5/19 九州レガシー選手権@晴れる屋福岡店
2019年5月20日 大会レポートいってきました。
今回はカワシマさん、ショウノさん、アベさんと同道。
「灯争対戦」発売後の環境ということもあったうえ、ここのところ殆どレガシーの調整ができていなかったので試行回数が足りておらず自信はあまりありませんでした。
意識としては青白系が多いだろうなーというメタ想定。
メインはほとんどいじらず、サイドだけ少しブラッシュアップしたいつものジェスカイ石鍛冶を使用。
参加者は56人(だっけ?)で、スイス6回戦+SE3回戦!
張り切っていってみよう。
【戦績】
R1 Bye
R2 オムニテル ○-○
初心者さん。レガシーの大会は初だとか。
G1 こちら2マナでストップしてまったく動けないところ、お相手のパーツ探しも順調ではないようでなかなか動いてこない。3枚目の土地を引きあてるのが間に合い、ピアスとwillを構えつつの石鍛冶で勝負。
結局終盤に至るまでお相手の手札が万全になることはなく、青赤剣で補充した潤沢なハンドからカウンターを撃ちまくり勝ち。
G2 ≪全てを護るもの、母聖樹≫スタートでうげえ。返しの≪思案≫で≪エーテル宣誓会の法学者≫を掘り当て、これを通して対策。
お相手はそれでも≪実物提示教育≫から≪全知≫。ハンドの≪紅蓮破≫をいつ撃つか・・・と悩んでいたところ、お相手が実はキャノニストの脅威をよく理解できていなかったらしく普通にこちらエンド時に≪狡猾な願い≫キャストだったのでスタックで全知を破壊し、これをカウンターできないことに気づいてプラン完全崩壊。そのまま石鍛冶青赤剣で殴り勝ち。
R3 エルドラージストンピィ ○-×-○
青白系が多いって聞いてたんですけど。
G1 チャリ1スタートされるも、お相手のクロックが芳しくなく普通に石鍛冶バターが盤面を押し切って勝ち。
G2 ≪基本に帰れ≫キープ。≪難題の予見者≫こそ飛んでこないが、≪漸増爆弾≫のカウンターを2でキープされ思うように動けない。
石鍛冶バターでなんとかやりくりするも、≪ウギンの目≫から≪絶え間ない飢餓、ウラモグ≫で負け。
G3 お相手の2枚目のセットランドが≪裏切り者の都≫だったのでマナスクなんだろうな、と強気にネメシスで攻める。案の定動きが窮屈そうなところ細々クロックを追加されるも、ネメシスバターを完成させて2パンで勝ち。
R4 土地単 ×-○-○
青白系多いって聞いてたんですけどォ!?
G1 序盤からロームでじゃんじゃか掘られてDDコンボ。ソープロでなんとか引き伸ばしてネメシスと青赤剣をそろえるも、≪爆発域≫でGG。まあメインは無理です。
G2 今度はお相手の動き鈍め。ゆったりゆったりゲームを引き伸ばして、必殺の≪発展の代価≫を掘り当てて勝ち。まあケアできないだろうし。
G3 お互いに≪窒息≫と≪基本に帰れ≫をケアしあい、窮屈なゲーム展開。
こっちは≪リシャーダの港≫に縛られつつも石鍛冶や瞬唱とインスタントスピードで動けるカードを中心にちまちま小突いてライフを詰める。
ロームこそ妨害できなかったが、後引きの≪踏査≫をきちんと≪磨耗≫できていたのが大きく、更にリシャポの縛りに注力してくれたお陰でマナの差が大きくつかなかった。
最後は苦し紛れの≪輪作≫連打から≪イス卿の迷路≫を連打されるもこっちの数で上回り勝ち。
R5 青白奇跡 ×-○-△
4-0オポトップながらも下当たりなのでガチるハメに。
まあこういうこともある。
G1 序盤から石鍛冶で早めに仕掛けていくものの、やはり≪終末≫⇒ジェイスの流れには抗えず。≪時を解すもの、テフェリーに≫カウンターを、≪覆いを割くもの、ナーセット≫にキャントリップすら封じられ負け。
