いってきました。
多分大分からだと一番遠い地で開催される紙の祭典。本戦はスタンのみ。
新幹線乗り継ぐか、福岡から飛行機で飛ぶか、東京へ飛んで新幹線かという選択肢しかないのはどうなんだ(宿泊交通費往復込五万也)

日本選手権の反省も活かし今回は月曜日に帰宅するように休みを調整。
翌日死んじゃう。


往路は前回同様、夜行バスで仕事終わりに関西まで直行の後新幹線で静岡へ向かうプラン。寝てる間に移動できる点が優秀ですが、強行軍なのでお勧めはしません。


1byeがあるので、8:30頃に静岡に到着し先にホテルへ。
宿泊場所とるの出遅れて駅から離れるのも覚悟してたんですが、3人部屋で探すと割とあっさり会場近くでヒット。やっぱ大部屋で取るのが板の模様。
ちなみに今回はいーさん&ハマダさんと同泊。癖がないメンツなので安心な三日間ですね(?)

さらっとシャワーを浴びた後ぼちぼちツインメッセへ。
レガシーGP併催ということもあって外人の割合多目でかつ行きかう人の人数もえらいこっちゃ。
なつかしのメンツにも軽くあいさつして、いよいよスタンダード本戦へ。
使用デッキはやはり初志貫徹のジェスカイコントロール。


5 クリーチャー

3 つぶやく神秘家
2 パルン、ニヴ=ミゼット

30 呪文

2 選択
2 中略
2 稲妻の一撃
2 活力回復
1 軽蔑的な一撃
1 裁きの一撃
4 悪意ある妨害
4 薬術師の眼識
2 残骸の漂着
3 轟音のクラリオン
3 封じ込め
1 アズカンタの探索
3 ドミナリアの英雄、テフェリー

25 土地

5 島
4 断崖の避難所
4 氷河の城砦
4 聖なる鋳造所
4 蒸気孔
4 硫黄の滝

15 サイドボード

3 軍勢の戦親分
3 再燃するフェニックス
1 黎明をもたらす者ライラ
2 否認
1 発展 // 発破
1 神聖の発動
1 絶滅の星
2 イクサランの束縛
1 魔術遠眼鏡


特に語るところはありません、環境初期に明言したとおり≪つぶやく神秘家≫に信頼を置いた形のジェスカイコントロールです。基本的な要点は以前の解説記事をどうぞ。

メタゲーム想定としては当然ゴルガリとジェスカイがトップメタ、次点でイゼットドレイク系のスペルデッキ。ゴルガリ増加を意識したボロスアグロあたりがtier2まで上がってくると予想。
赤単やセレズニアトークンはデッキ構成上基本的に不利ではないのでほぼ無視、微不利なゴルガリ、ほぼトントンなイゼット、微有利なボロスを重点的に意識しました。≪悪意ある妨害≫≪薬術師の眼識≫をフル投入しミッドレンジ・コントロールへの耐性を高めるところからスタート。

上記のどのデッキに対しても「終盤捲りにいく時に微妙にライフがもたない」シーンがあることを感じていたので今回は保険として≪活力回復≫を採用、≪選択≫と枠を折半していますがこれに関しては失敗だったかもしれません。

ゴルガリ意識のサイドボードとして≪再燃するフェニックス≫を多めに採用しました。ゴルガリ側の回答が限られているので、4枚目の採用もアリかも。
他方ゴルガリ側のサイドボードに≪打ち壊すブロントドン≫と≪破滅を囁くもの≫が採用されるようになっていたので、除去の選択は前日まで結構迷いましたがここも初志貫徹に。丸くいくなら≪溶岩コイル≫を採用しておくのが一番受けが広かったと思います。

≪封じ込め≫はボロス・イゼットの双方に有効でいまやジェスカイの鉄板ですが、ミラーも想定し4枚目の枠は≪裁きの一撃≫に譲っています。

≪アズカンタの探索≫はミラー以外でほしいマッチアップがないのですが、ミラーで置かれてしまうときついので1枚だけ採用。よくサイドアウトします。

あとはやるだけ。
1日目は本戦スイス8回戦、張り切っていってみよう。


【戦績】

先に言っておきますが、サイコロ全部負けてて全部後手です。


R1 BYE


R2 イゼットスペル ○-○ 

外人さんでした。
こちらがあまりにも適当な英語で応対すると「お、おう」みたいなリアクションとられて赤っ恥かきました。

G1 後手。果敢に≪孤光のフェニックス≫を復活させてくるものの、全部≪封じ込め≫てテフェリー奥義で勝ち。テフェリーガン無視で本体ボコボコ殴ってきたけど≪苦悩火≫でもあったんかな。

