのオープンハンドからプッシュを求めて1マリ、お相手はかなり悩んだ末7枚キープ。(後で聞いたらカーリゼヴ・鎖回し・火力×2・土地3という初手らしい)
カーリゼヴにプッシュ、鎖回しには≪喪心≫当てたらそれ以後お相手の肉途切れて勝ち。
R2 赤単ウィザード ×-×
会場見渡せば結局赤系アグロだらけ、ジェスカイ使えばよかった。
G1 後手、お相手は≪ボーマットの急使≫スタートからブンブン。手札使い切ってから≪ケルドの炎≫と完璧。こっちはそもそも土地3ストップで負け。
G2 先手、≪魔術遠眼鏡≫からボーマット指定するもやはり土地3ストップで負け。
R3 赤黒アグロ ○-×-×
G1 後手、お相手除去を抱えまくってるハンドっぽくてクロック細い。更地にしてテフェリーがむちゃくちゃして勝ち。
G2 後手、お相手若干マナスク気味だがハンデスがいいところで刺さり≪天才の片鱗≫やテフェリーを引っこ抜きつつgdgdしてるうちに土地伸ばされる。こっちがアド源引き込めないうちに、マナトラブルから開放された鎖回しを3連打されてそれを捌いてるうちに息切れ。お互い手札空から≪ウルザの後継、カーン≫をトップされ負け。
G3 先手、ボーマットスタートから≪強迫≫3連打に≪大災厄≫も絡められてハンドズタボロ。落とされた端からテフェリーも≪天才の片鱗≫もトップできるなど引きは悪くないのだが、ボーマット貯金の物量に抗えず負け。
R4 赤黒アグロ ○-×-○
2敗なので目無しだが、まあ一応。
G1 R3のG1と同じような展開。除去ハンドの裏目をテフェリーで突いて勝ち。赤黒アグロは個々のクロック自体はそこまで高くないので、テフェリーを定着させやすい。
G2 お相手のハンドがチャンドラ・フェニックス・ブリンガーと重めだったのだが「カウンターあったらしゃーない」と全部順番にたたきつけられ、見事にカウンターもってなくて全部通って負け。
G3 お相手土地3ストップから、ボーマットで強いハンド捨てて土地引きに行くもそれでも土地こず。こっちはこっちで例によってアド源ツモれずgdgd。
土地がお互い揃ったところでようやくテフェリー、後は青巨人大盤振舞して勝ち。
R5 青白副陽 ×-×
晴れる屋TCの店員さん。
ここまできたらエンジョイマジックすねと談笑しつつ。
G1 お互い静かに土地伸ばしながら≪不許可≫合戦。お相手のがたくさん持ってて副陽通って負け。
G2 先手、1マリからマナスクで死亡。
【結果】
2-3ドロップ。
つーわけで惨敗でした。
特に言葉はありませんが、やっぱ初志貫徹のデッキ選択が大事な気がしました。
次に活かす。
禁止改訂以後のジェスカイ石鍛冶
2018年8月20日 デッキ考察(レガシー) コメント (6)禁止改訂後、まともにレガシーやる機会はさほどありませんでしたがそれゆえにデッキの方向性を見定めあぐねています。
というのも、ジェスカイ石鍛冶って周りに使ってる人いないんですよね。
(というか当初から青い石鍛冶デッキ使ってる人が少ない)
禁止改訂以前から金魚や晴れる屋でレシピをあさる事はあったんですが、いかんせんレシピ見ながらだけだと自分の感覚だけで調整を図る感じになりがち。
とはいいつつレガシー経験は浅いので、いまいち調整指標を作ることもできず。
前環境はそれでもそこそこに満足いく調整ができていたのですが、今期はいまだ手ごたえ得られず。
ぼちぼち石鍛冶デッキもメタゲームに浮上してきているので、今回は現行のレシピと使用感晒して同系デッキの使用者さんとかに運よくみてもらえれば意見などもらいたいなーと思ってます。
○青白石鍛冶との差別化
