【小話】メタがきた~モダンに石鍛冶がやってくる~
2019年8月28日 デッキ考察(モダン)時は2019年8月某日。
競技プレイヤーにとって最も手近な大会たるPTQはモダンシーズンを迎えたものの、元々モダン練習環境を持たずそれまでの期間スタンダードとM20リミテッドの練習にかまけていた俺に、モダンを研究する時間など当然なく。
デッキを作らねばならないものの、モダンホライゾン発売以前からまったくデッキをいじっていなかったため最新のメタゲーム情報を調べつつ「モダンのデッキ選択はめんどくさいし難しい」という思いにとりつかれていた。
とりあえず現況把握を、と4月のメタゲームの状態のままだったバントスピリットを晴れる屋の休日大会に持ち込むものの当然惨敗を喫する。
有識者らの意見を参考にしつつも、やはりデッキ選択がめんどくさい難しいという考えは変わらず曇天模様のまま。このままではモダンPTQも記念参加か?という冗談も現実味を帯びてきたそんな折、モダンというフォーマットの歴史を揺るがす重大発表がその翌日に発表されることも知らずその日も俺はのんきにMTGAを回しては画面の向こうのクソトップに悪態をついていた。
かくして深夜12時頃、「そろそろ禁止改訂か」とtwitterを開けば既にプロプレイヤー達を中心になにやら騒がしい。
何事かと元postを辿り、そこに羅列されていた文字に一行ずつ目を通す。
俺(やっとか。余生1ヶ月もないんですけど?)
俺(そらそう)
俺(えっ?なんか一気に複数のアーキタイプが事実上消滅したんですけど大丈夫ですか)
既にこのルーティング禁止の項だけでも情報量的には充分だったが、真に恐ろしい事実が次行にあったことは語るまでも無い。
( д ) ゚ ゚
メタゲームを想定してデッキを組もうと考えていたら、手元にデッキがきた。な、何をいってるかわからねーと思うが俺にも何がなんだかわからなかった。メタゲームのほうから俺に歩み寄ってくるのは流石に意外すぎた。
ここ最近回してて楽しいのレガシーくらいだったせいもあるけどよぉ~
いうまでもなく石鍛冶はCaw-Bladeでの活躍を経てモダンというフォーマットの制定以来の禁止カードであり、現環境レガシーでも一線を張るパワーカード。いくらフェアデッキの強化をお題目としていても正直解禁はないと思っていた。
個人的な立場から見れば、これまた今更語ることも無く石鍛冶というデッキは俺がレガシーで長らく愛用しているアーキタイプ。それが不慣れなモダン環境で使用できるとなればこれほど心強いデッキはない。まして、モダンでの石鍛冶デッキは1から作りなおしな上に他アーキタイプもこの禁止改訂でほぼ更地を余儀無くされている手探り状態の横並び。これでデッキを考えずにいられようか。
時刻は既に日付変わって30分を超えようとしていたが俺の脳内では物凄い勢いでモダン版石鍛冶のデッキリストが次々作成されようとしていたのだった。
実際、その翌日以降も俺の脳は沸騰し続け連日連夜石鍛冶について語るbotと化してしまったわけだが。
閑話休題。
ここ数日沸騰する脳みそで仕事中にもデッキリスト書き起こしたりして考え続けたものの、とりあえず一番ありがちな色の組み合わせとして青白ベースに色々とリストの原案、そしてデッキ相性についてふつふつと考えが湧きでてきたのでその整理も兼ねて以下に書き連ねる。
○青白純正
最も安易に考えられるのは、レガシーの青白石鍛冶をそのままモダンリーガル仕様に挿げ替えることなのはいうまでもない。
