いってきました、GPもといマジックフェストと名前の変わった紙の祭典。
令和初の国内MF。
実はなんだかんだリミテッドのMFはGP時代含めても初だったり。
競技リミテの経験はあるんですけどね。


今回の旅は若干バタバタプラン。
土曜日の朝一飛行機で空港を出発、会場には10:15頃到着しデッキ構築へ移行。2byeのスリープインに慢心した圧倒的ギリギリスケジュール。
アジア系らしい担当ジャッジに片言で「早くデッキ組まないとゲームロスなるよ」の旨再三通告されました。
すいませんでした。


さて、さっそくドキドキのプールチェック。
まず目を引いたのは、燦然の輝く2枚の《砦の見張り、ガーゴス》、そして堂々の神話レアとして《茨の騎兵》
まあこの時点でメインカラーの緑路線はほぼ確定でしょう。

そのほかのレアとしては《朽ちゆくレギサウルス》、《静寂の神殿》、《涙の氾濫》等。

除去に目を向ければ、2枚の《平和な心》が印象深い白。
《殺害》《骨の粉砕》がそれぞれ1枚ずつある黒。
まあこのどちらかをサブカラーとして使用する形に、というところまではすんなり決定。

赤・青は除去・生物共に貧弱で爆弾レアもなく、サブカラーにはやや弱い。
色々悩んだものの、生物の頭数に不足がなく飛行もある程度用意でき、《鉄根の大将軍》の存在もあって白緑を軸に構築。
《狂気の一噛み》がプールになく、練習の経験から今回《平和な心》に過度な期待が持てないこと、そして黒にも強いカードが多数ありもったいないと感じたのはもちろん先述した《静寂の神殿》、《小走り犬》《ジャングルのうろ穴》、《楽園の贈り物》とマナサポートに恵まれていた事情も加味してタッチ黒でアブザンカラーへ。

のちに美食倶楽部のメンツより指摘もらった通り、ダブルシンボルの《殺害》はかなり欲張りでした。2-0から始まるということで、ある程度相手のデッキが強い想定で臨もうと考えての採用でしたが。
また、《焼印刃》は単純に便利枠としての他ガーゴスとのシナジー、キャントリップによる事故回避(かなり弱い使い方になるのは承知の上)性を考慮して採用し、実際便利ではあったのですが相手のデッキ強い想定なら更にカードパワー高いところに目を向けるべきでしたね。プールにバットリがほぼなかったというのもありますが。
《朽ちゆくレギサウルス》だけで押し切れたゲームも数回発生したので採用自体は問題なかったのですが、何かしらアドバンテージの補填とかは考えたほうがよかったですね。
どうせ手札枯渇するし7/6バニラでいいや、みたいな気持ちで採用したのはあさはかでした。


さて、戦績報告に移りましょう。
二日制の全14回戦+SE3回戦!
初日はシールド9回戦、張り切っていってみよう。


【戦績】

R1 BYE


R2 BYE


R3 青緑t黒 〇-×-〇

初戦のお相手もBYE明。
「みんなプール強そうっすよね~」という談笑を交えつつ、俺もレア4枚入ってますとは口が裂けても言えない。

G1 先手1マリ。小粒な飛行ビートに押し切られそうになるも、ガーゴスと茨の騎兵のごり押し。

G2 後手1マリ。序盤から飛行がん攻め、《呼応した呼集》から《大気の精霊》持ってこられて押切もえ。

G3 先手1マリ。飛行軍団を茨の騎兵に黙らせて、ガーゴスぱぅわーで押し切る。レアは偉大。


R4 赤緑 ×-〇-× 

MFでテーブル番号2桁とか初めて座ったな。さすがにみんな強そうな顔してます。
お相手のレアは《夜群の伏兵》。脇を固めるカードが強い。

G1 先手1マリ。地上のサイズでは上回っているものの、《溶岩族の喧嘩屋》連打と《ゴブリンの密輸人》のコンボの前に俺は《平和な心》をはっつけてアンブロの熊に殴られ続けられうなることしかできなかった。
システム強いよー。

G2 後手1マリ。4T目の《夜群の伏兵》にいわされかけるも、トップから茨の騎兵でがっちりガードしてガーゴス。4/4がなんぼのもんじゃい、サイズは正義だ。

G3 後手1マリ。マリガン率ゥ!土地3でストップしてアンブロに押し切られる。



R5 黒緑t白 ×-〇-× 

ほぼ同色対決。


G1 先手1マリ。《朽ちゆくレギサウルス》3T目に出したらお相手が「僕ほぼ全Rでそのカード出されてるんですけど…」とため息。
2パン入れて押し切れるか?と思ったが《勇壮の時》絡めたダブルブロックで1:3交換。お互い息切れするも、後続相手の方が強くて無理でした。


G2 先手。《楽園の贈り物》スタートから《鉄根の大将軍》⇒ガーゴスで地上制圧。《鼓舞する突撃》⇒《勇壮の時》で無理やり乗り越えようとしてくるも、それでも8/7のガーゴスとは相打ち。
トップから《茨の騎兵》も降ってきてサイズ勝ち。

G3 後手ダブマリ。4枚目の土地引けず負け。


2敗でがけっぷちー。


R6 青赤 〇-〇

2敗ラインゆえか、卓全体から「さっさと負けてドロップしたい」空気が漂ってました。
僕もお相手も例外なくというか。

G1 小粒な飛行ビートで攻められるが、《茨の騎兵》ががっちりガード。ついでにガーゴスも引いたのでこれも出すとお相手が目を白黒させて「デッキ強いっすね…」と呆然と一言。レアは強いんですよ、レアは。