元々は≪呪文捕らえ≫に≪目くらまし≫とか入ってるもっとクロパぽい青白石鍛冶からレガシーをはじめたんですが、やってるうちにもっときっちりデルバー系に勝ちたくて途中からSCMとかジェイスとかいれたコントロールチックな方向にシフト。ソープロだけじゃ軽い除去が足りねえなと≪稲妻≫をタッチしてジェスカイに至ります。
以下、青白石鍛冶と比べて赤を足すメリットについて。
このうち②については見たまんまですし、既に「デルバー勝ちたくて」と添えたばかりなので省きます。
個人的には①がもっとも大きなメリット。あるいは、メリットだったもの。
「だった」と表現するのは、このサイドカード2種が劇的に刺さる「グリスシスデルバー」と「4cレオヴォルド」がトップメタだったためです。
ただ現状パイロはともかく、月が刺さるマッチアップは減ってきたのかなという印象を受けています。
こう語っていると赤を足しているメリットよりもマナベース面での負担の方が目に付くような気がしないでもないのですが。
○各種カードのスロット認識
まずはいわゆる「固定スロット」、ほかのカードや枚数の増減という選択肢をとったりする可能性が低いカード群から。
特に語ることはないかなと思います。石鍛冶は当然4枚。
ネメシスの枠を1枚譲る形でヴェンディリオン、という認識。
フェアデッキに強く出れる枚数比だと思います。コンボデッキが増えるようなら、ネメシスを減らしてヴェンディリオンの枚数を増やします。
瞬唱は貴重なアドバンテージ源ですが、FBできるスペルの選択肢があまり豊富ではないので4枚は入れてません。
これも特にいうことなし。
ただ、禁止改訂前は思案だけ3枚でした。
「何で?」といわれると「参考にしたレシピが3枚で、それ以後もそれでうまくいったから・・・」としか。
今4枚にしている理由は後述。
これらも説明不要。
一時期だけ≪火と氷の剣≫をサイドに下げていたこともありましたが、対コンボなどスピードが求められるマッチアップでほしくなることの方が多かったため結局3種セット。
青の最終兵器。
≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫と散らしたりするレシピもありますが、いいまんとこジェイス2枚がフェア・アンフェア問わず一番安定してるかなーと。
もっと重くしていくなら≪ドミナリアの英雄、テフェリー≫も採用を一考できるレベルだと思います。
カウンターは計8枚。
willは当然4枚、ピアスが1マナカウンター試した中では一番汎用性があったので信頼を置いてますが、3~4は腐るシーンの方が目立ったので残り2枚を他のカウンターに譲るというバランスに。
willは必須枠なので置いておくとして、1マナカウンターに汎用性を求めるのは「最低限即死を防ぐ」カウンターの役割と「石鍛冶やネメシスを守るor通しにいく」役割を同時に果たしてもらう必要があるため。
禁止改訂前はスネアの枠が≪狼狽の嵐≫で、主に苦手とする4cレオの≪コラガンの命令≫や≪トーラックへの賛歌≫、ショーテル系・ストーム系を睨んでの採用でした。
スネアとの入れ替えはフェアデッキの台頭を見越しての変更、特にクリーチャー呪文をカウンターすることを狙ってます。今のところはまだ効果を実感できてません。
以上36枚までが現在僕の脳内では確定スロット。
土地が現状22枚なので、今のところだといじっていけるのはフリースロット2枚分だけということになります。(ただし本来は≪思案≫を3枚の状態から調整開始して、現在4枚にしてるので事実上のフリースロットは3枚と考えてもよいかも。)
で、上記36枚に赤いカードが一切含まれていないことからせっかく色をタッチしたので・・・とこの枠に入るカードは赤いカードを中心に検討しています。
(元々はもちろん≪稲妻≫が3枚だったのですが)