G2 G1と展開は似ている。石鍛冶からしかけ、ラスゴで対処された後ジェイスでマウントをとりに来る。今回は泣きっ面に蜂で相手の《ヴェンディリオン三人衆》まで飛んできてカウンターを落とされ、もうだめか・・・と思ったら補完ドローでジェイスがこんにちはするズルを発揮。ブレストで回答を引き込み、≪カラカス≫でヴェンディリオンをかわし≪紅蓮破≫でお互いにジェイスを対処。
なんとか消耗戦に持ち込み、最後はこっちのヴェンディリオンに青赤剣を装備してソープロ引かないでくださいお願いしますが許されて勝ち。
この時点で残り時間が5分をきっていたためお相手も引き分けを了承。
結局IDしたのと同じことになりました。
R6 ID
4-0-2の予選は4位抜け。
なんとかなるもんだ。
【SE】
SE1 青白奇跡 ×-○-○
R5の人と同じ方。
きびちい。
G1 先手。それでもやっぱりR4と同じ展開。
残りライフ2まで詰めるもやはりジェイス&ナーセットにハーフロックを食らい、頼みの≪稲妻≫も≪相殺≫に阻まれてしまい完全にマウント。
これはどうしようもない。
G2 先手。やっぱり初動石鍛冶から積極的に仕掛ける。
2枚の≪相殺≫に苦しめられ、思うように動けないがお相手も息切れ。
お相手が先に≪瞬唱の魔道士≫からブレストFBでフィニッシュを引きにいったところを、こちらもハンドで重なってしまっていた瞬唱を相殺の上から無理やり通す空中戦。
これでお互いさらに息切れするも、こっちは幸いトップから石鍛冶筆頭にクリーチャーカードが湧いてきたのでこれで応戦してライフを詰める。
バターこそ≪議会の採決≫されて機能しないが、ライフはの底は見えている。お相手は最後の瞬唱で≪至高の評決≫FBから場を流して耐えるも、最後はこっちのネメシスが通って勝ち。
G3 後手。≪紅蓮破≫×2枚にwillと若干受けハンド過ぎるもののサイドカード引けてるのでしぶしぶキープ。ブレストからハンド整え、こちらのヴェンディリオンからしかける。
カウンターとPWだらけのハンドにうええ、となりつつもG2での反省も活かしひとまず≪相殺≫をボトム送りに。
すると代替ドローで積み込まれていた≪終末≫を撃たれる。まじかよ。
お互いの赤ブラでアド源のPWが戦場に定着しないためgdgdしつつ、それでもどうにか石鍛冶十手でライフを詰めていく。
お互いハンドは殆どないが、俺の手札にはずっと≪稲妻≫だけが握られている。
お相手のラストターン、≪思案≫から探し当てた≪時を解す者、テフェリー≫で十手をバウンスしキルターンを遅らせにくる。
俺の盤面にはヴェンディリオンと石鍛冶。相手のライフは5、手札は1枚。
石鍛冶でテフェリー、ヴェンディリオンで本体へパンチ。テフェリーを落として残りライフ2。
当然撃ちこむのは本体への≪稲妻≫。
お相手がテフェリーの能力でドローしていたのは≪意志の力≫、生撃ちでカウンターしにくる。
そして俺のトップもまた≪意志の力≫。生撃ち返しで勝ち。
壮絶な3ゲームだった。
他のSE卓はとっくの昔に終わっており、相当に疲弊しながらも時間が時間(19:30くらいになってたっけ)なので間を空けずに次の対戦へ。
SE2 土地単 ×-○-○
R4と同じ方。
ひー。
G1 先手。序盤からガツガツロームで掘られ、DDコンボを何度もソープロでかわしていく。石鍛冶バターに青赤剣でちまちま殴ってはいるが、相手のライフが何度も30を超え勝ちきれない。ようやくになってネメシスを引き当てるも時既に遅し。
≪Glacial Chasm≫に引きこもられロームでループされて負け。
G2 先手、絶望のダブマリ。土地2でキープこそするものの・・・。
お相手は≪モックス・ダイアモンド≫での加速から≪窒息≫を貼るマナ拘束キープだったらしく、そこからの動きが鈍い。
