スタンダード環境も１段落、今回は楽しくマジックする（？）ためのデッキを作ります。
今回はいつも以上にインスピレーションをかきたてられるこのカードにスポットを当て、スタンダードに新風を吹き込んでいきましょう。
《永遠の造り手、ラシュミ》
Rashmi, Eternities Crafter / 永遠の造り手、ラシュミ (２)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
あなたが各ターンのあなたの１つ目の呪文を唱えるたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それが、その呪文よりも点数で見たマナ・コストが小さい、土地でないカードであるなら、あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その公開したカードを唱えないなら、それをあなたの手札に加える。
2/3
（ＭＴＧＷｉｋｉより）
通称「続唱っぽいアレ」。
ストーリー上では割合出番のあるキャラクターのようですが、構築ではさっぱり。
といいつつ、中々書いてあること自体はアドアドしいのでぜひとも使ってみたい！と思い立ったが吉日。早速手元にあるパーツで組んだのがこちら。
【ラシュミ・プリズン】
土地 ２４
植物の聖域 ２
伐採地の滝 ４
島 １８
クリーチャー ４
永遠の作り手、ラシュミ ２
奔流の機械巨人 ２
スペル ３２
抜き取り検査 ２
予期 ４
瓶詰め脳 ４
否認 ２
虚空の粉砕 ４
乱動の握撃 ３
岸の飲み込み ４
天才の片鱗 ３
腹黒い意思 ２
熟読 ２
水の帳の分離 ３
サイドボード １５
氷の中の存在 ４
即時却下 ２
儀礼的拒否 ２
人工物への興味 ３
祝祭の開幕 ２
否認 １
慮外な押収 １
赤文字は電波カード。
コンセプトカードが電波扱いなのは実際電波だから仕方がない。
前環境で一定期間環境に姿を現し、そして生き残れず消えていったいわゆる「プリズン・ブルー」系のコントロールデッキ。
タップとバウンスでお茶を濁しつつ、ドロースペルで手札を整え《水の帳の分離》から土地で殴りきる。
ラシュミを使うにあたり、デッキに求められるのは
①能動的にスペルを使えること
②ラシュミを出した後守るためのカードがあること
③マナコストがデッキ全体でばらけていて、かつ大きめのコストもあること
の３点では？と発想。そこで延々とスペルを唱える上にフィニッシュが重い青単プリズンに着目、元々生物なんてロクに入っていないのでラシュミねじ込むくらいならなんとかなる。
デッキ全体のマナコストがばらける上に、スペルがこれだけあるのなら！と思い切って電波に振り切り瓶詰め脳投入。
青巨人は正直勝ちたいから入れた。二律背反の複雑な電波心。実際このデッキだと延々と《岸の飲み込み》を連打する機械巨人になれる。
【運用してみた】
課題①
《瓶詰め脳》って弱・・・ッ！！！
いやわかってはいたが。スペル版《霊気の薬瓶》といえば聞こえはいいが、実態はそう都合よく溜まっていくカウンターに合わせてスペルを使えることはありえない。《予期》を踏み倒せればいいほうで、３・５マナ圏なんて目も当てられずまともにキャストできた試しがなかった。空振りも多々。煮詰まったときに引くと全力で投げ捨てたくなる。
ただ、ハマッたときの強さはやっぱり快感。《熟読》を１マナで撃てた時の喜びは筆舌に尽くしがたい。水の帳の分離を踏み倒したり、覚醒で撃ったこれを《腹黒い意思》でコピーして12/12の土地と追加ターン2回とか夢がありすぎた。
占術はラシュミとのシナジー意識だったが、実際にはまるでシナジーする場面はなかった、残当。たいていの場合、水の帳の分離を踏み倒した後の追加ターンで次の帳を探すためにアップキープに占術６することが殆ど。
課題②
ラシュミが使いにくすぎる
知ってた。
４マナという重さがネックすぎて、マナをきちんと伸ばしたり盤面綺麗にしたり、瓶詰め脳を添えるなどちゃんとお膳立てしないとまともに運用できない。
おまけに苦労して守って生きたままターンが帰ってきても、普通にただのキャントリップ呪文を作るのが精一杯。スペルがでればまだいいほうで、大体土地がめくれてお通夜。
水の帳の分離から熟読だの天才の片鱗だの腹黒い意思だのめくれたときは変な笑いがでるが、正直オーバーキル。続唱と根本的に違うことは頭では理解していたが、やっぱりなにかしら継続的なトップ操作手段が必要か。
【結論】
《奔流の機械巨人》が強い
ラシュミを活かせるデッキはこれじゃない。
シナジーがたりないというか、ラシュミ出して延々とアドを稼ごうとするにはこのデッキでは悠長すぎた。岸の飲み込み撃たないと死ぬデッキなのに、ラシュミが全体バウンスにキャントリップつけて手札に帰還するちょっとしたギャグをやろうとして組んだわけじゃないから。
ちなみに青巨人から岸の飲み込みをループする動きはゲロ強いので、瓶詰め脳とラシュミ抜いてきちんと組んだらこのデッキかなり強いと思います（）
これはこれで楽しかったですが、次回はもうちょっとまともな方向性でいこうと思います。具体的にはスゥルタイ昂揚です。
他にもなんかラシュミ先生を有効活用できそうな方法いろいろ募集中です。