G2 ≪魔術遠眼鏡≫でハンドにクロックがなくキャントリップとカウンターだらけなことを確認して、≪火想者の研究≫を封じる立ち上がり。

俺「≪Sorcerous Spyglass≫(ネイティブ)」
相手「Sure(ハンド見せてくれる)」
俺「Thanks.(ここで≪火想者の研究≫の英語名をド忘れして言葉に詰まる)」
相手「?Which card?」
俺「あー、なんとかreserch...(リサーチだけネイティブ)」
相手「≪Firemind’s Research≫?」
俺「そうそれ!!!」


結局土地伸ばして≪つぶやく神秘家≫にカウンター使ってもらい、テフェリー通して勝ち。


R3 ゴルガリミッドレンジ ○-○


G1 後手。マナクリ絡めた探険生物連打を耐えてから5T目の≪轟音のクラリオン≫で流し、返しの≪ビビアン・リード≫は≪中略≫。テフェリーを立てて≪殺戮の暴君≫にも≪残骸の漂着≫を合わせるほぼ完璧なゲームメイク。ミゼットを出したところでお相手投了。

G2 後手。4T目から≪再燃するフェニックス≫連打作戦。≪ヴラスカの侮辱≫も飛んでこず、≪殺戮の暴君≫とにらみ合いに。≪ウルザの後継、カーン≫で侮辱めくれるも、フェニックスのダブパンで出落ち。当然漂着は構えているので相手は殴れない。
トップされた≪強迫≫はカウンターして、≪発破≫で強引に土地を引き込み≪絶滅の星≫で強引に一掃して突破。サイドカードがよく引けていてうまく機能してくれた。


R4 ゴルガリミッドレンジ ○-×-×

G1 後手。お相手の展開が鈍く、こっちの≪つぶやく神秘家≫連打の処理に必死に≪貪欲なチュパカブラ≫を連打してくる形になって攻守の立場が逆転のおせおせに。ハンドが少なくなったのを見計らってミゼット。暴君で対抗してくるも、ミゼットが生き残っている時点でほぼ決着したようなもの。後は墓地の≪薬術師の眼識≫を連打して勝ち。

G2 後手。≪強迫≫連打からの暴君、≪再燃するフェニックス≫にも即侮辱が飛んでくるなどいいとこなしで負け。これは仕方がない。

G3  先手。土地3枚+キャントリップでキープするもM10ランドを固め引き土地4ストップで負け。これはしゃーないというか、デッキ構造上のリスクなので土地25枚デッキを選んだ自分の落ち度。受け入れるしかない。


R5 赤単(ケルドレッド) ○-○


僕の卓に限らず1敗ラインにはおそらくゴルガリ&ジェスカイに殺されたであろう赤単やボロスが多く座っていた。アグロは今期やはり厳しそうだなという印象。

G1 後手。≪ヴィーアシーノの紅蓮術師≫連打に押されてライフ4まで詰まってからの≪残骸の漂着≫⇒≪つぶやく神秘家≫で盤面こそ掌握するも、ハンドを使い切ってからの≪ケルドの炎≫でほぼ負けを確信。しゃーなくターン返してⅡ章を迎えるとお相手は沈黙のGO。
「なんだ?火力貯めてんのか?」と首を傾げつつもこっちはカウンターもハンドもないのでミゼットぶっぱでGO。
返しのお相手は苦悶の表情で≪ゴブリンの鎖回し≫、Ⅲ章効果でライフ1になるもやはりお相手は苦悶のGO。
まさかとは思ったが返しのこちらのトップは≪轟音のクラリオン≫、絆魂+3点モードでキャストするとお相手のハンドからはため息とともに≪山≫が3枚零れ落ちたのであった。
近藤WIN!

G2 ≪宝物の地図≫スタートから≪遁走する蒸気族≫にペチペチされるも、我慢我慢で5T目まで耐えて≪轟音のクラリオン≫で盤面掌握、返しの地図を変身させつつの≪再燃するフェニックス≫も≪中略≫で宝物を使い切ってもらい制空権も≪つぶやく神秘家≫で確保。
ライフ10から一気にゲームを引き伸ばしてだらだら。≪苦悩火≫だけが恐かったが、最後はやはりテフェリーがものを言う。デッキの半分以上を引いて勝ち。