しかし、なんと俺の土地は≪山≫と≪カラカス≫しかなくこれが刺さらないというまったくもってうれしくない軸ズレを発揮。
そんなこんなでお相手の引きが芳しくない間に土地がそろい始め≪損耗≫で≪窒息≫を破壊し≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫で反撃開始。
≪罰する火≫でギデオンは対処されるも、Willも絡めて≪燃え柳の木立≫による回収にマナを使うように強要。フルタップを誘って≪基本に帰れ≫で回収ループを止め≪精神を刻む者、ジェイス≫から一気にマウントをとりにいく。
≪森の知恵≫を瞬唱からの≪損耗≫FBで破壊、BtB下におけるお相手のマナ生命線≪モックス・ダイアモンド≫2枚を≪仕組まれた爆薬≫で破壊、さらに≪浄土からの生命≫に≪外科的摘出≫と、完璧な回答で盤面を掌握。これら3枚を一度にもたらしたジェイスのブレストは実質デモチュー。
最後は必殺≪発展の代価≫がこれもブレストによりもたらされて勝ち。
G3 後手1マリから。お相手≪踏査≫スタートを、≪損耗≫で咎める立ち上がりからやはり≪窒息≫を通される。
しかし今回はきちんと土地をひけており、かつ追加のマナ拘束も薄かったため多少窮屈ながらも反撃が可能。まずは≪罰する火≫を対象にサージカル、除去を潰してから石鍛冶を通して青赤剣をサーチ。
瞬唱を引いて窒息への対処の目処が立ち、島がおきないことは無視してネメシス青赤剣でクロックをかけていく。
お相手は≪爆発域≫を3にすることでどうにか1パンチだけでこれを対処。
更にDDコンボを揃え勝負にくるも、もちろんマリッドレイジにはソープロでご退場願う・・・と、ここでなんと≪窒息≫が≪爆発域≫で割られていないことに気づく大チョンボが発生。(自分で割るタイミングを計ってたから)完全に忘れてたわ。解決のし忘れで、お相手に警告は出るものの巻き戻せないので窒息は置かれたままゲーム続行。
とりあえずソープロでライフが30程度まで回復されるも、返しに瞬唱から≪損耗≫で本当は割られていたはずの窒息を破壊しマナを回復。≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫で膨大なライフを削りにかかる。お相手は≪不屈の追跡者≫で粘りを試みるが、引き増ししてもギャンブル・ローム・輪作のいずれも引けていないようで苦しそう。
≪魔術遠眼鏡≫でこちらのハンドに≪発展の代価≫があることをみせているので土地を追加で置くことすらできない。最後までこっちのクロックは止まることなかった。泥臭いというか、お相手の引きかたに助けられた勝利。
さああとひとつ。
SE3 エルドラージストンピィ ×-○-○
のらりくらりここまできたよ大一番。
SE始まってからここまで休憩なしのぶっ続け。
SEの全試合フルセット回しててさすがに消耗していた。
あとでカワシマさんに聞いたら「ジョコビッチかよこいつ」と思われていたらしい。
G1 先手。初動のチャリスをwillで弾いたら《難題の予見者》▶︎《難題の予見者》▶︎《現実を砕くもの》の黄金ムーブ。
石鍛冶2連打による抵抗も、バターをぶっこ抜かれてむなしく負け。
プレイ中にちょっと身体の重心失ってふらつくくらいに消耗していて、飲み物がぶ飲みして気合いを入れ直す。
G2 先手。土地1の1マナだらけハンドをマリガンして、ソープロとネメシスでキープ。
お相手の初動は《果てしなきもの》X=2から、こちらは土地置くだけでGO。