G2 レアが強い。



R7 黒緑 ×-〇-×

G1 後手1マリ。あちらのレア《戦慄の存在》に対して《殺害》当てるも即《魂回収》の後こちらが何も引けず。アドとられ続けて負け。

G2 ガーゴスパワー。ガーゴスマジで強いね。

G3 後手1マリ。《楽園の贈り物》でゆったりキープしたら、お相手が2⇒3⇒2-2と綺麗に生物固めて展開してきてうぼぁ。《茨の騎兵》でガードかけるが即殺害、バットリ絡めて押し込まれておわ。



というわけで4-3のしょにぼん。
とほほ。




明けて翌日8/4(日)。
今日は気を取り直してFinalsチャレンジへ参加。フォーマットはもちろんスタンダード。
しょにぼんしたら出ようと初めから目星つけてたイベント。
Finalsは思い出補正ある大会なので、ぜひ出たいんですよね。

スイス5回戦+SE1回戦を勝ち抜けば権利獲得、要は上位4名を決める方式。
使用デッキはミラー意識強めにしたバントスケープシフト。
張り切っていってみよう。


R1 ジェスカイPWs 〇-×-〇

基本的には有利マッチ、《轟音のクラリオン》のケアが面倒な程度。


G1 順当にランパン⇒テフェリー⇒スケシ。まあメインはこんなんもん。

G2 《炎の侍祭、チャンドラ》⇒《新米紅蓮術師、チャンドラ》⇒《主無き者、サルカン》。はい。

G3 できるだけクラリオンケアしたいからテフェリー出してからスケシ打ちたいなーと粘るも相手のテフェリーでてきてうーん仕方がないとしぶしぶメインでスケシ。
お相手が返し何もなくて勝ち。



R2 白黒吸血鬼 〇-×-〇

はやいでっきだー。
メインは速度とどれくらい意識されてるかによる。具体的には《軍団の最期》がとられてるかどうか。

G1 お相手の初速が若干トロくてスケシ間に合う。

G2 ブンブン。3T目ソリンから押切もえ。

G3 3T目ソリンからガシガシ並べて《薄暮の勇者》並べられるも、《強迫》引かれなかったので普通にテフェリースケシ決まって勝ち。



R3 シミックフラッシュ 〇-〇

土地の置き方的に2T目くらいまでミラーかと思ってた。

G1 先手から《樹上の草食獣》⇒《エルフの再生者》と生物ランパンが多かったことが幸いして相手のカウンターかわしてストレートに《死者の原野》の条件を達成。
《夜群の伏兵》に粘られるものの都合よく二枚目三枚目の原野をツモり、とどめの《ハイドロイド混成体》X=12で勝ち。ハンドゼロからなかなか都合のいいトップが続いた。

G2 後手ながら《樹上の草食獣》から2T目テフェリーであわよくば2キル狙うも、《否認》に阻まれたので仕方なく《変容するケラトプス》で4パンして勝ち。



R4 赤単 ×-〇-〇

うええ、まじかよ。いない前提できたんだけど。

G1 先手とられて《遁走する蒸気族》から1マナ域連打される暴力。無理無理。

G2 《樹上の草食獣》から3T目に《切り裂き顎の猛竜》。相手は死ぬ。

G3 こちら1マリ、お相手ダブマリ。《切り裂き顎の猛竜》連打して勝ち。


R5 バントスケープシフト 〇-〇 

4-0IDできるかと思ったらオポビリで下あたり。とほほ。

G1 お互いスケシ撃ち合う展開になるも、こっちはメインに《拘留代理人》入れてるので一方的にゾンビ飛ばして勝ち。

お相手「もしかしてミラー意識の構築されてます・・・?」
僕「あ、はい。かなり。」



G2 お相手のランパンが鈍い間にこっちは一方的に加速して早々にゾンビ並べてガシガシ。お相手も追いついてきてゾンビ並べ始めるもサイドから増量した《拘留代理人》で片っ端から追放、テフェリーでこれを使いまわして勝ち。 


予選5-0で4位抜け、いい感じ。



SE1 バントスケープシフト 〇-×-〇

お相手は復帰勢、なんでもFinalsの出たくてたまらないらしく国内の予選巡りをしているとか。
お互い必死に出たい欲全面に出して殺伐としてもアレなので、にこやかにやりましょうとお互い会話多めな感じの対戦で楽しかったです。

G1 順位上なので先手。先にランパンテフェリースケシ決めて勝ち。まあこれは先手のが強いんで。

G2 G1のほぼ逆。先にスケシ撃たれて回答なっしんぐ。

G3 《廃墟の地》で相手の原野をつぶしたのはいいものの、平地をもってこなかったせいで白ダブルが出ず。スケシもテフェリーも握ってるけど、《ドビンの拒否権》を構えつつのテフェリーが出せず。
お相手も露骨にカウンター構えてきてどうすっかなーと攻めあぐねていたら先にお相手が痺れをきらして《灰からの成長》をキッカーキャストしてきたおかげでマナが寝る。
これ幸いと慌ててカウンターして返しにテフェリースケシ決めて勝ち。



というわけで無事に予選を通過しました!!!
12月に秋葉原にて行われるFinals本戦に参加してきます!!!

1年越しの出場が叶い、めっちゃわくわくしてます。
最近スタンダードは虚無の心で回してたので急に感情がよみがえってきたみたいな感じなってしまった。
とりあえず入賞目指してがんばります。


ではまた次回、今度はOCCでお会いしましょう。


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