R6 ジェスカイドレイク ×-○-×

最初はミラーかと思った。顔で。
イゼットドレイクにタッチ白でクラリオンとテフェリー、そして減ったクロックは≪潜水≫で守るというタイプ。


G1 後手。除去引きに恵まれず、序盤から攻めてくる≪孤光のフェニックス≫×2と≪奇怪なドレイク≫にライフ詰められ≪封じ込め≫を≪潜水≫に弾かれ負け。

G2 お相手マナスクで勝ち。

G3 大量のカウンターでクロックもドローも全部弾いて盤面掌握するまではよかったのだが、息切れしたお相手尻目にインサイトを4連打してもテフェリーもミゼットも引けずにただ土地をおくだけのターンが過ぎていく。結局先に相手のハンドが回復し、先にミゼットがでてきて≪イクサランの束縛≫を≪潜水≫で弾かれて負け。勝ち盤面からこういう負け方は応える。

4-2のがけっぷち。


R7 ゴルガリミッドレンジ ×-○-×

G1 後手。≪ラノワールのエルフ≫スタートで、≪真夜中の死神≫だけカウンターして耐えの5ターン。≪中略≫構えつつの≪轟音のクラリオン≫で盤面一掃するも、後手が祟って1マナ浮かせてケアされた≪ビビアン・リード≫にマウントとられる。
≪殺戮の暴君≫は≪残骸の漂着≫で対処するも、ビビアンが無限にトップから暴君を供給。連打されて負け。


G2 先手。お相手マリガン。≪森≫からのマナクリ連打プランをクラリオンで咎めてそのままマナスクで勝ち。

G3 後手、土地2キャントリップでキープするもやはり4枚目の土地を引けず負け。


【結果】

4-3初日没。
土地引きに恵まれない負け方が目立ちましたが、総合的にこのデッキのポテンシャルにリスキーな部分があったのが敗因という認識です。長いラウンドを戦う以上、安定感のある構築を重視すべきだったと思います。反省点はありますが、デッキ選択・サイドプランそのものに間違いはなかったと思いますし後悔はないです。
「下ブレ」というと言い訳がましいので使いませんが、もう少し頑張って初日抜けはしたかったなというところ。

失意。
ハマダさんとちょうせんは早々に目無し、いーさんも5-0から3連敗と大分勢は振るわず。悔しいのう。
この日は適当にスタン8構を荒らして24パックほどゲットして終了。(思ったよりカジュアルデッキばっかで申し訳なかった)
ちなみに、まんぷく太郎氏(であってたかな?)と遭遇して夕食をご一緒するというヒトコマも。



・12/2(日)

この日はやや早起きで8:30には会場へ向かう。
ハマダさんといーさんはダブルアップシールド(賞品のパックが2倍)へ。
俺は不完全燃焼なのでFinalsチャレンジへ参加。

スイスのみ5回戦で参加者は134名。人数的に全勝者のみが権利獲得できる厳しい戦いに。張り切っていってみよう。


【戦績】

R1 グリクシスミッドレンジ ○-○

ヤソコン。本戦でもそれなりの使用者がいたようですが2日目に残るのは厳しそうなポテンシャルだと思います。

G1 後手。こちらダブマリ。土地4ストップするも、お相手もこっちが土地引いた後のテフェリーケアで動きにくくこちらのマナスクを咎められない模様。
結局しっかり土地が伸び、テフェリーへの≪最古再誕≫をテフェリー連打で強引に突破しカウンター構えつつのミゼットで勝ち。

G2 後手。≪正気泥棒≫にはしっかり≪裁きの一撃≫で対応し、早いゲームに持ち込ませない。インサイトが来てくれずハンドがジリ貧になるも、ミゼットが全てを解決。≪最古最誕≫も≪再燃するフェニックス≫でケアしており、お相手が回答求めて≪破滅を囁くもの≫に10点を捧げて全てを墓地に落とす一方俺は返しでハンドゼロからテフェリー⇒≪イクサランの束縛≫と反則トップだけで勝ち。流石に申し訳なさ過ぎる。


R2 赤単 ○-○

それなりに自信を持って有利といってもいいのではないでしょうか。

G1 クラリオン⇒テフェリー⇒ミゼット。試合時間5分強。

G2 クラリオン⇒テフェリー⇒ミゼット。試合時間6分強。総計10分弱でマッチ終了。

俺の引きの噛み合い、お相手の投げっぷりがいいという要因もあったが、隣の卓の人が「えぇ・・・」とドン引く程度にしゅんころ。


R3 セレズニアトークン ○-×-○


多分有利。多分。

G1 クラリオンと≪残骸の漂着≫でマウントは取れるのだが≪軍団の上陸≫が変身して≪オラーズカの拱門≫で粘られてしまい仕留めるのに時間がかかった。
テフェリーと≪つぶやく神秘家≫が回りだしたのを見てようやく投了を引き出す。

G2 除去でキープしなかったのがたたり、序盤から≪協約の魂、イマーラ≫と≪ベナリア史≫に押し込まれる。漂着で流しにかかるも、伸びた土地からぽつぽつトークン生成されてテフェリーを定着させきれない。最後はラスゴ弾切れで負け。