2ターン目、お相手は《不毛の大地》でこちらのツンドラを割に来る。一応スタック白マナでソープロを撃つ・・・が本来早めに5-6マナまで到達したいエルドラージストンピィが、後手番で不毛を起動してくるということは「ロングゲームになっても構わない」と思っているということ。もちろんこちら1マリなので色事故期待も有り得るが、高マナ域への到達を遅らせてまでやることには思えない。
つまり既に充分な量の土地がハンドにあり、かつマナフラを受けられる《ウギンの目》か《終末を招くもの》を持っている可能性が高いと判断。
勝負を急いだ方がいいと、次に置かれたチャリスを対処してブレストを撃つ・・・という方針を転換、チャリスは一旦放置してネメシスから先にしかける。
案の定、《エルドラージのミミック》と《終末を招くもの》が並ぶ盤面に。
ネメシスで止まっているので睨みあいにはなるが、相手はドロー能力が起動できるためロングゲームは無理。
素引きした《殴打頭蓋》と《梅澤の十手》で脅威値を上げて殴り始めると、引き増しが芳しくなかったのかお相手はやや早めの投了。
とりあえず取り返し、ラストゲームへ。
G3 後手。《仕組まれた爆薬》、《摩耗+損耗》、《 渦まく知識》×2、《意志の力》にフェッチ含めて土地2枚!
初動のマナ拘束に強く、Willを切ってもなおブレストフェッチできるここにきて最高のオープニングハンド!
果たしてお相手の初動は《古えの墳墓》からのチャリス1。
いつでもチャリスは割れる上、難題を出されてもWillで弾けるのでひとまず爆薬は温存。土地を置いてターンを返す。
そしてお相手の3ターン目は《果てしなきもの》。してやったり、と返しで満を持して爆薬をX=0でセットして起爆でアドをとる。
・・・と思ったら続けて≪ウギンの目≫から2枚目の《果てしなきもの》X=5、《厳かなモノリス》と追加されてなんかちょっと損した気分に。いや得はしてるけど。
土地は伸ばして欲しかったので、《摩耗》でモノリスを割りつつ、ひたすらwillを構えて果てしなきものの攻撃を粛々と受け続ける。
スルー。残りライフ13。
スルー。残りライフ8。
握っているソープロは撃たない。クロックも装備品も戦場にはないけど、勝ちがそこに見えている。
そしてお相手が5枚目の土地をセットし、全力サイズで3枚目の《果てしなきもの》を唱える。「2点ダメージを受けます、残り10」というマナ能力起動の宣言を聞いて、無言で手札を1枚戦場へ落とす。
後手1T目、最初のドローで手札に加わっていた、俺のサイドボードにおける特殊地形対策枠3枚目にしてレガシー環境伝統の火力呪文。
ジェスカイのこの赤は、相手のライフを攻めるための色。
《発展の代価》!
本体10点。
今日はこのカードに本当に何度も助けられた。
【結果】
優勝!
正直当初のメタ予想とはまったく違うマッチばかりでしたし、トップの弱さ/強さにサイドインアウトの噛み合いと、あまり僕の実力とは関係のない部分で拾った勝利が多い全7試合でしたがやはり優勝はうれしいです。
まだまだ実力不足の自覚はありますし競技イベントも少ないため練習の機会にも恵まれませんが、今後も大分レガシーを中心に精進していきたいと思います。
対戦していただいた皆様、主催のしるびあさん、運営協力の晴れる屋福岡店の皆様、ありがとうございました。
また次回の九レガでも是非お会いしましょう。
今回はカワシマさん、ショウノさん、アベさんと同道。
「灯争対戦」発売後の環境ということもあったうえ、ここのところ殆どレガシーの調整ができていなかったので試行回数が足りておらず自信はあまりありませんでした。
意識としては青白系が多いだろうなーというメタ想定。
メインはほとんどいじらず、サイドだけ少しブラッシュアップしたいつものジェスカイ石鍛冶を使用。
参加者は56人(だっけ?)で、スイス6回戦+SE3回戦!