ただ先にとりあえずというか、元々≪思案≫が4枚ではない理由が曖昧だったのでひとまず4にしてみて考えようとここに一枚フリー枠使ってますが。
今そこを埋めているのが以下2枚。
≪削剥≫はプリズン系デッキや石鍛冶ミラーを睨んでの採用。最悪でも除去カウントできるユーティリティのほか、サイドの置物破壊枠を節約できるのがグッド。
禁止改訂前から使っていますが当初から感触がよく、1枚挿しとはいえこれのおかげで勝てた試合もいくつかあることから非常に気に入ってます。
≪イゼットの魔除け≫は微妙な使用感です。新環境メタゲームがわからんので、汎用性そのものみたいなカードを・・・と思い採用してみたお試し枠。
現状撃つときは生物への≪ショック≫なシーンがほとんどなので、普通に≪稲妻≫か他の火力のほうががいいのかなと思っています。
いいカードあれば募集してます。
○マナベース
フェッチ9、デュアラン5、基本地形5。デュアランは一枚減らしてフェッチ10でもいいかもしれませんね。
マナスクリュー以外で特段色マナに不自由を感じたことはないですが、≪不毛の大地≫採用の是非は難しいところ。実際採用してるレシピは少数派だと思います。
今のところ不毛のせいでマナトラブルを起こしたことより、いれておいてよかった感じたことのほうが多いのでそのままにしてます。
○サイドボード
サイドボードってのは流動的なものなので、固定化されることがないのですがまあ一応。
赤文字は個人的な固定枠。枚数が減るにせよ増えるにせよ、これらは必ずサイドにおいておきたいカードです。
≪仕組まれた爆薬≫は自分でパーマネント置いていくほうなので微妙感ありますが、なんだかんだ「3色デッキだしとりあえずいれとけ」みたいな曖昧な理由でサイドに残り続けてます。最近相手のネメシスきついので≪議会の採決≫に挿げ替えるかな?
チャンドラはたいてい≪血染めの月≫とセットで入ります。
月置いたあとのフィニッシュを任せられるカードが、大体バターくらいしかないのが不安なので。(島2枚もってきておくくらい余裕のある状態で月置けたことがない)
装備品で結構マナ食うので、マナ加速の能力もかみ合ってます。
以前は≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫も突っ込んで奇跡や4cレオ相手に長期戦もがっつり戦えるようにしてましたが、今は≪狼狽の嵐≫がサイドに戻ってきたので外してます。
最近デスタクきついなと思うこと増えたので、ラスゴor全体火力かあるいは≪硫黄の精霊≫いれてもいいなと思ってます。
あとはリアニが増えるようなら≪悔恨する僧侶≫もいいかな、石鍛冶デッキはサイドにクリーチャー置いておくことで純戦闘用クリーチャーであるネメシスと入れ替えやすいってのもサイド迷わなくて済むのがいいところ。
現状、どんなデッキを仮想的にすればいいのか受ける側のデッキとしてはまだまだ難しいところです。
ご意見などお待ちしてます。
というのも、ジェスカイ石鍛冶って周りに使ってる人いないんですよね。
(というか当初から青い石鍛冶デッキ使ってる人が少ない)
禁止改訂以前から金魚や晴れる屋でレシピをあさる事はあったんですが、いかんせんレシピ見ながらだけだと自分の感覚だけで調整を図る感じになりがち。
とはいいつつレガシー経験は浅いので、いまいち調整指標を作ることもできず。
前環境はそれでもそこそこに満足いく調整ができていたのですが、今期はいまだ手ごたえ得られず。
ぼちぼち石鍛冶デッキもメタゲームに浮上してきているので、今回は現行のレシピと使用感晒して同系デッキの使用者さんとかに運よくみてもらえれば意見などもらいたいなーと思ってます。
クリーチャー 11
4 石鍛冶の神秘家
3 瞬唱の魔道士
3 真の名の宿敵