ソープロを流刑に、WillをFONに...といった具合で挿げ替えていくのは簡単だがモダンのメタゲームへの考慮も無論必要となる。このカラーリングで意識したいところといえば、真っ先に挙げられるのはやはり「ウルザトロン」だろう。
ミッドレンジ以降のゲームレンジで戦うフェアデッキの天敵だ。
この点、既に「青白コントロール」等を筆頭に証明してくれている≪廃墟の地≫ガン積みという明確な解決方針があるのはありがたいところ。実際青白コンのレシピをベースに構築するのは安易ではあるが、デッキとしての骨子がしっかりしているので無難な構築発想だろう。
これは後述するデッキ案全てに共通する話だが、従来の青白コンと比べて石鍛冶を採用するメリットは基本的にビートダウンへの耐性が向上する点だろう。
≪殴打頭蓋≫をスムーズに運用できるので、特にバーンなど盤面よりもライフを優先するデッキへのヘイトが上がる。デッキのスペースをあまり圧迫しない点もよい。レガシーと比べるのはナンセンスとはいえ、≪梅澤の十手≫がないため言うほど絶対的というわけでもないが。
また≪火と氷の剣≫を筆頭にした2色剣サイクルは一部を除いてアドバンテージに関するサボタージュ能力を持つためプロテクションによる除去耐性と併せてコントロールデッキに対してもマスト除去となるクリーチャーを簡単に作り出せる点で優位があるだろう。これまたレガシーとの比較になってしまうが、≪真の名の宿敵≫ほど絶対的信頼をおけるクロックがないためこの点も絶対ではない。
総合して、レンジを問わないフェアデッキへの耐性向上が石鍛冶というカードの最大の魅力だ。
他方、というかむしろぶっちぎりで俺個人の検討においてぶち当たっている課題はミラーマッチ問題である。
別項を設けて少し詳しく話そう。
●ミラーマッチ! Are you ready!?/
特に頭を悩ませるのが除去枠、ひいては≪流刑への道≫というカード。
先日市川ユウキプロがtwitterでも発言していたが、ミラーマッチにおいてこれを相手の石鍛冶への除去として採用した際のデメリットが大きすぎるのだ。ソープロとは違うのだよ。
同氏は「先手2T目の石鍛冶への流刑⇒先手3T目のジェイス」につながるリスクに言及していたが、それでなくとも≪殴打頭蓋≫含む装備品を素でキャストしうる土地を与えてしまうのは見過ごせない難点だろう。
ならばと一度ターンを与えてアップキープに流刑をあてようものなら、相手は嬉々として対応、アクティブになった石鍛冶を起動することになり、サーチ⇒踏み倒し⇒土地に変わるというETBクリーチャーにありがちな「既に仕事した」のラインを明らかに逸脱させてしまう異常事態に瀕する。この時点で既に石鍛冶というカードが持つパワーが見て取れるわけだが、まあそれは置いておこう。
つまるところ、≪石鍛冶の神秘家≫というカードと色が合う除去の中で最もカードパワーの高い≪流刑への道≫は逆に石鍛冶を相手取るには微妙ということである。相手の石鍛冶には別途回答を用意する必要がありそうだ。
続けて、この課題克服を目指したデッキ案を以下に列挙する。
○エスパー石鍛冶
除去色としての黒をタッチすることで、石鍛冶の天敵であるハンデスも採用可能になり石鍛冶が戦場に出る前後問わず対処可能なのがエスパーの魅力。
≪思考囲い≫等ライフルーズが気になるカードも、≪殴打頭蓋≫による補填をアテにできるため躊躇い無く使用できそうだ。
装備品用のクロックとして≪未練ある魂≫が使用可能なのも見逃せない。