張り切っていってみよう。
【戦績】
R1 Bye
R2 オムニテル ○-○
初心者さん。レガシーの大会は初だとか。
G1 こちら2マナでストップしてまったく動けないところ、お相手のパーツ探しも順調ではないようでなかなか動いてこない。3枚目の土地を引きあてるのが間に合い、ピアスとwillを構えつつの石鍛冶で勝負。
結局終盤に至るまでお相手の手札が万全になることはなく、青赤剣で補充した潤沢なハンドからカウンターを撃ちまくり勝ち。
G2 ≪全てを護るもの、母聖樹≫スタートでうげえ。返しの≪思案≫で≪エーテル宣誓会の法学者≫を掘り当て、これを通して対策。
お相手はそれでも≪実物提示教育≫から≪全知≫。ハンドの≪紅蓮破≫をいつ撃つか・・・と悩んでいたところ、お相手が実はキャノニストの脅威をよく理解できていなかったらしく普通にこちらエンド時に≪狡猾な願い≫キャストだったのでスタックで全知を破壊し、これをカウンターできないことに気づいてプラン完全崩壊。そのまま石鍛冶青赤剣で殴り勝ち。
R3 エルドラージストンピィ ○-×-○
青白系が多いって聞いてたんですけど。
G1 チャリ1スタートされるも、お相手のクロックが芳しくなく普通に石鍛冶バターが盤面を押し切って勝ち。
G2 ≪基本に帰れ≫キープ。≪難題の予見者≫こそ飛んでこないが、≪漸増爆弾≫のカウンターを2でキープされ思うように動けない。
石鍛冶バターでなんとかやりくりするも、≪ウギンの目≫から≪絶え間ない飢餓、ウラモグ≫で負け。
G3 お相手の2枚目のセットランドが≪裏切り者の都≫だったのでマナスクなんだろうな、と強気にネメシスで攻める。案の定動きが窮屈そうなところ細々クロックを追加されるも、ネメシスバターを完成させて2パンで勝ち。
R4 土地単 ×-○-○
青白系多いって聞いてたんですけどォ!?
G1 序盤からロームでじゃんじゃか掘られてDDコンボ。ソープロでなんとか引き伸ばしてネメシスと青赤剣をそろえるも、≪爆発域≫でGG。まあメインは無理です。
G2 今度はお相手の動き鈍め。ゆったりゆったりゲームを引き伸ばして、必殺の≪発展の代価≫を掘り当てて勝ち。まあケアできないだろうし。
G3 お互いに≪窒息≫と≪基本に帰れ≫をケアしあい、窮屈なゲーム展開。
こっちは≪リシャーダの港≫に縛られつつも石鍛冶や瞬唱とインスタントスピードで動けるカードを中心にちまちま小突いてライフを詰める。
ロームこそ妨害できなかったが、後引きの≪踏査≫をきちんと≪磨耗≫できていたのが大きく、更にリシャポの縛りに注力してくれたお陰でマナの差が大きくつかなかった。
最後は苦し紛れの≪輪作≫連打から≪イス卿の迷路≫を連打されるもこっちの数で上回り勝ち。
R5 青白奇跡 ×-○-△
4-0オポトップながらも下当たりなのでガチるハメに。
まあこういうこともある。
G1 序盤から石鍛冶で早めに仕掛けていくものの、やはり≪終末≫⇒ジェイスの流れには抗えず。≪時を解すもの、テフェリーに≫カウンターを、≪覆いを割くもの、ナーセット≫にキャントリップすら封じられ負け。
G2 G1と展開は似ている。石鍛冶からしかけ、ラスゴで対処された後ジェイスでマウントをとりに来る。今回は泣きっ面に蜂で相手の《ヴェンディリオン三人衆》まで飛んできてカウンターを落とされ、もうだめか・・・と思ったら補完ドローでジェイスがこんにちはするズルを発揮。ブレストで回答を引き込み、≪カラカス≫でヴェンディリオンをかわし≪紅蓮破≫でお互いにジェイスを対処。
