霊気紛争プレビュー　個人的雑感集

カラデシュ・ブロック　セカンドエキスパンション「霊気紛争」は1/20日発売！

宣伝は基本。とりあえず２ＢＯＸ予約しました。

本題は公式プレビュー１日目現在で気になったカードについて適当につらつらと。


・策謀家、テゼレット
初期忠誠度５。
+はタップ＆サクリファイス：オールカラーマナファクトトークンの生成。芸術品（笑）

小-は対象のクリーチャーに自軍アーティファクトの数分の+Ｘ/-Ｘ修整。-能力としてはもう一声ほしい。

奥義は戦闘開始時にアーティファクトを5/5にする紋章。いつもの。

決して弱くはない・・・弱くはないが、単体ではあまりにも何もしなさすぎる。
置いておくだけでアドを稼いでくれるタイプのＰＷではないので、奥義を前提に軽さ活かしての４積で連打するくらいの構築が必要？
ギデオンの誓いと合わせてキャストからターン帰ってくれば奥義が撃てるが、そこまでしても毎ターン確実に5/5が出てくるわけでもなく。
アーティファクトトークン版の苦花でも出ない限り現状では難しそう。


・不撓のアジャニ
初期忠誠度４。
+はトップ三枚からのパーマネント限定擬似ドロー。土地が対象外だったり、単体でハンドアドを稼いだり非常に色らしからぬ能力。

-はソープロ。重さ的に自軍の生物を農場送りすることもありそう。

奥義は自軍全生物への+カウンター5個ずつの配置、さらに自軍ＰＷにもカウンター5個増量。派手なのか地味なのか・・・恐らく+2能力を持っていることとマナコストの重さが衝突して中途半端になったのでは。

下馬評では使いにくいとの声多数、基本的には同意見・・・がゲートウォッチ配備から出てくるＰＷとしては多分最高の１枚。+能力でＰＷもサーチできることを考えるとやはりＰＷコントロール向け。といってもマナを伸ばして坊主めくりするなら霊気池があるので、やっぱり構築級には今一歩及ばずか。


・Fatal Push
日本語名は《致命的な一押し》・・・？イラスト的には突き落とし、って感じですが。

効果はＣＯＭ２以下のクリーチャー破壊。１マナで。

・・・うそやん、待望の黒１マナインスタント単体除去がこうもあっさりとアンコで。このうえまさかのマナコスト参照、紛争達成で4マナまで届く柔軟ぶり。コプターを撃ち落とせるどころの騒ぎではない。
スタンでは紛争達成までやろうとすると、コントロールに寄せるほど難しくなるか。死の重みの上位存在的になりそうだが、果たして。

　　
・ヤヘンニの技巧
全体への-3/-3修整。ＣＯＭ３マナ以下フリースペルのおまけつき。
構築級の軽量生物にまともなタフ4はいないので、光輝の炎よろしく普通に神の怒りとして機能するであろう優秀な全体除去。この手のラスとしては黒いのが非常にすばらしい。
踏み倒しのほうはリリアナだの剥ぎ取りだの夢が広がるが、破滅の道や火力でギデオンもろとも倒せたり、普通に更地に生物たってるだけでもただつよ。
デッキが重くなるほど使いにくくなる追加能力だが、正直-3/-3修整だけでも割とがっつり貴重である。上の１マナ除去と合わせて黒の除去が一気に充実。



・スラムの技巧
まさかの技巧サイクル。カードパワーにばらつきはありそうだが。

白の技巧は３体の霊気装置生成。トークン生産効率としてはまずまずだが、最終的なコスパはおまけのフリースペル次第。
単純に永遠の見守り張るだけでもやたら強そうだが、アグロのツーアクションとして使うだけでも強い。モダンの祖先の幻視よろしく、フリースペルで使えるところに着目して何か悪いことを考えたい。


とりあえず衝動のままにここまで、次はフルスポイラーきてから？