PW等の厄介なパーマネントにも触りやすいだろう。
デッキ全体に黒いカードが増える都合上、ブルーカウントが減るため≪否定の力≫とはやや折り合わせが悪い。カウンターとハンデスを両立すると除去のスペースが食われるので尚更。
更に3色にする都合上≪廃墟の地≫は使いにくくなる。ミラーへの耐性とトロンへの耐性はトレードオフと考えるべきか。
○ジェスカイ石鍛冶
除去色として赤を選択するアプローチ。
火力のほうが概して黒の除去よりもテンポ面で優れるほか、PWにも当てられるユーティリティの面でも優位があるだろう。
反面、≪タルモゴイフ≫筆頭にタフな緑の生物への対処で後手に回るためやはり≪流刑への道≫は必須。
≪稲妻のらせん≫等ライフ補填の機会も増え、総じてエスパーよりもよりビートダウンへの耐性があがる格好。
(まあジェスカイってカラーリングが基本的にアグロヘイトやねんな)
一応、赤も茶破壊に恵まれたカラーなので軽量除去含めミラーでの優位はあるだろう。
ハンデスがないぶんカウンターへの依存度が上がるため、エスパーよりもブルーカウントの面ではマシになるか。どっこいどっこいではありそうだが多少≪否定の力≫は撃ちやすいだろう。
反面、≪廃墟の地≫の使いにくさはエスパーからそのままにトロンとの相性は更に悪くなる。
○バント石鍛冶
これは前者2者の「青白石鍛冶」というアーキタイプからガラっと方向性を変え、バイアルデッキに石鍛冶を突っ込むというビートダウン志向のアプローチ。
レガシーでいう「デスアンドタックス」に近い、クリーチャーデッキにおける石鍛冶の活用だ。ひとまずは「バントスピリット」を軸に構想してみている。
勿論同じバイアルデッキとして「白黒エルドラージ」等も構想を検討できるだろうが・・・。
飛行クリーチャー+装備品の相性は言うまでもなく、スピリットのクロックパーミッション戦略との合致も見れるだろう。特に≪饗宴と飢餓の剣≫との相性はすばらしい。
他方ロードと装備品で2重に打点を向上させるのはややオーバーキル気味も感じるほか、装備品の投入でバントスピリットの魅力である≪集合した中隊≫のハズレを増やすという折り合いの悪さはやや気にかかるところ。
現状ではアイデアとしてまとまっているデッキの構想軸は以上の通り。
要点と今後の展望を述べてまとめて簡単に結びとしよう。
MCQにむけて、急ピッチでシェイプアップさせていく必要がありそうだ。
今週末のモダン大会が楽しみっすね、今回はこんなところで。
競技プレイヤーにとって最も手近な大会たるPTQはモダンシーズンを迎えたものの、元々モダン練習環境を持たずそれまでの期間スタンダードとM20リミテッドの練習にかまけていた俺に、モダンを研究する時間など当然なく。
デッキを作らねばならないものの、モダンホライゾン発売以前からまったくデッキをいじっていなかったため最新のメタゲーム情報を調べつつ「モダンのデッキ選択は
とりあえず現況把握を、と4月のメタゲームの状態のままだったバントスピリットを晴れる屋の休日大会に持ち込むものの当然惨敗を喫する。
有識者らの意見を参考にしつつも、やはりデッキ選択が
かくして深夜12時頃、「そろそろ禁止改訂か」とtwitterを開けば既にプロプレイヤー達を中心になにやら騒がしい。
何事かと元postを辿り、そこに羅列されていた文字に一行ずつ目を通す。
スタンダード
・《暴れ回るフェロキドン》 禁止解除
俺(やっとか。余生1ヶ月もないんですけど?)