ではまた次回。
今回はいつも以上にインスピレーションをかきたてられるこのカードにスポットを当て、スタンダードに新風を吹き込んでいきましょう。
《永遠の造り手、ラシュミ》
Rashmi, Eternities Crafter / 永遠の造り手、ラシュミ (２)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
あなたが各ターンのあなたの１つ目の呪文を唱えるたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それが、その呪文よりも点数で見たマナ・コストが小さい、土地でないカードであるなら、あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その公開したカードを唱えないなら、それをあなたの手札に加える。
2/3
（ＭＴＧＷｉｋｉより）
通称「続唱っぽいアレ」。
ストーリー上では割合出番のあるキャラクターのようですが、構築ではさっぱり。
といいつつ、中々書いてあること自体はアドアドしいのでぜひとも使ってみたい！と思い立ったが吉日。早速手元にあるパーツで組んだのがこちら。
【ラシュミ・プリズン】
土地 ２４
植物の聖域 ２
伐採地の滝 ４
島 １８
クリーチャー ４
永遠の作り手、ラシュミ ２
奔流の機械巨人 ２
スペル ３２
抜き取り検査 ２
予期 ４
瓶詰め脳 ４
否認 ２
虚空の粉砕 ４
乱動の握撃 ３
岸の飲み込み ４
天才の片鱗 ３
腹黒い意思 ２
熟読 ２
水の帳の分離 ３
サイドボード １５
氷の中の存在 ４
即時却下 ２
儀礼的拒否 ２
人工物への興味 ３
祝祭の開幕 ２
否認 １
慮外な押収 １
赤文字は電波カード。
コンセプトカードが電波扱いなのは実際電波だから仕方がない。
前環境で一定期間環境に姿を現し、そして生き残れず消えていったいわゆる「プリズン・ブルー」系のコントロールデッキ。
タップとバウンスでお茶を濁しつつ、ドロースペルで手札を整え《水の帳の分離》から土地で殴りきる。
ラシュミを使うにあたり、デッキに求められるのは
①能動的にスペルを使えること
②ラシュミを出した後守るためのカードがあること
③マナコストがデッキ全体でばらけていて、かつ大きめのコストもあること
の３点では？と発想。そこで延々とスペルを唱える上にフィニッシュが重い青単プリズンに着目、元々生物なんてロクに入っていないのでラシュミねじ込むくらいならなんとかなる。
デッキ全体のマナコストがばらける上に、スペルがこれだけあるのなら！と思い切って電波に振り切り瓶詰め脳投入。
青巨人は正直勝ちたいから入れた。二律背反の複雑な電波心。実際このデッキだと延々と《岸の飲み込み》を連打する機械巨人になれる。
【運用してみた】
課題①
《瓶詰め脳》って弱・・・ッ！！！
いやわかってはいたが。スペル版《霊気の薬瓶》といえば聞こえはいいが、実態はそう都合よく溜まっていくカウンターに合わせてスペルを使えることはありえない。《予期》を踏み倒せればいいほうで、３・５マナ圏なんて目も当てられずまともにキャストできた試しがなかった。空振りも多々。煮詰まったときに引くと全力で投げ捨てたくなる。
ただ、ハマッたときの強さはやっぱり快感。《熟読》を１マナで撃てた時の喜びは筆舌に尽くしがたい。水の帳の分離を踏み倒したり、覚醒で撃ったこれを《腹黒い意思》でコピーして12/12の土地と追加ターン2回とか夢がありすぎた。
占術はラシュミとのシナジー意識だったが、実際にはまるでシナジーする場面はなかった、残当。たいていの場合、水の帳の分離を踏み倒した後の追加ターンで次の帳を探すためにアップキープに占術６することが殆ど。
課題②
ラシュミが使いにくすぎる
知ってた。
４マナという重さがネックすぎて、マナをきちんと伸ばしたり盤面綺麗にしたり、瓶詰め脳を添えるなどちゃんとお膳立てしないとまともに運用できない。
おまけに苦労して守って生きたままターンが帰ってきても、普通にただのキャントリップ呪文を作るのが精一杯。スペルがでればまだいいほうで、大体土地がめくれてお通夜。
水の帳の分離から熟読だの天才の片鱗だの腹黒い意思だのめくれたときは変な笑いがでるが、正直オーバーキル。続唱と根本的に違うことは頭では理解していたが、やっぱりなにかしら継続的なトップ操作手段が必要か。
【結論】
ラシュミを活かせるデッキはこれじゃない。
シナジーがたりないというか、ラシュミ出して延々とアドを稼ごうとするにはこのデッキでは悠長すぎた。岸の飲み込み撃たないと死ぬデッキなのに、ラシュミが全体バウンスにキャントリップつけて手札に帰還するちょっとしたギャグをやろうとして組んだわけじゃないから。
ちなみに青巨人から岸の飲み込みをループする動きはゲロ強いので、瓶詰め脳とラシュミ抜いてきちんと組んだらこのデッキかなり強いと思います（）
これはこれで楽しかったですが、次回はもうちょっとまともな方向性でいこうと思います。具体的にはスゥルタイ昂揚です。
他にもなんかラシュミ先生を有効活用できそうな方法いろいろ募集中です。
ではまた次回。
コメント