なんとか消耗戦に持ち込み、最後はこっちのヴェンディリオンに青赤剣を装備してソープロ引かないでくださいお願いしますが許されて勝ち。
この時点で残り時間が5分をきっていたためお相手も引き分けを了承。
結局IDしたのと同じことになりました。
R6 ID
4-0-2の予選は4位抜け。
なんとかなるもんだ。
【SE】
SE1 青白奇跡 ×-○-○
R5の人と同じ方。
きびちい。
G1 先手。それでもやっぱりR4と同じ展開。
残りライフ2まで詰めるもやはりジェイス&ナーセットにハーフロックを食らい、頼みの≪稲妻≫も≪相殺≫に阻まれてしまい完全にマウント。
これはどうしようもない。
G2 先手。やっぱり初動石鍛冶から積極的に仕掛ける。
2枚の≪相殺≫に苦しめられ、思うように動けないがお相手も息切れ。
お相手が先に≪瞬唱の魔道士≫からブレストFBでフィニッシュを引きにいったところを、こちらもハンドで重なってしまっていた瞬唱を相殺の上から無理やり通す空中戦。
これでお互いさらに息切れするも、こっちは幸いトップから石鍛冶筆頭にクリーチャーカードが湧いてきたのでこれで応戦してライフを詰める。
バターこそ≪議会の採決≫されて機能しないが、ライフはの底は見えている。お相手は最後の瞬唱で≪至高の評決≫FBから場を流して耐えるも、最後はこっちのネメシスが通って勝ち。
G3 後手。≪紅蓮破≫×2枚にwillと若干受けハンド過ぎるもののサイドカード引けてるのでしぶしぶキープ。ブレストからハンド整え、こちらのヴェンディリオンからしかける。
カウンターとPWだらけのハンドにうええ、となりつつもG2での反省も活かしひとまず≪相殺≫をボトム送りに。
すると代替ドローで積み込まれていた≪終末≫を撃たれる。まじかよ。
お互いの赤ブラでアド源のPWが戦場に定着しないためgdgdしつつ、それでもどうにか石鍛冶十手でライフを詰めていく。
お互いハンドは殆どないが、俺の手札にはずっと≪稲妻≫だけが握られている。
お相手のラストターン、≪思案≫から探し当てた≪時を解す者、テフェリー≫で十手をバウンスしキルターンを遅らせにくる。
俺の盤面にはヴェンディリオンと石鍛冶。相手のライフは5、手札は1枚。
石鍛冶でテフェリー、ヴェンディリオンで本体へパンチ。テフェリーを落として残りライフ2。
当然撃ちこむのは本体への≪稲妻≫。
お相手がテフェリーの能力でドローしていたのは≪意志の力≫、生撃ちでカウンターしにくる。
そして俺のトップもまた≪意志の力≫。生撃ち返しで勝ち。
壮絶な3ゲームだった。
他のSE卓はとっくの昔に終わっており、相当に疲弊しながらも時間が時間(19:30くらいになってたっけ)なので間を空けずに次の対戦へ。
SE2 土地単 ×-○-○
R4と同じ方。
ひー。
G1 先手。序盤からガツガツロームで掘られ、DDコンボを何度もソープロでかわしていく。石鍛冶バターに青赤剣でちまちま殴ってはいるが、相手のライフが何度も30を超え勝ちきれない。ようやくになってネメシスを引き当てるも時既に遅し。
≪Glacial Chasm≫に引きこもられロームでループされて負け。
G2 先手、絶望のダブマリ。土地2でキープこそするものの・・・。
お相手は≪モックス・ダイアモンド≫での加速から≪窒息≫を貼るマナ拘束キープだったらしく、そこからの動きが鈍い。