1 ヴェンディリオン三人衆
スペル 27
4 渦まく知識
4 剣を鍬に
2 呪文嵌め
2 呪文貫き
1 削剥
4 意志の力
4 思案
1 イゼットの魔除け
1 梅澤の十手
1 火と氷の剣
1 殴打頭蓋
2 精神を刻む者、ジェイス
土地 22
4 溢れかえる岸辺
4 沸騰する小湖
3 Tundra
2 島
2 平地
2 Volcanic Island
2 不毛の大地
1 乾燥台地
1 カラカス
1 山
サイドボード 15
2 封じ込める僧侶
2 エーテル宣誓会の法学者
2 紅蓮破
2 外科的摘出
2 血染めの月
2 狼狽の嵐
1 仕組まれた爆薬
1 反逆の先導者、チャンドラ
1 磨耗+損耗
○青白石鍛冶との差別化
元々は≪呪文捕らえ≫に≪目くらまし≫とか入ってるもっとクロパぽい青白石鍛冶からレガシーをはじめたんですが、やってるうちにもっときっちりデルバー系に勝ちたくて途中からSCMとかジェイスとかいれたコントロールチックな方向にシフト。ソープロだけじゃ軽い除去が足りねえなと≪稲妻≫をタッチしてジェスカイに至ります。
以下、青白石鍛冶と比べて赤を足すメリットについて。
①サイドボードの≪紅蓮破≫(or≪赤霊破≫)+≪血染めの月≫
②≪稲妻≫筆頭にした軽量火力のタッチ
このうち②については見たまんまですし、既に「デルバー勝ちたくて」と添えたばかりなので省きます。
個人的には①がもっとも大きなメリット。あるいは、メリットだったもの。
「だった」と表現するのは、このサイドカード2種が劇的に刺さる「グリスシスデルバー」と「4cレオヴォルド」がトップメタだったためです。
ただ現状パイロはともかく、月が刺さるマッチアップは減ってきたのかなという印象を受けています。
こう語っていると赤を足しているメリットよりもマナベース面での負担の方が目に付くような気がしないでもないのですが。
○各種カードのスロット認識
まずはいわゆる「固定スロット」、ほかのカードや枚数の増減という選択肢をとったりする可能性が低いカード群から。
○生物
≪石鍛冶の神秘家≫ 4
≪瞬唱の魔道士≫ 3
≪真の名の宿敵≫ 3
≪ヴェンディリオン三人衆≫ 1
特に語ることはないかなと思います。石鍛冶は当然4枚。
ネメシスの枠を1枚譲る形でヴェンディリオン、という認識。
フェアデッキに強く出れる枚数比だと思います。コンボデッキが増えるようなら、ネメシスを減らしてヴェンディリオンの枚数を増やします。
瞬唱は貴重なアドバンテージ源ですが、FBできるスペルの選択肢があまり豊富ではないので4枚は入れてません。
○軽量ドロー
≪思案≫ 4
≪渦まく知識≫ 4
これも特にいうことなし。
ただ、禁止改訂前は思案だけ3枚でした。
「何で?」といわれると「参考にしたレシピが3枚で、それ以後もそれでうまくいったから・・・」としか。
今4枚にしている理由は後述。
○除去
≪剣を鍬に≫ 4
○装備品
≪殴打頭蓋≫ 1
≪火と氷の剣≫ 1
≪梅澤の十手≫ 1
これらも説明不要。
一時期だけ≪火と氷の剣≫をサイドに下げていたこともありましたが、対コンボなどスピードが求められるマッチアップでほしくなることの方が多かったため結局3種セット。
○PW
≪精神を刻む者、ジェイス≫ 2
青の最終兵器。
≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫と散らしたりするレシピもありますが、いいまんとこジェイス2枚がフェア・アンフェア問わず一番安定してるかなーと。
もっと重くしていくなら≪ドミナリアの英雄、テフェリー≫も採用を一考できるレベルだと思います。
○カウンター
≪意志の力≫ 4
≪呪文貫き≫ 2
≪呪文嵌め≫ 2
カウンターは計8枚。