モダン
・《甦る死滅都市、ホガーク》 禁止
俺(そらそう)
・《信仰無き物あさり》 禁止
俺(えっ?なんか一気に複数のアーキタイプが事実上消滅したんですけど大丈夫ですか)
既にこのルーティング禁止の項だけでも情報量的には充分だったが、真に恐ろしい事実が次行にあったことは語るまでも無い。
・《石鍛冶の神秘家》 禁止解除
( д ) ゚ ゚
メタゲームを想定してデッキを組もうと考えていたら、手元にデッキがきた。な、何をいってるかわからねーと思うが俺にも何がなんだかわからなかった。メタゲームのほうから俺に歩み寄ってくるのは流石に意外すぎた。
いうまでもなく石鍛冶はCaw-Bladeでの活躍を経てモダンというフォーマットの制定以来の禁止カードであり、現環境レガシーでも一線を張るパワーカード。いくらフェアデッキの強化をお題目としていても正直解禁はないと思っていた。
個人的な立場から見れば、これまた今更語ることも無く石鍛冶というデッキは俺がレガシーで長らく愛用しているアーキタイプ。それが不慣れなモダン環境で使用できるとなればこれほど心強いデッキはない。まして、モダンでの石鍛冶デッキは1から作りなおしな上に他アーキタイプもこの禁止改訂でほぼ更地を余儀無くされている手探り状態の横並び。これでデッキを考えずにいられようか。
時刻は既に日付変わって30分を超えようとしていたが俺の脳内では物凄い勢いでモダン版石鍛冶のデッキリストが次々作成されようとしていたのだった。
実際、その翌日以降も俺の脳は沸騰し続け連日連夜石鍛冶について語るbotと化してしまったわけだが。
閑話休題。
ここ数日沸騰する脳みそで仕事中にもデッキリスト書き起こしたりして考え続けたものの、とりあえず一番ありがちな色の組み合わせとして青白ベースに色々とリストの原案、そしてデッキ相性についてふつふつと考えが湧きでてきたのでその整理も兼ねて以下に書き連ねる。
○青白純正
最も安易に考えられるのは、レガシーの青白石鍛冶をそのままモダンリーガル仕様に挿げ替えることなのはいうまでもない。
ソープロを流刑に、WillをFONに...といった具合で挿げ替えていくのは簡単だがモダンのメタゲームへの考慮も無論必要となる。このカラーリングで意識したいところといえば、真っ先に挙げられるのはやはり「ウルザトロン」だろう。
ミッドレンジ以降のゲームレンジで戦うフェアデッキの天敵だ。
この点、既に「青白コントロール」等を筆頭に証明してくれている≪廃墟の地≫ガン積みという明確な解決方針があるのはありがたいところ。実際青白コンのレシピをベースに構築するのは安易ではあるが、デッキとしての骨子がしっかりしているので無難な構築発想だろう。
これは後述するデッキ案全てに共通する話だが、従来の青白コンと比べて石鍛冶を採用するメリットは基本的にビートダウンへの耐性が向上する点だろう。
≪殴打頭蓋≫をスムーズに運用できるので、特にバーンなど盤面よりもライフを優先するデッキへのヘイトが上がる。デッキのスペースをあまり圧迫しない点もよい。レガシーと比べるのはナンセンスとはいえ、≪梅澤の十手≫がないため言うほど絶対的というわけでもないが。
また≪火と氷の剣≫を筆頭にした2色剣サイクルは一部を除いてアドバンテージに関するサボタージュ能力を持つためプロテクションによる除去耐性と併せてコントロールデッキに対してもマスト除去となるクリーチャーを簡単に作り出せる点で優位があるだろう。これまたレガシーとの比較になってしまうが、≪真の名の宿敵≫ほど絶対的信頼をおけるクロックがないためこの点も絶対ではない。
総合して、レンジを問わないフェアデッキへの耐性向上が石鍛冶というカードの最大の魅力だ。
他方、というかむしろぶっちぎりで俺個人の検討においてぶち当たっている課題はミラーマッチ問題である。
別項を設けて少し詳しく話そう。
●ミラーマッチ! Are you ready!?/
特に頭を悩ませるのが除去枠、ひいては≪流刑への道≫というカード。
先日市川ユウキプロがtwitterでも発言していたが、ミラーマッチにおいてこれを相手の石鍛冶への除去として採用した際のデメリットが大きすぎるのだ。ソープロとは違うのだよ。
同氏は「先手2T目の石鍛冶への流刑⇒先手3T目のジェイス」につながるリスクに言及していたが、それでなくとも≪殴打頭蓋≫含む装備品を素でキャストしうる土地を与えてしまうのは見過ごせない難点だろう。