しかし、なんと俺の土地は≪山≫と≪カラカス≫しかなくこれが刺さらないというまったくもってうれしくない軸ズレを発揮。
そんなこんなでお相手の引きが芳しくない間に土地がそろい始め≪損耗≫で≪窒息≫を破壊し≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫で反撃開始。
≪罰する火≫でギデオンは対処されるも、Willも絡めて≪燃え柳の木立≫による回収にマナを使うように強要。フルタップを誘って≪基本に帰れ≫で回収ループを止め≪精神を刻む者、ジェイス≫から一気にマウントをとりにいく。
≪森の知恵≫を瞬唱からの≪損耗≫FBで破壊、BtB下におけるお相手のマナ生命線≪モックス・ダイアモンド≫2枚を≪仕組まれた爆薬≫で破壊、さらに≪浄土からの生命≫に≪外科的摘出≫と、完璧な回答で盤面を掌握。これら3枚を一度にもたらしたジェイスのブレストは実質デモチュー。
最後は必殺≪発展の代価≫がこれもブレストによりもたらされて勝ち。
G3 後手1マリから。お相手≪踏査≫スタートを、≪損耗≫で咎める立ち上がりからやはり≪窒息≫を通される。
しかし今回はきちんと土地をひけており、かつ追加のマナ拘束も薄かったため多少窮屈ながらも反撃が可能。まずは≪罰する火≫を対象にサージカル、除去を潰してから石鍛冶を通して青赤剣をサーチ。
瞬唱を引いて窒息への対処の目処が立ち、島がおきないことは無視してネメシス青赤剣でクロックをかけていく。
お相手は≪爆発域≫を3にすることでどうにか1パンチだけでこれを対処。
更にDDコンボを揃え勝負にくるも、もちろんマリッドレイジにはソープロでご退場願う・・・と、ここでなんと≪窒息≫が≪爆発域≫で割られていないことに気づく大チョンボが発生。(自分で割るタイミングを計ってたから)完全に忘れてたわ。解決のし忘れで、お相手に警告は出るものの巻き戻せないので窒息は置かれたままゲーム続行。
とりあえずソープロでライフが30程度まで回復されるも、返しに瞬唱から≪損耗≫で本当は割られていたはずの窒息を破壊しマナを回復。≪ゼンディカーの同盟者、ギデオン≫で膨大なライフを削りにかかる。お相手は≪不屈の追跡者≫で粘りを試みるが、引き増ししてもギャンブル・ローム・輪作のいずれも引けていないようで苦しそう。
≪魔術遠眼鏡≫でこちらのハンドに≪発展の代価≫があることをみせているので土地を追加で置くことすらできない。最後までこっちのクロックは止まることなかった。泥臭いというか、お相手の引きかたに助けられた勝利。
さああとひとつ。
SE3 エルドラージストンピィ ×-○-○
のらりくらりここまできたよ大一番。
SE始まってからここまで休憩なしのぶっ続け。
SEの全試合フルセット回しててさすがに消耗していた。
あとでカワシマさんに聞いたら「ジョコビッチかよこいつ」と思われていたらしい。
G1 先手。初動のチャリスをwillで弾いたら《難題の予見者》▶︎《難題の予見者》▶︎《現実を砕くもの》の黄金ムーブ。
石鍛冶2連打による抵抗も、バターをぶっこ抜かれてむなしく負け。
プレイ中にちょっと身体の重心失ってふらつくくらいに消耗していて、飲み物がぶ飲みして気合いを入れ直す。
G2 先手。土地1の1マナだらけハンドをマリガンして、ソープロとネメシスでキープ。
お相手の初動は《果てしなきもの》X=2から、こちらは土地置くだけでGO。