G3 アズカンタ⇒≪悪意ある妨害≫で≪ベナリア史≫を弾く⇒≪つぶやく神秘家≫⇒テフェリーとほぼ完璧な回りを見せ、トークンが5体ほど出たところでお相手投了。


R4 ゴルガリミッドレンジ ×-○-×

G1 後手。ラノエルスタートからの≪翡翠光のレインジャー≫が≪真夜中の死神≫をめくって4/3でハードパンチしてくるスタート、クラリオンを撃たざるをえず、死神の3ドローを許し、案の定暴君連打に言わされて負け。

G2 先手。≪再燃するフェニックス≫連打で速攻。≪破滅を囁くもの≫で空を止めようとしくるが先手ならテフェリーのバウンスでテンポを奪える。制空権そのままに、暴君も≪つぶやく神秘家≫で足止めして勝ち。

G3 後手。土地3にキャントリップでキープするも、やはりマナスク。お相手はダブマリしていたが探険連打で強引に土地を伸ばしハンデスも絡めてストレート暴君。4枚目の土地を引いた頃には手遅れで負け。

どーしても大事なとこでマナスクしてしまう。これが俺のデッキのポテンシャルの限界?


R5 ID

4-0ラインが9人を超えていたので、僕に負けた人が片っ端からドロップしていたこともあり目無しIDで3-1-1フィニッシュ。
失意の16パックをゲット。
くそー。


不機嫌を隠せずにラーメン屋の屋台で飯を注文するとスミジンに似た顔の背の高い店員がやたら腰の低い応対でギョウザセットを薦めてきたので、なんとなくムカついて提案を蹴ってラーメンだけ食べた。ラーメンは旨かった。



続けてモダンのスイス3回戦大会に参加。
使用デッキはあんまアップデートしてない5C人間。

R1 アイアンワークス ○-○

お相手は中国人。

G1 ≪翻弄する魔道士≫×2で≪クラーク族の鉄工所≫と≪仕組まれた爆薬≫を指定してタコ殴り。

G2 G1と同様。≪黄鉄の呪文爆弾≫で対抗してくるも焼け石に水。≪幻影の像≫で無限の≪翻弄する魔道士≫が翻弄しまくって勝ち。


R2 サヒーリコンボ ○-○

相変わらずモダンは初見デッキと当たらないといけない決まりでもあるのか?

G1 先手。≪貴族の教主≫から2T目≪カマキリの乗り手≫で4点、3T目は≪サリアの副官≫×2で6点、4T目は≪反射魔道士≫でマナクリどかして11点。おかげで相手のデッキわからんかった。

G2 ≪帆凧の掠め盗り≫で≪崇拝≫を抜いて、≪守護フェリダー≫を見てようやくデッキを確認。≪群の祭壇≫とフェリダー×2であわやコンボ成立するところ、≪四肢切断≫をサイドインしておいたおかげで事なきを得る。≪地平線の梢≫のライフペイ絡めて瀕死にはなったものの≪反射魔道士≫がフェリダーをバウンスし続けて勝ち。


R3 バーン ○-○

パック欲しさにIDを申し込むも蹴られたのでやることに。

G1 後手。≪ゴブリンの先達≫スタート。こういうマッチに限って≪地平線の梢≫をよく引き、≪大歓楽の幻霊≫でライフ4まで詰められる。が、こっからお相手の引きが悪く土地と速攻クリーチャーのみ。バイアルから≪サリアの副官≫でタフ4の警戒軍団を形成し無理やり逆転。

G2 ゴブリンガイド、速槍、≪ボロスの魔除け≫と攻め立てられる立ち上がり。≪オーリオックのチャンピオン≫こそ≪流刑への道≫で飛ばされるが、≪罪の収集者≫で≪頭蓋割り≫を抜いて≪秋の騎士≫⇒≪幻影の像≫で8点ゲインしたところでお相手投了。


3-0で25パックをゲット、こういうときはまわらなくてもいいんだよ(怒)
昨日から合わせて2BOXいくかいかないか程度の回収。損得の問題ではないが。


色々と失意しつつ、少し離れた焼肉屋で大分勢惨敗残念会。
豚トロとわさびってあうんですね。


翌朝はいーさんと名古屋から帰宅するルートを取り、静岡名物さわやかハンバーグを楽しむなど満喫。
結果は惨敗でしたが、いつもどおり次に活かします。
次に活かしますと言わなくて済むようになりたいですね。


見ていろ静岡、地べた這いずりまわり泥水をすすることになっても来年また戻ってきてやる。
次くるときは日本選手権ですかね、ではまた次回。OCCでお会いしましょう。

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