willは当然4枚、ピアスが1マナカウンター試した中では一番汎用性があったので信頼を置いてますが、3~4は腐るシーンの方が目立ったので残り2枚を他のカウンターに譲るというバランスに。
willは必須枠なので置いておくとして、1マナカウンターに汎用性を求めるのは「最低限即死を防ぐ」カウンターの役割と「石鍛冶やネメシスを守るor通しにいく」役割を同時に果たしてもらう必要があるため。
禁止改訂前はスネアの枠が≪狼狽の嵐≫で、主に苦手とする4cレオの≪コラガンの命令≫や≪トーラックへの賛歌≫、ショーテル系・ストーム系を睨んでの採用でした。
スネアとの入れ替えはフェアデッキの台頭を見越しての変更、特にクリーチャー呪文をカウンターすることを狙ってます。今のところはまだ効果を実感できてません。
生物11
軽量ドロー 8
カウンター 8
除去 4
装備品 3
PW 2
以上36枚までが現在僕の脳内では確定スロット。
土地が現状22枚なので、今のところだといじっていけるのはフリースロット2枚分だけということになります。(ただし本来は≪思案≫を3枚の状態から調整開始して、現在4枚にしてるので事実上のフリースロットは3枚と考えてもよいかも。)
で、上記36枚に赤いカードが一切含まれていないことからせっかく色をタッチしたので・・・とこの枠に入るカードは赤いカードを中心に検討しています。
(元々はもちろん≪稲妻≫が3枚だったのですが)
ただ先にとりあえずというか、元々≪思案≫が4枚ではない理由が曖昧だったのでひとまず4にしてみて考えようとここに一枚フリー枠使ってますが。
今そこを埋めているのが以下2枚。
○フリー枠
≪削剥≫ 1
≪イゼットの魔除け≫ 1
≪削剥≫はプリズン系デッキや石鍛冶ミラーを睨んでの採用。最悪でも除去カウントできるユーティリティのほか、サイドの置物破壊枠を節約できるのがグッド。
禁止改訂前から使っていますが当初から感触がよく、1枚挿しとはいえこれのおかげで勝てた試合もいくつかあることから非常に気に入ってます。
≪イゼットの魔除け≫は微妙な使用感です。新環境メタゲームがわからんので、汎用性そのものみたいなカードを・・・と思い採用してみたお試し枠。
現状撃つときは生物への≪ショック≫なシーンがほとんどなので、普通に≪稲妻≫か他の火力のほうががいいのかなと思っています。
いいカードあれば募集してます。
○マナベース
4 溢れかえる岸辺
4 沸騰する小湖
3 Tundra
2 島
2 平地
2 Volcanic Island
2 不毛の大地
1 乾燥台地
1 カラカス
1 山
フェッチ9、デュアラン5、基本地形5。デュアランは一枚減らしてフェッチ10でもいいかもしれませんね。
マナスクリュー以外で特段色マナに不自由を感じたことはないですが、≪不毛の大地≫採用の是非は難しいところ。実際採用してるレシピは少数派だと思います。
今のところ不毛のせいでマナトラブルを起こしたことより、いれておいてよかった感じたことのほうが多いのでそのままにしてます。
○サイドボード
サイドボードってのは流動的なものなので、固定化されることがないのですがまあ一応。
2 封じ込める僧侶
2 エーテル宣誓会の法学者
2 紅蓮破
2 外科的摘出
2 血染めの月
2 狼狽の嵐
1 仕組まれた爆薬
1 反逆の先導者、チャンドラ
1 磨耗+損耗
赤文字は個人的な固定枠。枚数が減るにせよ増えるにせよ、これらは必ずサイドにおいておきたいカードです。
≪仕組まれた爆薬≫は自分でパーマネント置いていくほうなので微妙感ありますが、なんだかんだ「3色デッキだしとりあえずいれとけ」みたいな曖昧な理由でサイドに残り続けてます。最近相手のネメシスきついので≪議会の採決≫に挿げ替えるかな?