ならばと一度ターンを与えてアップキープに流刑をあてようものなら、相手は嬉々として対応、アクティブになった石鍛冶を起動することになり、サーチ⇒踏み倒し⇒土地に変わるというETBクリーチャーにありがちな「既に仕事した」のラインを明らかに逸脱させてしまう異常事態に瀕する。この時点で既に石鍛冶というカードが持つパワーが見て取れるわけだが、まあそれは置いておこう。
つまるところ、≪石鍛冶の神秘家≫というカードと色が合う除去の中で最もカードパワーの高い≪流刑への道≫は逆に石鍛冶を相手取るには微妙ということである。相手の石鍛冶には別途回答を用意する必要がありそうだ。
続けて、この課題克服を目指したデッキ案を以下に列挙する。
○エスパー石鍛冶
除去色としての黒をタッチすることで、石鍛冶の天敵であるハンデスも採用可能になり石鍛冶が戦場に出る前後問わず対処可能なのがエスパーの魅力。
≪思考囲い≫等ライフルーズが気になるカードも、≪殴打頭蓋≫による補填をアテにできるため躊躇い無く使用できそうだ。
装備品用のクロックとして≪未練ある魂≫が使用可能なのも見逃せない。
PW等の厄介なパーマネントにも触りやすいだろう。
デッキ全体に黒いカードが増える都合上、ブルーカウントが減るため≪否定の力≫とはやや折り合わせが悪い。カウンターとハンデスを両立すると除去のスペースが食われるので尚更。
更に3色にする都合上≪廃墟の地≫は使いにくくなる。ミラーへの耐性とトロンへの耐性はトレードオフと考えるべきか。
○ジェスカイ石鍛冶
除去色として赤を選択するアプローチ。
火力のほうが概して黒の除去よりもテンポ面で優れるほか、PWにも当てられるユーティリティの面でも優位があるだろう。
反面、≪タルモゴイフ≫筆頭にタフな緑の生物への対処で後手に回るためやはり≪流刑への道≫は必須。
≪稲妻のらせん≫等ライフ補填の機会も増え、総じてエスパーよりもよりビートダウンへの耐性があがる格好。
(まあジェスカイってカラーリングが基本的にアグロヘイトやねんな)
一応、赤も茶破壊に恵まれたカラーなので軽量除去含めミラーでの優位はあるだろう。
ハンデスがないぶんカウンターへの依存度が上がるため、エスパーよりもブルーカウントの面ではマシになるか。どっこいどっこいではありそうだが多少≪否定の力≫は撃ちやすいだろう。
反面、≪廃墟の地≫の使いにくさはエスパーからそのままにトロンとの相性は更に悪くなる。
○バント石鍛冶
これは前者2者の「青白石鍛冶」というアーキタイプからガラっと方向性を変え、バイアルデッキに石鍛冶を突っ込むというビートダウン志向のアプローチ。
レガシーでいう「デスアンドタックス」に近い、クリーチャーデッキにおける石鍛冶の活用だ。ひとまずは「バントスピリット」を軸に構想してみている。
勿論同じバイアルデッキとして「白黒エルドラージ」等も構想を検討できるだろうが・・・。
飛行クリーチャー+装備品の相性は言うまでもなく、スピリットのクロックパーミッション戦略との合致も見れるだろう。特に≪饗宴と飢餓の剣≫との相性はすばらしい。
他方ロードと装備品で2重に打点を向上させるのはややオーバーキル気味も感じるほか、装備品の投入でバントスピリットの魅力である≪集合した中隊≫のハズレを増やすという折り合いの悪さはやや気にかかるところ。
現状ではアイデアとしてまとまっているデッキの構想軸は以上の通り。
要点と今後の展望を述べてまとめて簡単に結びとしよう。
①≪石鍛冶の神秘家≫がパワーカードなのは明らかだけど、素直に青白石鍛冶ベースで組んでそれが強いかどうかは怪しいラインかも。
②特にミラー意識すると除去色のタッチを検討する必要性が大なので、そうすると他のデッキへのガードが下がりすぎそうな懸念。
③石鍛冶デッキの流行を見越すなら、ジャンドやトロンの流行は自明。特にアーティファクトメタが盛んになるのであれば≪コラガンの命令≫等石鍛冶にとって致命的なカードが増えるのでは?
④ミラー及び石鍛冶をメタったデッキ双方への対策が急務。
MCQにむけて、急ピッチでシェイプアップさせていく必要がありそうだ。
今週末のモダン大会が楽しみっすね、今回はこんなところで。
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