2ターン目、お相手は《不毛の大地》でこちらのツンドラを割に来る。一応スタック白マナでソープロを撃つ・・・が本来早めに5-6マナまで到達したいエルドラージストンピィが、後手番で不毛を起動してくるということは「ロングゲームになっても構わない」と思っているということ。もちろんこちら1マリなので色事故期待も有り得るが、高マナ域への到達を遅らせてまでやることには思えない。
つまり既に充分な量の土地がハンドにあり、かつマナフラを受けられる《ウギンの目》か《終末を招くもの》を持っている可能性が高いと判断。
勝負を急いだ方がいいと、次に置かれたチャリスを対処してブレストを撃つ・・・という方針を転換、チャリスは一旦放置してネメシスから先にしかける。
案の定、《エルドラージのミミック》と《終末を招くもの》が並ぶ盤面に。
ネメシスで止まっているので睨みあいにはなるが、相手はドロー能力が起動できるためロングゲームは無理。
素引きした《殴打頭蓋》と《梅澤の十手》で脅威値を上げて殴り始めると、引き増しが芳しくなかったのかお相手はやや早めの投了。
とりあえず取り返し、ラストゲームへ。
G3 後手。《仕組まれた爆薬》、《摩耗+損耗》、《 渦まく知識》×2、《意志の力》にフェッチ含めて土地2枚!
初動のマナ拘束に強く、Willを切ってもなおブレストフェッチできるここにきて最高のオープニングハンド!
果たしてお相手の初動は《古えの墳墓》からのチャリス1。
いつでもチャリスは割れる上、難題を出されてもWillで弾けるのでひとまず爆薬は温存。土地を置いてターンを返す。
そしてお相手の3ターン目は《果てしなきもの》。してやったり、と返しで満を持して爆薬をX=0でセットして起爆でアドをとる。
・・・と思ったら続けて≪ウギンの目≫から2枚目の《果てしなきもの》X=5、《厳かなモノリス》と追加されてなんかちょっと損した気分に。いや得はしてるけど。
土地は伸ばして欲しかったので、《摩耗》でモノリスを割りつつ、ひたすらwillを構えて果てしなきものの攻撃を粛々と受け続ける。
スルー。残りライフ13。
スルー。残りライフ8。
握っているソープロは撃たない。クロックも装備品も戦場にはないけど、勝ちがそこに見えている。
そしてお相手が5枚目の土地をセットし、全力サイズで3枚目の《果てしなきもの》を唱える。「2点ダメージを受けます、残り10」というマナ能力起動の宣言を聞いて、無言で手札を1枚戦場へ落とす。
後手1T目、最初のドローで手札に加わっていた、俺のサイドボードにおける特殊地形対策枠3枚目にしてレガシー環境伝統の火力呪文。
ジェスカイのこの赤は、相手のライフを攻めるための色。
《発展の代価》!
本体10点。
今日はこのカードに本当に何度も助けられた。
【結果】
優勝!
正直当初のメタ予想とはまったく違うマッチばかりでしたし、トップの弱さ/強さにサイドインアウトの噛み合いと、あまり僕の実力とは関係のない部分で拾った勝利が多い全7試合でしたがやはり優勝はうれしいです。
まだまだ実力不足の自覚はありますし競技イベントも少ないため練習の機会にも恵まれませんが、今後も大分レガシーを中心に精進していきたいと思います。
対戦していただいた皆様、主催のしるびあさん、運営協力の晴れる屋福岡店の皆様、ありがとうございました。
また次回の九レガでも是非お会いしましょう。
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