チャンドラはたいてい≪血染めの月≫とセットで入ります。
月置いたあとのフィニッシュを任せられるカードが、大体バターくらいしかないのが不安なので。(島2枚もってきておくくらい余裕のある状態で月置けたことがない)
装備品で結構マナ食うので、マナ加速の能力もかみ合ってます。
以前は≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫も突っ込んで奇跡や4cレオ相手に長期戦もがっつり戦えるようにしてましたが、今は≪狼狽の嵐≫がサイドに戻ってきたので外してます。
最近デスタクきついなと思うこと増えたので、ラスゴor全体火力かあるいは≪硫黄の精霊≫いれてもいいなと思ってます。
あとはリアニが増えるようなら≪悔恨する僧侶≫もいいかな、石鍛冶デッキはサイドにクリーチャー置いておくことで純戦闘用クリーチャーであるネメシスと入れ替えやすいってのもサイド迷わなくて済むのがいいところ。
現状、どんなデッキを仮想的にすればいいのか受ける側のデッキとしてはまだまだ難しいところです。
ご意見などお待ちしてます。
8/19 中津レガシー@中津市教育福祉会館 参加レポ
2018年8月20日 大会レポート コメント (1)いままでなんだかんだ日程がかぶり、参加できてなかった中津レガシーについにエントリー。
モダンとスタンから逃げられる場所がここしかなくて
元々は大分からカワシマさんとか含めてみんなで遠征するつもりでしたが、結局は僕とヒラノさんだけになってしまうなど。(なんだかんだショウノさんはぎりぎりの時間でいらっしゃいましたが)
てなわけで久々のレガシー、デッキはいつものジェスカイ石鍛冶。
参加者は12名のスイス5回戦+SE3回戦!
張り切っていってみよう。
R1 青単ウィザード ×-×
マーフォークのような構成にしつつ≪守護ウィザード≫によるマナ拘束で縛る青単。フェアデッキ的には非常にきつい。
G1 1⇒2⇒3ときれいに並べられて≪守護ウィザード≫の着地を許しソフトロック。土地も3で詰まってマナ要求から逃げられず負け。
G2 ≪魂の洞窟≫経由の≪真の名の宿敵≫を止められず負け。
R2 バーン ○-○
G1 除去引けず≪僧院の速槍≫に詰められ、ネメシスでとめてる間に火力引かれ負け。
G2 石鍛冶バター、石鍛冶への除去をwillで弾いて勝ち。
G3 石鍛冶バター、バターへの≪粉々≫を弾いて勝ち。
R3 青白石鍛冶 ×-○-×
C18からの新戦力、≪改良式鋳造所≫が投入された石鍛冶。ymdさんも激推し。
G1 先手1T目鋳造所置かれてグダるかなーと思ったらそもそもネメシス止まんなくて負け。
G2 石鍛冶連打から青赤剣、鋳造所でてきて止まるも今度はこっちのネメシスで勝ち。
G3 石鍛冶連打青赤剣&バターで押すも≪解呪≫連打されて減速、willに弾かれたこっちの墓地のネメシスにまさかの≪外科的摘出≫飛んできて勝ち筋殲滅。トップ勝負でお相手が先にジェイストップして負け。
R4 エルフ ×-○-○
G1 先手。石鍛冶十手決めるも、≪ワイアウッドの共生虫≫が邪魔でいまいち殴りにくい。除去引けないうちに≪ガイア揺籃の地≫からピアスケアして≪自然の秩序≫決められて負け。
G2 お相手トリマリ。強気に2T目石鍛冶十手決めた返しに≪垣間見る自然≫撃たれて冷えるもののすぐに止まり、サージカルでハンド確認したら≪遺産のドルイド≫+≪イラクサの歩哨≫+≪クウィリーオン・レインジャー≫とドブン一歩手前だった。ひやひやしつつも十手ゲーで勝ち。
G3 G1と同じく共生虫が邪魔で十手がいまいち機能せず。がっつりエルフ並んだ後に≪イゼットの魔除け≫で虫どけてから殴ろうとしたら≪再利用の賢者≫で十手がパアン。
仕方ないのでコンボにおびえながらバターで殴り、トップされた≪自然の秩序≫にありったけのピアスとフラスターを注ぎ込んでカウンターして殴りきる。
R5 デスタク(ヒラノさん) ○-×-×
デスタクは対戦経験少ないのもあって苦手意識ある。
G1 後手。バイアルスタートされるも、こっちは石鍛冶2連打でブンブン。バター十手で押せ押せ、バイアルの起動スタックにも≪ヴェンディリオン三人衆≫を合わせて完封。
G2 後手。マナスク気味スタートで動きにくいとこ、≪ルーンの母≫でこっちの石鍛冶バターけん制されてやりにくい。≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫も出てきてトークンの数で圧倒され負け。
G3 先手。石鍛冶バターで速攻しかけるが、やはり≪ルーンの母≫が邪魔。除去引けずまごついてる間にうっかり≪護衛募集員≫を通してしまい、石鍛冶のにらみ合いで不利に立たされる。こっちも石鍛冶を追加、≪火と氷の剣≫をバターに装備して対抗するが≪ちらつき鬼火≫⇒≪流刑への道≫⇒≪剣を鋤に≫と連続でこっちのバターをどかされてダメージレース負け。
スイスは2-3と奮わず。
こないだの宮崎もそうだったけど、フェアデッキへのガードが低すぎるかもしれない。もうちょい考えよう。
SEにヒラノさんがあがったので、暇つぶしにイミさんやymdさんのヴィンテ見学してたら「サカイくんもヴィンテ回そう!」と謎のお声がけを頂きURデルバーとエルドラージを回させていただく。シャッフルするのすら恐かったが、流石にP9使えるのは楽しいですね。
アンリコはカードを3枚引ける。(至言)
あとデルバーってのはひっくり返るようにできてますから!!
ていうかこのギャグその場にいたみんな聞いてるのに俺以外特に誰も反応してなくて「あれぇ?」ってなってたんですけどそういう空気なんですかね。
てなわけで来週RPTQだけどぼちぼち九レガに向けてレガシーもがんばりまっしょい。トライアルにもどっかで出てbyeとりたいなー。
元々は大分からカワシマさんとか含めてみんなで遠征するつもりでしたが、結局は僕とヒラノさんだけになってしまうなど。(なんだかんだショウノさんはぎりぎりの時間でいらっしゃいましたが)
てなわけで久々のレガシー、デッキはいつものジェスカイ石鍛冶。
参加者は12名のスイス5回戦+SE3回戦!
張り切っていってみよう。
R1 青単ウィザード ×-×
マーフォークのような構成にしつつ≪守護ウィザード≫によるマナ拘束で縛る青単。フェアデッキ的には非常にきつい。
G1 1⇒2⇒3ときれいに並べられて≪守護ウィザード≫の着地を許しソフトロック。土地も3で詰まってマナ要求から逃げられず負け。
G2 ≪魂の洞窟≫経由の≪真の名の宿敵≫を止められず負け。
☆幕間のランテスさん激ウマギャグシリーズ
「≪窒息≫置かれてチョークるしい」
R2 バーン ○-○
G1 除去引けず≪僧院の速槍≫に詰められ、ネメシスでとめてる間に火力引かれ負け。
G2 石鍛冶バター、石鍛冶への除去をwillで弾いて勝ち。
G3 石鍛冶バター、バターへの≪粉々≫を弾いて勝ち。
R3 青白石鍛冶 ×-○-×
C18からの新戦力、≪改良式鋳造所≫が投入された石鍛冶。ymdさんも激推し。
G1 先手1T目鋳造所置かれてグダるかなーと思ったらそもそもネメシス止まんなくて負け。
G2 石鍛冶連打から青赤剣、鋳造所でてきて止まるも今度はこっちのネメシスで勝ち。
G3 石鍛冶連打青赤剣&バターで押すも≪解呪≫連打されて減速、willに弾かれたこっちの墓地のネメシスにまさかの≪外科的摘出≫飛んできて勝ち筋殲滅。トップ勝負でお相手が先にジェイストップして負け。
R4 エルフ ×-○-○
G1 先手。石鍛冶十手決めるも、≪ワイアウッドの共生虫≫が邪魔でいまいち殴りにくい。除去引けないうちに≪ガイア揺籃の地≫からピアスケアして≪自然の秩序≫決められて負け。
G2 お相手トリマリ。強気に2T目石鍛冶十手決めた返しに≪垣間見る自然≫撃たれて冷えるもののすぐに止まり、サージカルでハンド確認したら≪遺産のドルイド≫+≪イラクサの歩哨≫+≪クウィリーオン・レインジャー≫とドブン一歩手前だった。ひやひやしつつも十手ゲーで勝ち。
G3 G1と同じく共生虫が邪魔で十手がいまいち機能せず。がっつりエルフ並んだ後に≪イゼットの魔除け≫で虫どけてから殴ろうとしたら≪再利用の賢者≫で十手がパアン。
仕方ないのでコンボにおびえながらバターで殴り、トップされた≪自然の秩序≫にありったけのピアスとフラスターを注ぎ込んでカウンターして殴りきる。
R5 デスタク(ヒラノさん) ○-×-×
デスタクは対戦経験少ないのもあって苦手意識ある。
G1 後手。バイアルスタートされるも、こっちは石鍛冶2連打でブンブン。バター十手で押せ押せ、バイアルの起動スタックにも≪ヴェンディリオン三人衆≫を合わせて完封。
G2 後手。マナスク気味スタートで動きにくいとこ、≪ルーンの母≫でこっちの石鍛冶バターけん制されてやりにくい。≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫も出てきてトークンの数で圧倒され負け。
G3 先手。石鍛冶バターで速攻しかけるが、やはり≪ルーンの母≫が邪魔。除去引けずまごついてる間にうっかり≪護衛募集員≫を通してしまい、石鍛冶のにらみ合いで不利に立たされる。こっちも石鍛冶を追加、≪火と氷の剣≫をバターに装備して対抗するが≪ちらつき鬼火≫⇒≪流刑への道≫⇒≪剣を鋤に≫と連続でこっちのバターをどかされてダメージレース負け。
スイスは2-3と奮わず。
こないだの宮崎もそうだったけど、フェアデッキへのガードが低すぎるかもしれない。もうちょい考えよう。
SEにヒラノさんがあがったので、暇つぶしにイミさんやymdさんのヴィンテ見学してたら「サカイくんもヴィンテ回そう!」と謎のお声がけを頂きURデルバーとエルドラージを回させていただく。シャッフルするのすら恐かったが、流石にP9使えるのは楽しいですね。
アンリコはカードを3枚引ける。(至言)
あとデルバーってのはひっくり返るようにできてますから!!
☆幕間のランテスさん激ウマギャグシリーズ
「ヴィンテのオースはオー、スッゲー!」
ていうかこのギャグその場にいたみんな聞いてるのに俺以外特に誰も反応してなくて「あれぇ?」ってなってたんですけどそういう空気なんですかね。
てなわけで来週RPTQだけどぼちぼち九レガに向けてレガシーもがんばりまっしょい。トライアルにもどっかで出てbyeとりたいなー。